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きみとぼく(文溪堂)

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きはなんにもいわないの」 ママの声

きはなんにもいわないの 作:片山 健
出版社:復刊ドットコム 復刊ドットコムの特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2014年09月
ISBN:9784835451114
評価スコア 4.58
評価ランキング 5,403
みんなの声 総数 71
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57件見つかりました

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  • 子どもと過ごす心地よい距離間

    先日、どうしても一人で出かけたい用事があり、2歳の息子を夫に託して出かける時に、この本を渡しました。面倒見ておいてねと言うと、本当にしっかり見てくれる真面目な人なので、「このぐらいゆったりでいいのよ」と伝えたかったのもあって。

    帰ってきた時には、好き放題おもちゃを散らかして遊ぶ息子のそばに夫が倒れていました(笑)
    ちゃんとうんちのおむつは替えてくれてあったし、適宜おやつもあげてあって、なにより息子がご機嫌で過ごしていたことがわかって、とっても嬉しかった!

    私には「なんにもいわないの」な夫ですが、「子どもと過ごす、ちょっぴり大変だけど心地よい距離間」みたいなものが生まれたように見えました。

    投稿日:2020/10/27

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  • お父さんとは。

    お父さんとは、背中で語る人。そんなのは昔のことかもしれないけど、黙って子供を見ていてくれる。子供にとっては安心できる存在でいる。
    この本のすーくんのお父さんは、子供との遊び方を心得ているんだと思います。私にはとても真似できないですが、凄くいいお父さんだなーと感じました。

    投稿日:2015/06/30

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  • この本を読んで、なんだか今までの自分が恥ずかしくなりました。

    子供ってただ寄り添ってあげるだけで十分。
    親や周囲があれこれ口出ししなくても、みんな生まれつき自分で成長する力も、自分で楽しむ力も持っているのだなあ、と反省。

    そしてそこで思い出したのは、母から聞いた曽祖父の話。
    曽祖父は晩年、一日中居間に座って一日を過ごしていたそうですが、なぜかその周りにはいつも子供たちが集まり、寝っ転がったり、絵をかいたり、本を読んだりして思い思いに過ごしていたとか。
    何もしないけど、ゆったりと座ってくれている曽祖父のような存在が子供には大事なのかもしれません。

    子供に対してついつい手や口を出し過ぎたり急がせたりしてしまう毎日だから、時々立ち止まって自分自身に
    「きはなんにもいわないの」
    と言い聞かせることにします。

    投稿日:2015/06/26

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  •  学生時代、先生が授業中、雑談の中で「子育ての極意」を教えて下さいました。

     それは 「目をかけて、手をかけない」子育て。

     しっかり見守り、子どもが自分で成長していくようにするのが大事だと。手をかけないようにはするけれど、もちろん、「目をかけない」のは論外。しっかり子どもを見るのは大事で、見守る中で、必要な手はかけていく。

     授業内容は忘れてしまいましたが、この雑談中の言葉は覚えています。二十歳くらいの私でしたが、とても納得できたのだと思います。今、自分の子育てを振り返って、実践できたかどうかは別ですが(苦笑)

     そんなことを、思い出させてくれた絵本でした。

     ゆったりと穏やかな時間が流れる、とても素敵な父と子の絵本ですね。

    投稿日:2015/06/11

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  • 深いなぁ〜。

    現実的には不可能だけれども、とっても想像力豊かな本だなと思います。お父さんによじ登るということですよね? そして、それで枝の上に建ちあがるというのは、人間の状態だったらどういう感じなんだろう?と、ついつい考えてしまいますし、鳥の糞攻撃にはまだ耐えられたとしても、犬のおしっこは、もし自分が木に扮していたら、絶対嫌だなぁ。

    でも、これってもしかしたら実際は、登っていなくて、単に想像がイメージ化されたのかもしれませんね。もしくは、もっと大きなスパンスで見たら、親としてあり方を表しているのかな。親は、どんな時も子どもを見守っているということの暗示とか...

    やっぱり片山健さんの絵本は、独創的で、とても奥深い気がします。

    投稿日:2015/06/08

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  • たまたま「テレビ絵本」で見て強烈に覚えていました!
    シンプルだけど、とっても深くて親にも子供にも心の栄養になる絵本だと思いました。良い絵本が復刊しました!

