アンダーアース・アンダーウォーター 地中・水中図絵 アンダーアース・アンダーウォーター 地中・水中図絵 アンダーアース・アンダーウォーター 地中・水中図絵の試し読みができます!
作: アレクサンドラ・ミジェリンスカ ダニエル・ミジェリンスキ 編: 徳間書店児童書編集部  出版社: 徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!

ぼくつかまらないもん!」 その他の方の声

ぼくつかまらないもん! 文:マーガレット・ワイズ・ブラウン
訳:なかがわ ちひろ
絵:長野 ヒデ子
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
本体価格:\1,200+税
発行日:2014年10月30日
ISBN:9784751527122
評価スコア 4.68
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  • おんなこどもさんと絵本 受賞レビュー

    私が絵本を手にしたのは、60歳を少しばかり過ぎてからでした。それまで、絵本は“おんなこども”の読みものであると思ってきたのです。絵本は、「真っ当な成年男子(正確には老年男子です)が決して覗いてはならぬ世界である」と、それはもう、ある種の確信に近いものでした。
     ところがあるとき、ものを書いたり本を読んだりするのが大好きな母が、突然文字を読めなくなったのです。これは当事者の母にとっても、私にとっても極めて深刻な事態です。
    散々うろたえた結果に思い付いたのが絵本の力を借りることでした。さっそく知人から何冊かの絵本を譲ってもらって、一緒に読みました。毎日毎日、絵本でした。そうです、母に読み聞かせるのだから、私が“おんなこども”の本を開くことには、何ら不都合はないのです。
     それで、来る日も来る日も絵本を読んでいると、母の症状は少しづつ回復に向かい、私の精神はすっかり絵本の魔力に冒されてしまったのです。
    前置きが長くなってしまいましたが、マーガレット・ワイズ・ブラウンさんの傑作を、なかがわちひろさんの訳、長野ヒデ子さんの絵で復活させた新しい絵本です。帯に“母子で読むと、おもしろさ倍増!“とありますが、真っ当な老年男子が読ませて頂いても面白さが半減するものではありませんでした。
    表紙では、赤いチェックのエプロンを着たお母さんがうさぎの坊やを追いかけています。坊やが「ぼくつかまらないもん!」とお母さんの手をすり抜けて駆けてゆくところです。坊やも本気では逃げません。お母さんにつかまえてほしいのです。お母さんはおかあさんで、本気で坊やを追いかけたりはしないようです。心の中では、坊やと一緒に、あちらこちらへと素敵なところへ行きたいのでしょう。エプロンの裾の広がり具合に、坊やを追い掛けようとするお母さんの心情と体の動きが表現し尽くされているようです。
    川の場面ではうさぎ顔の魚が出てきたり、山登りでは古風なはんごうがあったり、小鳥の顔もうさぎの坊やだったりして楽しめます。
    「ぼうやを、ぎゅうっと だきしめて、「おかえり」って いうわ」の台詞と、お母さんと子どもの表情がとても印象的です。絵から、ほんわりとした体温が伝わってきます。
    「それなら、いまと かわらないや。 やっぱり おうちに いようかな」の所で終わっていても、一つの物語として成立できるようにも感じられましたが、最後の場面があることでホット安心できるのです。
    確かに人間は一人でも生きらないことはありませんが、従属や依存ではなく、自立した存在として一緒に生きる方が楽しいに決まっています。絵本では、それぞれの日々を大切なものとしながら暮らす母親うさぎと坊やが生き生きと描かれています。この絵本を手にする世界中の“おんなこども”さんたちは、絵本のうさぎ親子と同じように幸せなのです。

    投稿日:2015/02/12

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    6
  • 幸福な絵本 受賞レビュー

    とても幸福な絵本です。

    読んでいて、なぜだかふいに涙が出てしまいました。
    自分がもう大人だからかもしれませんが
    この絵本には すべての母親の愛情の深さ、あたたかさがはっきりと描かれていて、
    心をぎゅっと掴まれました。

    ぼうやが何になろうとも、必ずつかまえると優しく伝える、お母さんうさぎ。

    中でも、
    「ぼうやがクロッカスになったら、お母さんは庭師になって…」
    という言葉に、思わず……。

    たとえ沢山の花の中のひとつになっても、きっとぼうやを見つけられるのですね。

    最後の、
    「ふうん。
    それなら、いまと かわらないや」
    という ぼうやの言葉。
    文字だけを読むと、そっけないような気がしますが、
    イラストを見てみると…。

