なつのもりの かぶとむし なつのもりの かぶとむし
文: 谷本 雄治 絵: サトウ マサノリ  出版社: 文溪堂 文溪堂の特集ページがあります!
夏がきた!夏の絵本、虫の絵本、カブトムシ絵本の新ていばんが出来ました!

貝の子プチキュー自信を持っておすすめしたい みんなの声

貝の子プチキュー 作:茨木のり子
絵:山内 ふじ江
出版社:福音館書店
本体価格:\1,800+税
発行日:2006年06月
ISBN:9784834021431
評価スコア 4.42
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みんなの声 総数 18
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  • 命を継ぐということ

    全ページ、幻想的で美しい海中が繰り広げられています。眺めているだけで癒されます。
    話の方は、さすが詩人だけあって言葉まわしなど声に出して読み易かった。
    海の子・浜辺の子という枠にとらわれず、貝として出来る限りのことをし、時には辛苦を舐め、時には達成感を味わい……プチキューの生涯を通して、私たちも頑張ればこんなことがあるよという意味かな。
    そっと本棚に忍ばせておいて、外で疲れた時なんかにゆっくり読み返してみる。そんな大人の絵本ですね。

    ところが!読後長いこと経ってじわじわきました!
    親子共にとても心に残り、食事用に購入する二枚貝はすべて”プチキュー”と呼ばれるまでに。
    この本を通し、プチキューは娘の所にやってきた。命をかけて。それを美味しく食べることが娘の仕事だ、カニのように泣きながらでも。そうすることによってプチキューはあなたの中で(栄養として)生き続けるのだ。それが命を受け継ぐということだ。そんな食育話を交わしました。

    本の主旨とは違うけど、そう桁違いに大きくも違わないと思っています。娘がおかわりして言うには、「(美味しく食べたから)プチキュー、ちゃんと栄養になった?」
    すごい。絵本の底力を見ました。

    投稿日:2007/03/27

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  • 知る喜び

    小さな貝の子プチキューは、波の声に刺激を受けて
    自分が歩けることに気づきます。
    そこから海の中の探検を始めるのですが
    そこには今まで見たことも無いような素敵な世界が
    ありました。
    挿絵も澄んだ青い海をうまく描いて、
    繊細な世界を表現しています。
    素敵な世界の中に、尊い命のお話しも組み込まれてて
    とても感動しました。
    子どもたちも一緒に読みましたが、
    娘は、「とても感動した」と話していて
    スキューバーダイビング、いつかしてみたい!と
    未知なる世界へ思いをはせていました。
    いろんな世界を旅するのは、人間も同じですね。

    投稿日:2007/03/01

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  • 貝の命

    美しくて残酷なお話です。
    海の世界に興味をもって旅を続けた、貝の子プチキューのたどり着いたところに死がありました。
    出合った蟹と言い争っているうちに息絶えたプチキューを、蟹は食べてしまいました。
    そして悲しみにくれるのです。
    命とは何か、人生とは何か、考えさせられました。
    でもプチキューはしあわせだったのではないかと思うことにしました。
    こうして歴史は繋がっていくのでしょうね。

    投稿日:2017/11/24

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  • ありのままを受けとめた

    本物の海とも違う幻想的な海の絵の美しさに
    ぐいぐいと引き込まれます。

    小さな貝のプチキューの可愛らしさと強い精神力に
    大人の私も思わず頑張れ!と言いたくなり、
    貝を食べる生き物がそばにいるだけで勝手に
    ソワソワしたりしましした。

    そんな大人を横目に子供は終始無言で
    お話をそのまま、ありのままに
    受けとめていた気がします。
    プチキューの死もただじっと食い入るように
    聞き見入っていました。

    「そんな貝がいたよね」といつか海で二枚貝を拾ったとき
    思う気がしました。

    投稿日:2011/07/12

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  • ほんものの絵本

    詩人の言葉を読み、きれいな海の絵が見たくて自分用に買いました。

    不自由はなかった小さな貝の子が、退屈なままでない、自分の足で世界を広げようと、いつもの場所を飛び出します。
    きれいなものが見たくて、宝石がしまってあるという岩場を目指して
    海の奥へ、奥へ

    イカの結婚式に遭遇し、魚たちみんなで眺めます。
    イカの行列なんて設定がおかしくて、印象的です。

    星を眺める岩場について、きれいなきれいなものを眺めることはできたけど、寒くて、疲れて、力がもうない。
    カニの子と喧嘩して、最中に絶命

    残ったのは貝殻だけ。それも流されプチキューを知る者はいない。


    小さなお話かと思っていたのに
    とことん大きなお話でした。


    けれどなによりびっくりしたのは2歳の娘がずっと聞いていたこと。
    途中で絶対膝を離れると思っていたのに
    最後まで集中力が切れることもなかった。
    次の日もせがんできちんと聞いてくれた。

