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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

命はどうしてたいせつなの?」 その他の方の声

命はどうしてたいせつなの? 著:大野 正人
絵:ハラアツシ
出版社:汐文社
税込価格:\1,760
発行日:2015年09月
ISBN:9784811322209
評価スコア 4.66
評価ランキング 3,036
みんなの声 総数 28
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  • たった1つの命と人生の光

     生と死は、常に隣り合わせのものだと感じました。
    この世に「永遠」という言葉は無く、人はいつかは死に至ります。

     私のおばあちゃんも、1年半前に天国へと旅立ちました。
    私は、おばあちゃんが遺してくれた古毛糸やボタンや布切れで、
    いろんな小物を作っています。おばあちゃんの思い出のつまったものが、
    1つずつ、新しい物に生まれ変わるたびに、おばあちゃんの命も
    生まれ変わってくるみたいで、うれしくなります。
    私も、おばあちゃんに命の糸をつないでもらって、生まれてきたんだな、
    と実感します。

      私は12歳で、老人から見れば、人生の時計を刻み始めたばかりです。
    しかし、神様から見れば人の一生は、短く、儚いものでしょう。
    けれども、私達は一生懸命1日1日を生きています。
     まだ子供の私には、自分の未来がどうなっているか想像もつきません。
    私は、目の前にある今日を生きます。

     死は、かけがえのない命を奪うおそろしいものです。
    でも、この先にある人生の道のりは、真っ暗の闇だけではありません。
    必ず光が射し込み、いつか自分が生まれてきた理由を知る日が来ます。
     だから、世界でたった1つの命を自分から投げ出さないでほしいです。
    クラスでも、いじめが起こらないために、この本を読んで、
    命の大切さを改めて考えてもらいたいです。

     世界には、生きたくても生きられない人がいます。
    私は、生まれてきた自分にほこりを持って人生を歩みたいと思います。
    そして、いつの日か心をこめて、
    「ありがとう。」
    と伝えられる日がおとずれることを願っています。

    投稿日:2015/11/30

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  • 人生の教科書

    読み応えのある、ページ数の多い絵本です。お子さんはもちろんですが、大人の方にぜひ読んでいただきたい作品です。日々の生活に追われる中で、生きるとは何か、人間とは何か、私たち自身は何者なのかを改めて考える良いきっかけになりました。
    楽観的にキレイなことだけが描かれているのではなく、我々が生きるリアルな現実が描かれています。悩み事がある人は、気持ちが変わるかもしれません。
    小さなお子さんには少し難しいかもしれませんが、すべてを理解できなくても一緒に読んでいただきたいですね。親として、人生の先輩としてこどもに伝えてあげたいような言葉がたくさんありました。

    投稿日:2015/11/30

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  • 涙が出ます

    生きることは今まで思っていた以上に凄い事なんですね。
    今食べているものは、そう。この本が教えてくれているように全て命。
    野菜も、肉も。全て命で出来ています。
    悲しくなった時は、本当に感謝の言葉より、辛さで押しつぶされそうになります。人間の弱さが大きくなってしまいます。
    感謝をする事で、周りの人達が助けてくれたり、助けられたりするものですよね。
    本当に、この本はそんな人間の生きる、ということの基本的な、当たり前の感謝の気持ちを改めて教えてくれていると思います。
    とても素晴らしく、そしてとても分かりやすく、誰にでも読んでもらいたい素晴しい1冊だと思います。

    投稿日:2015/11/25

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  • 命はどうして

    • 桜ん子さん
    • 20代
    • その他の方
    • 神奈川県

    たいせつなの?

    この世に一つしかないものだから?
    粗末にしてはいけないと教えられたから?