    この、ぼうやの嬉しそうな表情が 物語の全てだと思います。

    母親に、
    大事に育ててくれてありがとう と伝えたくなりました。

    投稿日:2015/02/17

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    1
  • 母親が子供を思う気持ちが良く伝わって来る絵本だと思いました。子供が母親から離れていくのは母親にとっては物凄く辛い事だと思います。その離れようとする子供を必死になって見守ろうとする姿と、いつでも帰ってくれば温かく受け止めてあげようとする優しさをしっかりと表現した素晴らしい絵本だと思いました。

    投稿日:2015/02/13

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  • 結局ママが1番

    だんだん、自分の考えというのが出来てきて、思い通りにならなくて、ひとりになりたい、自由になりたい。と思うこともあると思います。でも、どこにいっても、最後は家族に見守られていることに気づいてかえって来て欲しい。そんな港でありたいなぁ。この絵本を読んで温かい気持ちになりました。

    投稿日:2015/02/12

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  • 親子の絆

    ぼうやの言葉ひとつひとつに愛情をたっぷり注いで答えるおかあさんの言葉は、どんな魔法よりも絶大です!

    どこへ逃げたってどんな姿になったって大丈夫。
    どんなぼうやでも受け入れて、愛するのがおかあさんだもの。

    そこにはしっかりと信頼関係が結ばれていて、愛情が溢れていて、だからぼうやは安心して逃げることができるのですね。

    ぼうやの、とことん愛してほしい!という気持ちがおかあさんを強くして、おかあさんのぬくもりがぼうやの心をどんどん満たしていく…

    ぼうやの帰ってくる場所はいつだって、「おかあさんの腕のなか」しかありませんね!

    投稿日:2015/02/12

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  • うさぎのぼうやはお母さんに「いえでしようかちゃな」なんて言って出ていくのですが お母さんに追っかけてほしいのがわかりますね

    お母さん  「だいじなぼうやだもの 追いかけていかなくっちゃ」この会話 母と子の愛情にニンマリします

    ぼうやが さかなになると言ったら お母さんの対応がユニークです
    本格的な身なり  すごいお母さんですね
    さかなといりのエサにごちゅもく!
    探検家も本格的なんです  用意周到なお母さんに 笑えます

    会話がどんどん広がって 夢いっぱいのぼうや   夢いっぱいのお母さん    いいな〜  こんな親子の会話 そして ラストは やっぱり 大好きなお母さんの 大きな愛情に包まれてる 人間のお母さんと 男の子に  この展開が素晴らしい!
    ぎゅっと抱きしめてくれる お母さんが 一番ですね

    愛情たっぷりのお話に ニンマリです

    子供たちも こんなお母さんが大好きですよね

    投稿日:2015/02/09

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  • なんとかわいらしいうさぎのぼうやとおかあさんでしょう。おかあさんがついてきてくれることを百も承知しているから、どんどんつかまらないようににげちゃうのですね。母子の信頼関係がこのお話の根底にあります。小さいときのこの記憶が大切なのだと思います。

    もう子どもが大きくなった私には、ただただそんな頃もあったなぁと懐かしく思います。
    だんだん子どもは家出したいなあと窮屈に思ったり、一人で歩いてみたくなったり、母親もいつまでも自分のそばに居させる訳にはいかないと巣立ちの時を知ったり、それを離れて見送ったり・・・
    親離れ子離れをスムーズするためにも、こういう時って大切なのだと思います。

    投稿日:2015/01/27

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  • ほほえましい母と息子

    「ぼく、いえでしちゃおっかな〜」なんて言われたら、ギョッとしてあわててしまいそうですが、母は強しですね!
    ぼうやがいくら考えて考えて、いろんなものに変身して、お母さんから逃げちゃうぞと言っても、お母さんうさぎは動じません。

    どんなことしたって、あなたのことを見つけるわよ!

    そしてぎゅっと抱きしめてあげる。

    とても、ほほえましい母と息子の姿にホロリとしました。

    投稿日:2015/01/24

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  • 「大好き」がこぼれそう

    うさぎのぼうやったら
    あれになったり、これになったり
    家出のゆめが、ひろがるひろがる。

    それに答えるおかあさんだって負けてない。
    名回答は、技あり一本!

    親子がおうちでやりとりしている会話のはずが
    そのこと忘れて
    読んでる私まで、川に行き、山に行き…
    海に行き、サーカスに行き…
    こちらの気持ちも、ひろがるひろがる。

    どこまでも追いかけてくれるって信じているから
    ぼうや、安心して逃げられたのでしょう!?
    おかあさんは、おかあさんに戻ってくるってわかっていたのでしょう!?

    「やっぱりおうちにいようかな」と言うぼうやの
    お母さんを見上げる目が
    おかしくて、かわいくて
    思わず口角が上がっちゃいました。

    全ページから
    ぼうやの「おかあさん大好き」と
    おかあさんの「ぼうやが大事」があふれて
    ページの外までこぼれそう。

    投稿日:2015/01/25

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