    難しくないはずはないし、楽しくもないと思うのに
    ほんものの言葉と絵にはこれほどの力があるのかと感激しました。

    投稿日:2011/06/14

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  • 小さな愛おしい命

    • ちうやかなさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子11歳、男の子8歳

    友人が高学年へ作者の詩とともに読んでいた本。
    借りてきて読んでみました。
    変な感想ですが・・・・
    茶碗の中の、この米つぶも、納豆のひとつぶひとつぶも、
    みんなプチキューなんだよなぁ〜・・・
    と思ってしまいました。
    そして、私もみんなも、たぶん宇宙の中のプチキューなんだよなぁ〜。
    子どもは子どもなりに、大人は大人なりに読むでしょう。
    絵の青色の多彩さなども、大変見応えがありました。

    投稿日:2007/06/27

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  • 海の世界と貝の命

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    表紙から一気に海の世界へと誘われます。
    貝の子プチキューはひっそりと暮らしていましたが、
    ある時思い立って知らない世界への好奇心から旅に出るのです。
    深い海の世界でいろいろな生き物と出会い、やがて・・・。
    貝の子という設定が珍しく、貝の生態も知ることができますね。
    ラストはかなり衝撃的ですが、いろいろなことを考えさせてくれるのではないでしょうか。
    詩人の茨木のり子さんの唯一の絵本作品。
    なるほど、文章がとても洗練されていますね。
    絵も時間をかけて描かれたとのこと、
    深い深い海の世界が見事に立ち上ってきます。
    しばらくは貝の調理の時にプチキューを思い出しそうです。

    投稿日:2007/03/29

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  • いのちの尊さを。。

    まず大判の絵本に映える美しい絵に魅了されました。
    小さな貝の子プチキューは、自分が歩けることに気づき
    自分の知らない世界を見ようと歩き出します。
    そして、たくさんの生き物に出会っていきます。
    小さなプチキューには知らないことを見知りする喜び、
    生きている喜びが溢れています。
    でも、いのちには終わりがあって。。

    大きな海の中に無数に存在する小さな生き物の世界。
    誰かに知れることもなく、始まり、終わっていくいのち。
    小さないのちが懸命に生きている姿が優しいまなざしで
    たんたんと描かれています。

    とにかく読んで、そのままを感じて欲しい。。
    そんな絵本です。

    投稿日:2007/01/30

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  • 知らなかったものを知るよろこび

    茨城のり子さんの詩が好きです。
    この絵本が出版されるのを知って、読んでみたいような、読みたくないような、複雑な気持ちでした。
    茨城のり子さん唯一の絵本。
    ですが、もともとのプチキューからは、大幅に書き直されているとか。

    読んでみて、やっぱり読んでよかった。

    理屈云々より、そのまま、その情景ごと受け止めたいです。
    知らないことを、知ろうとする小さな命。
    小さなものは、知る喜びを知る。
    そして、自分以外のものとふれあい、学び、争う。
    命の終わりに、命の重さをほかのものに知らせる。

    宮沢賢治の童話にも似ていて、すこし難しいかもしれませんが、私は子どもたちに読んであげたいと思います。

    投稿日:2007/01/10

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  • 大人向けの絵本かも

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、男の子7歳

    貝の子プチューはいつもひとりぼっちでした。おなかがすくと口を開けえさを食べ、おなかがいっぱいになると貝を閉めて眠ります。プチキューが眠っていると波の歌が聞こえてきました。どこへも行けず漂っているだけでつまらない、という波の独り言を聞いたプチキューは、自分は歩けるんだということに気づきます。遠くへ遠くへと足を伸ばしているうちに、いつしか知らない海に来ていました。そこで出会ったカニの子と喧嘩になったプチキューは…。
    海のアトリエに迷い込んだような大きな美しい挿し絵と、詩的な文章。詩人である茨木さんの文と山内さんの絵の取り合わせは、装丁の高級さも手伝って、まさに芸術作品という感じです。最後の場面は、あまりに悲しくて、しばし立ち止まってしまいました。これが生きるということなのか。小1の息子は予想していなかった展開にとてもびっくりした様子でした。どんなことも受け入れる、人生の意味を考えさせられる、子ども向けというよりは寧ろ大人向けの絵本だと思います。

    投稿日:2006/12/17

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