新刊
はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

  • 笑える
  • びっくり

かえるの 竹取ものがたり」 みんなの声

かえるの 竹取ものがたり 文:俵 万智
絵:斎藤 隆夫
出版社:福音館書店
税込価格:\1,980
発行日:2014年09月20日
ISBN:9784834081213
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,031
みんなの声 総数 7
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

7件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 6歳と8歳のこどもたちと読みました。

    古典の「竹取物語」の雰囲気をそのままに、省略して簡単にした内容でした。

    作中の和歌の一部や、「不死の薬」を燃やした月に最も近い山が「ふじさん」になったというエピソードなど、普通の子供向けの「かぐや姫」にはないような内容まで丁寧描写に描写されています。
    最近は冒険物ばかりを好む8歳の息子も、ドキドキした様子で魅了されていました。

    古典の雰囲気があるので、文章だけでは難しくとっつきにくそうですが、登場人物が「カエル」の姿で表現されているので、すんなり絵本の世界に入り込んでいけました。

    投稿日:2015/12/20

    参考になりました
    感謝
    1
  • なぜかえる?と思いましたが。

    竹取ものがたり(かぐや姫のお話)が、登場人物をかえるに置き換えて語られます。

    表紙をみた瞬間「なぜ、かえる??」と思いましたが、俵万智さんの文ということにも惹かれ、読み進めました。

    読んでみて、なるほど!でした。

    斎藤隆夫さんの絵は、絵巻の構図にのっとっていて、どのページもきらびやかで美しいです。さらに、登場人物がかえるであることで、物語のフィクション感や、絵の可愛らしさとユーモアが増し、丁寧に、丁寧に読み進めました。

    絵巻や掛け軸は、なんとなく敷居が高い気がしますが、こんなに楽しいものなんですね。

    俵万智さんの、落ち着いた美しい文章も魅力です。

    いい本に出会えたな、と思う一冊でした。
    平家ものがたりも、読んでみようと思います。

    投稿日:2021/12/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • かえるでは、美しい顔がわからない?

    人間の顔が、かえるになっているだけの竹取物語ですが、

    どうも私には、かえるの顔では、美しいかぐや姫が想像できなく

    て、かえるの顔のインパクトが強すぎました(笑)

    でも、面白いのは確かなのですが、美しい顔がなくて、かえるの

    顔に笑えました。

    投稿日:2019/06/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • この絵本は、なんといっても物語がカエルで描かれているところに、面白さとインパクトがあります。正直、これが人間で描かれていたならば、竹取物語を今さら手にとって読もうとは思わなかったと思います。

    カエルに釣られて読んでみた絵本ではありますが、おそらく数10年ぶりに読んだからでしょう、ストーリーをあやふやに記憶していたため、とっても新鮮な気持ちで読むことができました。読み進むにつれ、ストーリーに引き込まれるので、カエルが着物を着てようが、髪を伸ばしていようが、二本足で歩いていようが全く気にならず、楽しく爽快に読めました。

    絵のタッチも物語に合っており、大き目サイズの絵本なので迫力もあります。物語の流れから、富士山がなぜ「ふじさん」と呼ばれるようになったのかの経緯も書いてあります。親子で楽しめるお勧めの一冊です。

    投稿日:2016/09/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • ストーリーは古典そのまま

    竹取物語をあまり省略せずに、大事なポイントが全部出ています。

    ただ、人の顔がかえるになっているだけ。

    実は、もっとかえるっぽい展開を期待していたのですが、普通の竹取物語でした。

    でも、「美しい」かぐや姫の顔が、月に帰るときなど正面からよく描いてありますが、美しいのか、他のかえると見比べましたが、難しいです!

    絵に、意外性はありました。

    投稿日:2016/02/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • なんでカエルなの?

    『竹取物語』のカエル版ですが、奇をてらったものでも、パロディでもなく、真剣に取り組んでいるところに感じ入りました。
    俵万智さんの文は、ユーモアを含みながら、きめ細やかで、登場人物がカエルであることに全然関わりを感じません。
    カエルを登場させたのは斎藤隆夫さんでしょうが、こちらもカエルであることに頼っていません。
    異色ではあるけれど、とても美しい物語絵本だと思いました。

    投稿日:2014/12/26

    参考になりました
    感謝
    0
  • 何とまあ美しい絵本でしょうか。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    登場人物は皆かえる。私はかえるが得意ではありませんが、この本に登場するかえるはどれも愛らしい。富士山の名の由来も知れて、竹取物語ってこんなお話しだったんだと、俵万智先生のわかりやすい文章で読み進めることが出来ました。

    投稿日:2014/11/14

    参考になりました
    感謝
    0

7件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / おでかけのまえに / ちょっとだけ / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(7人)

絵本の評価(4.5)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット