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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

おかめ ひょっとこ」 みんなの声

おかめ ひょっとこ 作:最上 一平
絵:陣崎 草子
出版社:くもん出版
税込価格:\1,430
発行日:2014年12月28日
ISBN:9784774323701
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,730
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  • 命のつながりを感じる絵本

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    飢えや貧しさに負けず、つらい時期を頑張って生き抜いてくれたおばあちゃんがいるからこそ、今私たちがいるんだな。と、そのつながりに感謝の気持ちを抱きました。
    子ども達は、絵で描かれているオニがいつ来るのかとドキドキしていたみたいで、そういう意味で描かれているのではないオニにちょっとがっかりしていました。

    投稿日:2017/04/01

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  • 貧しい村に生まれた女の子が、成長して、もっと貧しい村の男に嫁ぎ、二人で一生懸命働いても、子だくさんでもあり、生活苦からなかなか抜け出すことはできない。そのうち夫を失い、もっとつらい人生を生きていった女性が描かれていました。
    その女性の心を支え続けてくれたのが、幼い時に両親が作ってくれて
    大切にしていたおかめとひょっとこのお面でした。
    お面というのは、昔から不思議なお話もいろいろあり、確かに付けると
    それだけで力を与えられるような気持ちにもなりますね。
    育ててきたたくさんの親族に囲まれて、88歳のお祝いをしている主人公を見て、素晴らしいなと感動しました。

    投稿日:2016/11/06

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  • 貧しい村には鬼が出る  どうしてなのですかね?
    貧乏神と福の神がいるとしたら この鬼達は どちらでしょうかね?
    お父さんとお母さんが作ってくれた  おかめとひょっとこのおめん

    このおめんが みねを守ってくれたのですね
    嫁入り道具に大事に持って行くのです

    子宝に恵まれて でも貧しくて 暮らしは楽にはならないのですが・・・・
    おかめとひょっとこで 子どもをあやして楽しませています
    夫が死んで 涙  なみだ   哀しみの時も おかめのめんが救ってくれるのです

    最上さんの話に 陣崎草子さんの迫力のある絵   鬼が必ず見ている絵が 何とも印象的でした

    米寿おめでとう!   みんなにお祝いされて 幸せなみねおばあちゃん
    「きもちはむすめのようです   日本一の幸せ者ですね」と語っているのが羨ましいです

    おかめのような 優しい顔のおばあちゃんです

    投稿日:2016/05/12

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  • 幸せのひょっとことおかめ

    このお話は、鬼がよくやってきていろいろな物を壊してしまって裕福に離れない村のある家族のお話でした。そのお家族の両親が子供のために岡目とひょっとこを作ってくれたのですが、その子供が嫁いだときにそのお面をつけて鬼がどこかに行ってしまいました。幸せを運んでくれる素敵な物ですね。

    投稿日:2015/10/01

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  • 深いお話です!!

    表紙を見たら、なんだか楽しそう♪と思ったのですが、
    実際は、とても深い絵本でした。
    読んだ後に、じーんとくるお話でした。
    どんなつらい状況でも、それを打開するのは、自分自身
    ということが、娘になんとなく伝わってくれるのではないかと
    思います。
    強い女の子に育ってほしいと思った絵本でした。

    投稿日:2015/04/08

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  • ずっしり深い物語

    人生の折々にやってくる「鬼」。みねのように立ち向かえたら、と思いました。そして、ラストで描かれたみねの顔。自分もああなっていたい、とも思いました。これから、おかめ、ひょっとこのお面を見たら、このお話を思い出すことでしょう。本当に、心にひびく絵本でした。

    投稿日:2015/03/23

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  • ここでのおにとは…

    みねの住む貧しい村には、おにが現れるという。
    飢えや貧しさがおに…村に、村人の後ろに黙って立っている黒い影に、思わず息をのみました。そんな貧しさのなかで、おかあさんが作ってくれたおかめとひょっとこのお面は、みねが初めて手にした自分のもの。もっと貧しい村に嫁いでいくときも、それを持っていった。悲しいこと、つらいことがあると、そのお面をかぶって踊る…
    どんなにつらい中でも、笑っていたら、おには去っていくのでしょうか。
    子だくさんに恵まれても、生活は厳しい中でも、家族みんなで頑張る姿がありました。夫の勇助にも先立たれ、そんな時でもお面をかぶって踊ってみせる。そして、米寿のお祝いのときに見せた笑顔。そして、口から出てきた言葉に、驚き、涙が出ました。
    強い母、でっかい母、偉大さを感じました。

    投稿日:2015/02/22

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  • 人生笑いがあれば

    みねの人生物語です。
    鬼が出ても、貧しくても、ひもじくても、両親の作ってくれたおかめとひょっとこの面を愛でて乗り越えてきたみね。
    哀しいときも面をかぶって笑い飛ばしてきたみね。
    最愛の夫を失い、はた目にはあまり幸せそうにみえないみねの人生ですが、米寿の祝いに大勢の子どもたち、孫たち、ひ孫たち、そして玄孫にまで囲まれて、最後に幸せだと挨拶したところには、思わず涙ぐんでしまいました。
    前半から暗さが先に立った人生訓のような絵本ですが、みねおばあさんの笑顔が本当に輝いていました。

    投稿日:2015/02/18

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  • 暮らしに潜む鬼

    人生のいろいろな場面で登場する鬼たちの姿に、
    大人の私も、どきっとしてしまいました。

    独特のタッチで描かれているイラストと物語がとてもよく合っており、
    すんなりと入り込むことができました。

    内容は、小さなお子さん向けでは無いかもしれませんが
    あえて読み聞かせてみたい気もします。

    そして最後の場面では、はっとさせられました。

    とてもユニークな終わり方です。

    投稿日:2015/02/16

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  • 気持ちはまだ娘のようです

    全ページ試し読みで読ませていただきました。
    貧しい村で懸命に暮らすみねの一生が綴られています。一緒に読んだ5歳の息子にはちょっと難しかったようですが、私はとても感動しました。
    「子どもがいたから、からだがうごいた」「八十八になった気がしません。気持ちはまだむすめのようです」というセリフが心に響きます。
    みねさんのように、強くたくましく年を重ねたいなと思いました。

    投稿日:2015/02/06

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