「みずたまりぼっこ」 なかなかよいと思う みんなの声

子どもの世界ってなんて素晴らしいんでしょう。
近くの公園の、しかも水たまりの中から
お友達を見つけて、楽しく過ごせるんだから。

ぐんぐん、ぴたぴた
の繰り返しがかわいらしく、
息子たちもノリノリで聞いていました。

子どもの世界を壊さず、
そっと見守っていきたいなと思えるようなお話でした。

水たまりの中から現れた、みずたまりぼっこ。

大人だと、非現実的なことは、なかなか受け入れられませんが、子どもは、存在を感じれば、もうそれは現実！

いっぱいおしゃべりして、いっしょに冒険して、すごくたのしいんですよね！

すでにたくさんいる「ぼっこ」たち。
これからも次々うまれる「ぼっこ」たち。
こどもたちのまわりは、「ぼっこ」たちでいっぱい。

こども時代のたのしいひとときです♪

イラストはおくはらゆめさんです。
とってもかわいい未就園児のかんちゃんが主人公です。
みずたまりのぼっこもかわいかったです。
見ていてほほえましい作品でした。
「遠足」って、未就園児のお子さんたちには魅力的なものだったんだなぁ。って、思い出しました。

ただ、ぼっこちゃんが急いで水たまりに戻るシーンは、もう少し、読み手の子どもたちを納得させられる展開がよかったなぁ。
最後、焦りすぎた感じで、ちょっともったい気がしました。