    3歳の息子は「ほえ〜」という感じでぽかーんとテレビ見ていましたが、見入っているという雰囲気でした。お父さんが木になってしまうというお話に「一体どうなっちゃうんだろう?」って感じでしたでしょうか?
    手元に置いて何度も何度も読んであげると成長とともに内容をその時期に応じて感じ取っていけるような絵本だと思います。

    少子化に孤育てと言われ、早期教育に熱を入れる今の時代の子育て状況、父母共に口も手もついつい出しすぎてしまうのですが、この絵本を読むと「子育てってこうなんだ!」と曇り空がすかーんと抜けるような感覚を味わいました。

    子どもたちの日常生活ではいくつも小さな壁にぶつかることってあります。子どもはすぐに「どーしたらいいの?」「ママやって!」って言って親もすぐに助言したり手助けしたり…でも大きくなって親の手元から少しずつ離れていくと一緒の空間にいない時間も増えてきます。子どもが困っていても助言も手助けもできなくなります。

    この絵本を読んで、あ。そうなんだ!必要に応じては目先の手助けも大事だけど、絵本のおとうさんみたいに「きはなんにもいわないの」ってデーンと構えて見守ることが子どもをより安心させ壁を乗り越える勇気を与えることなのかもなぁと思いました。

    投稿日:2015/06/06

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  • パパのセリフは口パクで

    お父さんに「木になって」とお願いした男の子。お父さんは本当に木になってくれました。
    男の子がいろいろ話しかけても、お父さんは木だからだまってじっとしているだけ。(きはなんにもいわないの。)という心の声だけで通じています。
    (かっこ)部分のセリフを口パクで読むと、子どもたちは大喜びでした。
    だまっていても心が通じる関係って素敵だな思います。片山健さんの味のある挿し絵は眺めているだけで温かな気持ちになりました。

    投稿日:2015/02/19

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  • 子どもとの関わりのお手本

    「ねぇ おとうさん きに なって。」という すーくんの一言で本当に木になってしまったお父さん。

    本物の木のように、すーくんが話しかけても何も言わず、黙ってあたたかい目で優しく見守るお父さん。
    子どもが「ママ、できない。やって!」というと、ついついすぐにやってしまうのですが、すーくんのお父さんのように、子どもの可能性を信じて、“あえて見守る”ということも大事だなぁと思いました。

    これは、子どもための本というよりは、子どもを持つ親のための絵本です!
    時には私も木になり、「きは なんにも いわないの。」と、子どもを信じて優しく見守ることにします。

    投稿日:2020/10/26

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  • なにもいわなくても 受賞レビュー

    「なんで おとうさん、なんにも いわないの?」

    初めてこの絵本を読み聞かせた時に、4歳の娘が呟いた一言です。

    「何でなんだろうねぇ。」

    と私が答えると、うーんと考えて、

    「わかんない。」とにこっと笑いました。

    そしてこの絵本を抱えて夫の方へ走り寄り、

    「こんどは とーしゃん よんで。」

    と、読んでもらっていました。

    どうやら気に入ったようです。

    なんにも言わなくても、おとうさんがすーくんを心から愛していることが伝わっていたんだろうなと思います。

    母である私では、こうはいかないなぁ。

    憧れはあるけどなぁ。

    あれやこれやと言いたくなるのはぐっと堪えることができるかもしれない。

    でも、『こわいよ おかあさん どうやっておりるの?』なんて言われたら、「おいで。大丈夫だよ。」と、ぎゅーっと抱きしめたくなってしまう。

    こんなに静かに、揺らぐことなく力強い父性を夫も発揮する時が来るのだろうか。

    いつも穏やかで頼りなく感じることすらある夫が、娘に「きは なんにも いわないの」と語りかける姿を見ながら、そんな事を考えました。

    投稿日:2020/10/27

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  • なんにもいわない事の難しさ

    我が子が、木の登り方が分からなくて困っていても、虫に怯えていても、なかなか木から降りられなくても、何も言わずに見守るお父さん。
    これがお母さんなら、なかなかそうはいきません。「その枝に足をかけて!」「あぁ、気をつけて!」とハラハラしながら声をかけるし、虫に刺されないよう虫除けスプレーを吹きかけるし…。
    怪我をするリスクは減らせるかもしれませんが、長い目で見れば黙って見守る方がずっと子供の成長に繋がるはず。
    分かってはいるのですが、私はなかなか木にはなれそうにありません。お父さんと息子は、こういう関係が理想的なのかも。

    投稿日:2020/10/27

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