新刊
きみの話を聞かせて しろさめ作品集

きみの話を聞かせて しろさめ作品集(小学館集英社プロダクション)

全編透明水彩画で描かれたイラスト作品に、描き下ろしのショートコミックを大幅に加えた、待望の作品集!

  • 泣ける
  • かわいい
新刊
はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

  • 笑える
  • びっくり

わたしの心のなか」 ママの声

わたしの心のなか 作:シャロン・M・ドレイパー
訳:横山 和江
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2014年09月19日
ISBN:9784790232940
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,511
みんなの声 総数 3
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

3件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • このシリーズはシリアスな話が多いです。
    世界にはいろんな状況の子どもがいるんだなあと
    考えさせられるシリーズです。
    これは、脳性まひの障害を持つ少女が主人公。
    でも、体が動かない以外、頭の中は
    かなり明瞭でいろんなことを考えている少女なんです。
    でも、話すこともできないし、体も不自由。
    いろんなことを苦痛に思いながら表現できないもどかしさ。
    それが、ダイレクトに伝わりました。
    障害者という色眼鏡を持つことが
    その人個人を理解するということの妨げになるんだなあと
    しみじみ思いました。
    安易なハッピーエンドなお話ではないところもまた
    興味深かったです。

    投稿日:2014/10/09

    参考になりました
    感謝
    2
  • 応援したくなります。

    想いを伝えられない表現できないって、どれだけ辛いものでしょうか。
    切なくやるせない思いにもなる本ですが、ある機械の登場によって解決される様に、読み手も嬉しくなることと思います。
    本は、自分とはまた違った環境や境遇で生きる人々を知り、何かを感じること、それも大きな意義ですね。

    投稿日:2021/01/27

    参考になりました
    感謝
    1
  • 共に生きる社会とは?

     主人公は、自由に体を動かせず、言葉を話すことができない11歳の女の子、メロディ。でも、メロディの頭の中は言葉でいっぱい。記憶のすべてに言葉が伴い、言葉は意味を持っている。でも、みんなはそのことを知らない。メロディは伝える術を持たない・・。

     そんな中、コミュニケーションを助ける機械を得たことから、メロディの世界は大きく変わっていきます。

     「相手の身になって・・」とはよく言われることですが、置かれている状況が違う人の気持ちを推し量るのはなかなか難しいです。でも、主人公のメロディの気持ちに寄り添いながら読むと、彼女の苛立ち、悔しさ、人間関係の難しさを、自分のこととして受け止めることができます。本を読むといろんな人生を経験できます。

     「メロディは、実は賢い子どもだった」という話に終わらせずに、周りの人間や社会の現実、未熟さ、人間関係の複雑さが描かれています。読んで終わりではなく、読んだ人には、「共に生きる社会とは?」という課題が与えられているように思いました。

    投稿日:2015/10/15

    参考になりました
    感謝
    1

3件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

みんなの声(3人)

絵本の評価(4.25)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット