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子どもの視点に立ってみると、世界ってほんとに広くて 不安でどきどきしてしまうのだよなあと思いました。 大きくなってしまった今でも、私はよく迷うヒトなので どきどきしたりはするのですけど、でも、子どもの時の どきどきとはもう比べ物にならないくらいですよね。 主人公の「ぼく」より少しだけ大きなおにいちゃん達の 気持ちもわかるなあ。ちょっといじわるしてみたく なる気持ち。でも、弟を見失ってしまってすごく焦る 気持ち。弟と無事出会えた時のほっとした気持ち。 まいごりらを探すのも楽しかったです。
投稿日:2017/03/05
6歳の息子と3歳の娘に読みました。 絵といい、物語といい、とにかく力強い印象をうけました。 迷子になった弟君が見開きで顏に涙をうかべてぐっとこらえるページなどは、思わず親も引き付けられます。 子ども達の低い視点で見たショッピングセンター、あるいは俯瞰でみた景色、あるいはもっと低い第三者からみたところ、色々な角度から描かれていて面白い絵本だなあと思いました。 ちなみに子供たちは、おまけのゴリラ君探しが楽しかったようです。
投稿日:2016/10/24
7歳5歳の娘たちと読みました。 お兄ちゃんたちとショッピングモールにきた「ぼく」一人でトイレに行っている間にお兄ちゃんたちがいなくなってる!お兄ちゃんたちはわざと弟の様子を近くで見てるんです。なんてひどいお兄ちゃんたちー!でも、そのうち、弟が見えなくなって焦るお兄ちゃんたち。ちょっとからかってしまったんですね。 この絵本は弟目線で描いてあるので、子供から見る世界ってこんな感じなんだな、怖いだろうなとドキドキ感がすごく伝わってきます。 長女もテーマパークで迷子になって焦っていたことがあり、もう迷子恐怖症になってしまっています。きっとこんな感じだったんだろうな。とっても反省しました、改めて。
投稿日:2015/08/08
おにいちゃんたちと一緒にショッピングモールにきました。 そしてトイレに行きます。 男の子はちゃんとトイレをすまして戻ってきたのに おにいちゃんがいません。 実はお兄ちゃんたちが弟を焦らせようと隠れていたのです。 でも弟は必死になってお兄ちゃんを探します。 かわいそうと思いつつもこういういたずらってしたくなりますよね。 でもお兄ちゃんたちは本当に弟を見失ってしまうのです。 そこで焦ったのはお兄ちゃんたちです。 あえるのか?とドキドキしながら読みました。 迷子ってもしかしたら子供が悪いわけではないのかもしれませんね。 ママがかいものに夢中になってしまったりしていることも 多いのかも知れないなと反省しました。 子供目線で描かれているので不安感が伝わってきてドキドキします。 あえてよかった!
投稿日:2015/06/26
図書館から借りてきて、6歳と11歳の娘たちと読みました。 できたばかりのショッピングモールに、お兄ちゃんたちとやってきたぼく。 一人でトイレに行っている間に…あれ? おにいちゃんがいない!!! 最初、お兄ちゃんたちがわざと隠れたとわかるシーンでは、 思わず娘たちと、「お兄ちゃん、ひどい!!!」と言ってしまいました。 こんな風に、一人で迷子になったらどうする? 娘たちとハラハラしながら、だんだんこっちも不安になりつつお話を読みました。 最初は「うー、おにいちゃん意地悪だぁ〜!!」と言っていた私たちですが…。 あぁ、良かった。 おにいちゃんたち、みんな意地悪じゃなかった(^^)!! あまりにお話に惹き込まれすぎて、最初は「まいごりら」探しに気付かなかった娘たち(笑)! 全ページに「まいごりら」が隠れているとわかると、 今度はまいごりら探しに夢中でした。 フードコートとトイレのまいごりらに、娘たちは「こんなところに!!(^^)」 お話もまいごりら探しも夢中になって楽しみました。 シゲリカツヒコさんの絵も素晴らしくて、ため息が出ました。 娘たちは雑貨屋さん(?)のガラスのシーン、 私は見覚えのある本がたくさん描かれている本屋さんのシーンが大好きです。 大人も子供も、ぐっと惹き込まれて感情移入してしまう素敵な本でした。 おにいちゃんたちの気持ちもよくわかって、最後はすごーく安心しました(^^)。 次女がとても気に入っていました。
投稿日:2015/06/21
