「おぎょうぎのよいペンギンくん」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

長いんですけど、最初から最後までとにかく面白くて、それでいて大切なことを教えてくれるお話でした。
ペンギンくんはマナーを知らないので、アライグマが教えることにしたんですが、マナーの素晴らしい人、そうでない人が登場し、それぞれ解説してくれます。マナーの悪い人は反面教師に。その通りですね。
そして、さりげなくそこここに敬語が散りばめられています。「おっしゃる」とか、なかなか子供は聞く機会もないし、聞かないから知らないし、使うこともないですが、日本語の素敵な尊敬語や謙譲語など、日頃から耳にするのは良い事だと思います。ですが、なかなかそんな機会がないので絵本でさらっと聞かせてあげられるのは良いと思いました。

絵がとにかく可愛いのと、鮮やかな緑色の表紙に魅かれて手に取りました。

おぎょうぎの悪いペンギンくんがアライグマの丁寧な指導によりマナーを学び、おぎょうぎのよいペンギンになる絵本。

「マナーなんて知らない」
と言ってぽたぽたと涙を落とすペンギンくんの姿が可愛くて慰めたくなってしまうけど、確かにマナーって教えてもらわないとわからないことだなーとしみじみ感じました。

“思いやりのきもちさえあればマナーは簡単なこと”
とありますが、そう、確かにそうなんですけど、まずは思いやりの気持ちってどう表現すればいいの？そんなところから、自分の子どもには教えてあげようと思いました。

あと、人の良いところを真似する、悪いところは反面教師にする、
そんなところも描かれていて、わかりやすくていいなと思いました。
マナーを１から考えるのにおすすめの絵本です。

子供が学校の図書館で借りてきました。
アライグマさんが一生懸命、かしこまった言葉でマナーを
教えるのですが、ペンギンくんがとんちんかんな受け答えを
しながら、ひとつひとつ覚えていこうとするのですが・・・。

とにかく会話が楽しいです。
息子も私も、つぼにはまって大笑いでした。
５，６歳〜とありますが、小学生になってからのほうが
良いでしょうね。

ちょっとしたマナー本です。
かなり長々と先生役のアライグマが語ったりするので
低年齢ではずっと聞いていることは難しいかもしれません。
４歳の娘も、絵が大好きなおさるのジョージのものだったので
絵見たさに我慢して聞いていたようですが
内容はわからなかったようです。
もう少し大きくなったら、もっと真剣に取り組みたい一冊です。

絵本というよりは児童書です。
小学校の低学年では、この面白さが分かりにくいかも知れません。
絵本から、児童書に移っていくころにおすすめです。

ペンギンくんと、アライグマのやりとりがとても楽しいです。
そこへ加わったシャムネコさんも、おしゃれな会話をします。
ペンギンくんは、とても素直で良い生徒さんですね。
新しいことを身に着けるとき、教えてくれる人の言葉を素直に聞くことがとても大切です。

でも、ちゃんとしたマナーを身に着けてないペンギンくんですが、
良い所もいっぱいあります。
だから、まわりのひとは助けてくれるのですね。

ユーモアたっぷりのおはなしです。