「まじょのルマニオさん」 みんなの声

なんとなくジオジオのかんむりに通じるものを
感じました。
いつもひとりの魔女のルマニオさんのところへ
あるひ怪我をした一羽の小鳥がまいこんできます。
ルマニオさんは魔法を使う事も忘れ一生懸命
小鳥の世話をします
元気になった小鳥とさみしいお別れをしますが…
その後…
魔女だって人間だって１人ではさみしくて
生きていけない
誰かのためを思って、一緒に生きる喜びが
ほっこり伝わってきます

魔女や魔法は幼児にとってはどこか不思議で魅力的なものであるものの１つ。
この絵本，つえが，ある時はほうきになり，ある時はふえになり，ある時はスプーンになりと，前半は楽しいです。
そして中盤からはことりの登場で，ずっと一人だったルマニオさんの心の変化がよく描かれていて，誰かがいる楽しさ温かさを感じさせてくれる内容になっています。
素敵な絵本で，最後は読み手も笑顔になります！

いつもひとりのまじょルマニオさん。一本の魔法の杖だけが友達。
予想通り、最後にまじょはひとりではなくなります。
それはもちろんよかったのですが、魔法の杖は変わってしまったままなんだ…と思いました。魔法の杖はルマニオさんを見守ってくれているってことかな？杖がないルマニオさんは魔法は使えなくなってしまったのかな？

全頁試し読みで読みました。魔法の杖が唯一のお友達だったルマニオさんでしたが、怪我した小鳥を看病することで、お友達が傍にいることの嬉しさ生きがいをみつけます。自分の傍に、誰もいない生活なんて考えれないと思います。ルマニオさんにはいままでにそういった機会に恵まれなかっただけで、小鳥のお友達沢山と交流することが出来て本当によかったと思いました。やっぱり孤独ほど寂しくて悲しいものはないと思いました。傍にいてくれる人の大切さを改めて再確認できました。