    読み終えても「答え」は見つかりませんでした。
    ただ考えました。
    考えたいと思いました。

    もっと色々な方に考えて欲しいと思います。

    投稿日:2015/11/30

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  • 絵本ではありますが、子どもに読ませるだけではもったいない本です。「命」を食べることから、「家族」、人と人とのつながり、自分の「こころ」に向き合うこと、など短いストーリーに、大人でも立ち止まって考えさせらてしまうような内容です。生きていくことはきれいなことだけではないことを、やさしく説いているように思います。この本に小さな頃に出会えた子どもたちは幸せに思います。きっと大人になってもこころの片隅に大切なメッセージが刻み込まれていると思います。こういう本が多くの子どもたちに届くと素晴らしいと思いました。

    投稿日:2015/11/30

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  • この本にも

    読み進めながら浮かんできたのは
    5年ほど前に読んだ『いのちをいただく』でした。
    ほんの数ページの短いお話に
    思いがけず涙があふれ
    いただくいのちは
    昨日までは誰かが大事に育てていて家族同然だったのだということ
    そしていただけるまでに
    その間で大変な仕事をされている方がいるのだということに
    気付かせてもらった本でした。

    この本にあるように
    「自分の手で命を取り上げなくても、食べることができるようになって」
    私たちはそのことを忘れかけているのでしょうね。

    食事の前にお祈りをすることはあっても
    「いただきます」と手を合わせるのは日本だけ
    と聞いたことがあります。
    日本の誇らしい文化だと思います。
    「いただきます」はいのちをわけていただくということ。
    食べ物の形にしてくれた人への感謝もこめて
    忘れぬよう、日々三度三度くり返したいです。

    後半の「つながり」
    いま、「つながる」ことが上手くできずに
    箱に入りそうになっている子どものことで
    私自身もまた、箱のふたをあけたくなるようなことがあるのです。
    考えれば考えるほど、鏡は鏡を映して
    悩みはどこまでも続くように思えていました。
    けれど、「ありがとう」をくれた多くの人達を思い出すことで
    下がりがちな口角もまた上げられそうです。
    そして、生まれてきてくれて「ありがとう」という気持ちがある限り
    この子を「ひとりぼっち」になんかするもんか と力がわいてきました。

    からだと心をつくってくれた命に
    「いただきます」と「ありがとう」
    文章にも命が宿っているのなら
    この本にも「ありがとう」と伝えたい。
    ひとは、ありがたい と思うことで
    自分を幸せにできるような気がしています。

    投稿日:2015/11/30

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  • 命の大切さは、言葉では沢山聞くけど、実際にどうして、どんなふうに大切なのかを説明するのは難しい。それを丁寧に、根気よく、素直に教えてくれる本です。「死」にも目をそむけずに、子どもに分かるように説明してくれている。なにより印象的なのは、本の最後に、命の大切さを学ぶと、子どもたちは自分の命の大切さを感じることができる、という解説。本当に目から鱗でした。

    投稿日:2015/11/30

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  • 技術の発展、豊かな生活、世の中が便利になっていくのに対して、反面生き物の命の価値が下がっている感じがします。
    何故、生命の誕生がありそれを全うし死を迎えるのか?それは我々人類にとって永遠のテーマであります。
    そんな壮大なテーマを絵本にして解りやすく説明してくれているのがこの命はどうしてたいせつなの?だと思いました。
    子供たちに限らず大人たちにも是非手に取り読んで頂きたい一冊だと思いました。
    人生とは何か?改めてとても考えさせられた深い絵本だと思いました。

    投稿日:2015/11/11

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  • 最近中学1年生の男の子がいじめがつらくて自殺しました

    この絵本は 命は すべて巡り巡って 輪廻していて
    すべての命のおかげだと書いてありました
    本当に この世に生を受けて 多くの人に見守られて 大きくなり大人になり 子どもを産み育てる 
    人間はもちろん この世にすんでいる すべての物は命があるのです
    だから 私たちが頂いている食べ物は 命を頂いているのです
    「いただきます」 それは すべての命を頂いて自分の命が生かされているという意味なのです
    「ありがとう」 これは すべてのひとのおかげで生きていて 感謝の気持ちを 「ありがとう」で表しています

    この絵本のように 感じられたら  自殺することはなかったのに
    でも つらいときもある こころのはこの中に閉じこもってしまったのでしょうか
    心の箱を なんとか開けてくれたら こんな自殺はなかったのに・・・・

    自殺する人が多いから ちょっと 悲しくなりますね

    この絵本のような考え方ができたら きっと つらいことも乗り越えて生きていけるように思います

    投稿日:2015/11/06

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