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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

そらをとんだ本ふつうだと思う みんなの声

そらをとんだ本 作:ピエール・ロリ
絵:レべッカ・ドートゥルメール
訳:中井 珠子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2005年09月
ISBN:9784062626071
評価スコア 4.27
評価ランキング 20,955
みんなの声 総数 10
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  • 本に意志を与える発想が良い

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    2003年のフランスの作品です。
    最初にある作者の言葉が秀逸。
    「本は窓に似ています。
    本を開くと 心の窓が開いて、
    知らない世界に飛び出せます」

    本は、私達を知らない世界へと誘ってくれます。
    ただ、それは、私達が本の世界に飛び込んでこそ。
    本には意志がなく、自らが門戸を開く訳ではないのです。

    この絵本は、その本が意志を持っているという話。
    物語は、主人公の女の子のマリオンのかばんから、本が落ちるシーンから始まります。
    本の表紙には、きらきら光る太陽が描かれていたのですが、光るものが好きなカササギが、巣に持って帰るのです。
    巣に持ち帰ると、4羽の雛が餌と思って突付くのですが、本は
    「痛いよう!」と叫びます。
    そして、本は雛に本を読んであげるのです。(イカロス少年の物語)
    その内容に合わせるように、意志を持つ本は飛び立つのですが、雛にも飛び立つよう促し、物語は大きく展開します。

    本が意志を持つという発想は、なかなかのもの。
    ただ、身近な存在の本が意志を持つと、こんなに凄いことになる位の展開を期待したのですが、ちょっと肩透かしを喰らった感じです。
    絵は、最初は暗めだったのですが、後半は実に色鮮やかな絵となり、好感が持てるものだと思います。
    また、本から文字が零れ落ちるといった小技も随所にあり、見るだけでも楽しめました。

    本に意志を与えるという点で、ちょっと半端な感が否めなかったので、厳しい評価となりました。

    投稿日:2011/08/26

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