パッと表紙絵を見たとき、この作品はアメリカの絵本だと思っちゃいましたが、よく見たら日本人の作家の作品で、ちょっとびっくりしました。 作品の世界観とか、子どもの描き方とかがとてもアメリカ的なイメージがします。 設定や物語の流れは読みやすくていいなと思いました。 絵もはっきりしていて、遠目は効くともいます。 ただ、もしこの作品を小学校などで読み聞かせに使うのには、ちょっと使いづらそうです。 なぜかというと、文章の字が白だから。 これって、教室などに光にはものすごく反射して読みにくくなるんですよ〜。なので、個人的には出来れば白字の作品は読み聞かせでは避けたいですね。 あと、面白いのが、最後の最後に「すべてのページになぞのマスコットまいごりらがかくれてるよ」というクイズメッセージが載っているところ。気になってつい、もう一度読み直したくなります。 そして、「ここには描かれてないんじゃないの〜?」と思わせつつ、色々な仕掛けを作って“まいごりら”が描かれていたのが一番印象的で面白かったです。
投稿日:2015/03/08
5歳の息子と7歳の娘と読みました。 舞台は大型のショッピングセンター。お兄ちゃんとのその友達と一緒にいた小さな男の子ですが、トイレから戻ってくるとお兄ちゃんたちの姿が見えずに、あちこち探しまわります。こんな大きなお店でまいごになったら、さぞ心細いだろうと思うのですが、男の子はぐっと泣くのをがまんして、「ぼくはまいごじゃない、おにいちゃんたちがまいごになったからさがしているんだ」と懸命に探します。その健気な姿を見ながら、自分も子どもたちが迷子になった時のことを思い出しました。 子どもたちはおはなしもさることながら、ページごとに潜む謎のマスコット「まいごりら」探しが楽しかったようです。難しくないので小さい子でも探せて楽しいと思います。
投稿日:2014/12/26
子供たちの気持ちがよくわかる絵本です。 お兄ちゃんたち三人と小さな僕と 4人でお買い物に行きました。 スーパーに買い物ではなく、 新しくできた大型のショッピングセンターにです。 行ってすぐに トイレに行かなくなった小さな僕は 怖いけど一人で行きました。 本屋で待ってると言っていたお兄ちゃんたちは 戻ったらいません、大変です。 待っていてくれてると言ったのに どこへ行っちゃったんだろう。 実はお兄ちゃんたちは わざと近くで隠れてました。 不安になる小さな僕は探し回ります。 お兄ちゃんたちは少し離れたところから 楽しそうに見てました。 かわいそうだなって思いました。 こんなに小さい子が人混みの中で迷子です。 不安でしょうね。 ついつい母親目線で見てしまいます。 残念なことにお兄ちゃんたちは 小さな僕を見失いました。 あー、これは最悪だ。 せめて見失わないで。 他の階に行ったかもしれないと思って、 あちこち移動しすぎるのも 小さい子にはありがちですね。 どうなっちゃうの? お兄ちゃんはいないし、お腹は空くし、、、 最後までハラハラしました。 そして読んでる途中でも気付くと思いますが、 すべてのページにごりらのイラストがあります。 これを探して楽しめます。 読み終わった後改めて探してみてください。 ちょっとブルーな気持ちから解放されますよ。
投稿日:2020/09/26
シゲリカツヒコ氏の作品は とにかく気になります 絵がリアルで 細かいところまで、しっかり描かれていますし この作品では 「まいごりら探し」!が楽しめます(笑 表紙から、このキーホルダー? が迷子なのかな? と(笑 なんとも、私2こも探せないでいます(汗 迷子になった時の こどもの視線を うまく描かれているように思います 本人にしてみれば・・・ ですが 周囲にしてみれば、叱りつける事の方が 優先してしまいますね いたずら好きなお兄ちゃん達の 心配振りもミモノです
投稿日:2019/04/01
兄と兄の友人とともに、デパートに行った弟くん目線のお話。 リアルな感じで良かったです。 「もし、弟の立場だったら、絶対、お兄ちゃんたちを許さない、めっちゃ怒る!」 と息子は言ってました。そういえば、前に出先で私を見失って凄く不安げにキョロキョロしてたよなーって思い出しました。 お話として面白いのと、不思議なキャラクター「まいごりら」探しとして遊び要素があるのも良かったです。
投稿日:2017/04/15
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