この絵本は私が小さい頃に読んだことのある絵本で、
今でもいちごを見ると、
ちいさいおばあさんが色を塗っている映像が頭に浮かぶくらい、
心に残っていた絵本でした。
まだ子供が生まれる前になつかしくて買ったのですが、
一歳10ヵ月の息子に、このちいさいおばあさんのことを、
「ばあばちゃんだよ (うちの母)」と言って読んであげたところ、
自分のおばあちゃんのお話だと思っているようで、
とても楽しんで聞いてくれます。
ちいさいおばあさんが泣いているところでも、
「ばあばちゃん、大丈夫?」と言ったり、
いちごが雪の下にあったのを見つけたときは、
「ばあばちゃん、よかったね」と小さいながらに感情移入していて、
あらためて素晴らしい絵本だなあとしみじみ思いました。