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おおきななみ自信を持っておすすめしたい みんなの声

おおきななみ 作・絵:バーバラ・クーニー
訳:掛川 恭子
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1991年
ISBN:9784593502769
評価スコア 4.73
評価ランキング 1,205
みんなの声 総数 14
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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13件見つかりました

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  • イラストも素敵です。

    絵描きさんになることを夢見る少女が主人公の絵本です。
    バーバラ・クーニーさんの描くイラストが何とも美しく、夢があるって素敵だなぁと思わせてくれる1冊にも思いました。
    絵本の醍醐味は、ストーリーはもちろんですが、描かれたイラストから伝わってくる味わい、それも大きいものだなぁと感じます。

    投稿日:2021/01/15

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  • 才能ある女性の目覚め

    アメリカという国の発展と共に事業に成功し裕福になっていく一族。その姿をみつめる少女は、豊かな生活を楽しみながらも「画家になる」という幼い夢をあたため続ける。そしてついに「すばらしい絵をかく」という決意をする日が訪れる。大きな波が心に押し寄せるように。

    色々な意味でうらやましくなります。これがアメリカのエスタブリッシュメントと言われる人たちの生活なのかな?そんな恵まれた境遇で、父祖の代から受け継いだすばらしい才能を持つ人の自己形成、夢が確信に変わる瞬間の訪れ。

    絵もすばらしいです。主にやわらかな緑や青色がベースになっていて、建物や室内の赤みがかった茶色等も印象的に配色されています。

    投稿日:2016/11/23

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  • クーニーの絵の源

    バーバラ・クーニーの母親を主人公にした家族史絵本です。
    恵まれた環境に生まれ育ったこと、絵を好きになる壌土があったことを、気品のある丁寧な絵で描きあげているのは、クーニーの祖先を思う心のためでしょうか。
    自分が画家を目指そうと思ったきっかけ、自分は自分の絵を描きたいという意志は、バーバラ・クーニーにも受け継がれているのでしょう。
    文章が重厚なので、じっくりと内容を読んでから、改めて絵を眺めたい絵本です。
    淡々と続いている絵の中で、海を背景にしたページが際立って心が描かれていることに気づきました。

    投稿日:2015/08/26

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  • 人生の影響力

    「ルピナスさん」「ぼくの島」に続き
    やっぱり「生き方」を
    伝えているように思います

    1本筋が通っているんですね

    クーニーのお母さんの人生がベースになっているようですが
    結局は、クーニーにも影響を与えている

    育ちと環境なのかな
    その中でも、「自分」「自立」が
    強く感じさせられます

    文化、生活の仕方も
    興味が持てます

    生活のちょっとした場面を切り取るのが
    上手ですよね

    絵が、各ページ画家による「絵画」です

    投稿日:2012/06/19

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  • 小さな思いは,やがて大きな確信に

     「画家になりたい」という少女の小さな波(思い)は,やがて大きな波(確信)になっていく。
     バーバラ・クーニーの自伝的な絵本と思いこんでいたら,クーニーのお母さん(ハティー)をモデルにしたものでした。

     ハティー一家はドイツからアメリカへわたってきて、材木商として成功し、大きなれんがづくりの家に暮らしはじめます。
     その後のハティーの成長する様子と時代を経て変わっていく町の様子が,やさしい絵で丁寧に描かれています。
     その中で,周囲に流されず,自分の意志を変えずに生きていくハティーが,とても爽やかに感じました。

     息子に読んであげましたが,反応はイマイチでした。
     もっとも,この絵本は,1人の女性の人生を彼女が生きた時代を含めて,書き残すために描かれたもので,もちろん,子供も楽しめますが,大人向けの絵本だと思いました。

    投稿日:2011/06/11

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  • アルバムを見ているような絵本でした。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    面白かったけど、中学生の上の子でも「なぜ、大きな波?」と、タイトルと内容との関係性に疑問符状態でした。
    なので、本には6歳くらいからとありますが、いくら主人公のハティーが最初そのくらいの年頃であるとしても、6歳の子に、この絵本は少し難しいかな〜と、思いました。

    ただ、内容自体はとても心に残る良い作品であると思いました。
    後書きを読むと、作者自身の過去と重ね合わせている部分が多いとか…。
    ワンシーンワンシーンの絵も文章も、とても研ぎ澄まされていて、
    絵画文をひききたて、文が絵をひきたてているように見えました。

    読み手の私には、自分で読んでいながらも、どなたかのアルバムを見ながら、その写真にまつわる話を聞いているような気分になりました。
    1ページの文章が大変長いので、お話会などで使うときは、腕をよく鍛えてから挑んでいただけるといいかなと、思いました。

    どちらかというと、1人でゆっくり読むほうが、納得いくまで読みこめる作品ではないでしょうか?

    投稿日:2010/09/19

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  • じぶんはじぶん

    少女のハティが海辺を散策するようすは、大人のようです。おおきななみが、ハティの人生を教えてくれたのでしょう。
    おじいさんと同じ画家をめざしても「じぶんはじぶん」という気持ちがすがすがしいです。

    この時代の上流階級の暮らしぶりが、すてきだなと思いました。

    投稿日:2010/07/16

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  • 惹き込まれました・・・

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳

    表紙のエメラルドグリーンの海を前にたたずむ少女。
    一枚めくると、ステンドグラスのような文様の見開き。
    (ここで息子が「きれいだね〜」とひとこと)
    まためくると、少女のセピア色な写真とメッセージ。

    冒頭からぐぐっと心を掴まれてしまいました。
    時代は1920年代でしょうか・・まだゆったりとした時間の残るころの、ある少女と家族のお話。
    兄弟たちとは少し違う主人公の少女は「絵を描く人になる」といい、
    自分だけの世界・そして自分だけの感覚を少しづつ構築してゆきます。
    苦手なこともたくさんあるけど・・周りに理解されなくても・・

    そんなふうに自分の道を選ぶ・・ある日確信する・・
    これは本能的なものなのでしょうか。
    こんなふうに個々の興味・情熱が違っていることが、
    神秘的でふしぎで、面白いなぁとおもいます。
    ハティが後半、オペラの歌が発火点になったかのような
    目覚めのシーンはどこか感動的です。
    「わたしはわたしよ」いい言葉。

    そして家族の暮らしぶりのディティールもじっくりと味わえます。
    バーバラ・クーニーさんが家族や自分の歴史に思いをはせ、
    心をこめて作った絵本だということがしみじみ伝わってきました。

    投稿日:2010/07/15

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  • 結婚就職まで持っていたい

    こんな素晴らしい本を、子供の頃に与えて欲しかった。読みたかった。
    今も迷走の人生を送る私の感想です。

    お絵かきの好きな娘と読みました。
    一人で読む分には気になりませんでしたが、子供に読むときには細かな地名や物の名前が、文章を難しくしている気がしてわずらわしく感じました。

    娘は単純に、こんな暮らしをしている人々がいたのだ、と紹介絵本のように聞いたようです。面白かったとは言ってくれましたが、一人の女の子の人生というところまでは感じ入れなかったようです。
    でも波とのおしゃべりや心にたまったものを吐き出すように描く絵のことは、娘と同じなので、これから先なにか思うところがたくさん出てきそうな、先の長い未来ある絵本と思います。
    結婚・就職という人生の選択をする頃まで共にあるだろう絵本です。

    投稿日:2009/04/08

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  • わたしはわたし。

    人々の暮らしぶりが丁寧に描かれている絵は
    見ているだけでうっとりしてしまいます。
    豊かなお部屋の様子はもちろん、台所のやかんさえもが可愛い。
    ハティーにひらめきを与えた女性の絵にもドラマを感じます。

    フィフィのように当時の普通の幸せに価値観を見出せないハティーは
    なんとなくママとはぎこちない関係に思えます。
    そのハティーが「わたしはわたしよ」というところは
    なにか胸がすく思いがしました。

    クーニーは母であるハティーに愛情と誇りを抱いていると
    思わせる一冊でした。

    投稿日:2009/01/06

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