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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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すばらしき父さん狐自信を持っておすすめしたい みんなの声

すばらしき父さん狐 作:ロアルド・ダール
絵:クェンティン・ブレイク
訳:柳瀬尚紀
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\990
発行日:2006年01月
ISBN:9784566014138
評価スコア 4.33
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  • 知恵比べ。

    金持ちけちんぼ意地悪な3人の農夫VS狐の父さんの知恵比べのお話です。
    農業をする方にとって野生の動物は確かに経営を揺るがす敵かも知れませんね〜難しい。
    でも楽しい物語として読むと、やっぱり狐の父さんを応援したくなっちゃうんですよね〜(笑)。
    大逆転だ〜やった〜!!!

    投稿日:2020/02/06

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  • あっぱれ!

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子12歳

    知り合いから頂いたこの本を、娘が読んで、いたく気に入り、
    私に薦めて来ましたので読んでみました。

    登場するのは、三人の農場主。いずれも成功者で金持ちでした。
    そしていずれも、いけ好かないしみったれ。
    名前は、ブヨブク、ブクゼニ、ゼニシブリ。
    しりとりのような三者の名前です。
    そんな三人が飼育しているニワトリやアヒル、七面鳥を、
    ちょっと失敬していたのが父さん狐。
    ある日、彼らに巣穴を見つけられ、
    おおがかりなトラクター攻撃を受けます。
    狐一家は、死に物狂いで、地下にトンネルを掘って逃げます。
    けちで意地悪な三人の農場主と父さん狐の知恵比べが始まります。

    愛する家族のためとはいえ、父さん狐の賢さは必見。
    あっぱれとしかいいようがありません。

    一方、人間の間抜けで愚かさは、ただただあきれるばかり。
    同情の余地なし!です。

    だから、父さん狐の活躍は素晴らしく、読んでいて気持ちがいい。

    自分は人間でありながら、きつねたちを応援しているのです。
    きっと、娘もそうだったのでしょう。
    それくらい、父さん狐に入れ込むほどのおはなしだったと思います。

    この物語の中で、私が印象に残ったことばがあります。
    「ほんのちょっぴりでも気がとがめないのかい?」という穴熊の疑問に、
    父さん狐が答えます。
    「この世のどこに、わが子が飢え死にしそうだってのに、
    ニワトリの2羽や3羽くすねもしない親がいるか?」

    家族の為に頑張るのがおとうさんです。
    こんなおとうさん、素敵だと思いませんか?

    投稿日:2012/10/29

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  • 賢さは生き抜く力ですね、父さん狐さん!

     ダールさんの作品ならではのハチャメチャさはあるものの、読み物として最後まで楽しく惹き付けられる作品です。
     映画化されるんですか〜、それは楽しみですねぇ。

     父さん狐が、愛する家族の為に近くの農場からちょいと失敬するニワトリ・アヒルそして七面鳥等々。
     農場主にしてみれば許せぬ存在の父さん狐。
     怒り狂って追いまわしてもなかなかつかまらない。
     
     読者は、農場主に同情すべき所でしょうが、冒頭からこの三人の農場主のキャラクターのいけすかなさが強調されていて、読みながら不快に思えてきます(笑)。
     ブヨブク(養鶏場経営:デブ)
     ブクゼニ(アヒルとガチョウの飼育場経営:チビ)
     ゼニシブリ(七面鳥の飼育場とリンゴ園経営:ヤセ)

     しりとりのような三者の名前。
     三人揃って羽振りも良いけど、そろいもそろってあくどい奴ら。
     それぞれ違う嫌な面。
     そのくせ同じどけちぶり。
     近所のこどもたちに歌にされるようなこの三人が、ついに狐の巣穴をみつけてシャベルえ掘り始めます。
     一方巣穴の中で、賢く素敵な父さん狐は、一計を案じます。
     ところが、三人がトラクターを持ち出し掘り出したので、さ〜、大変
    、・・・。
     
     このあとの三人の農場主の間抜けさと父さん狐の賢さが対照的で愉快です。
     賢さは生き抜く力ですね、父さん狐さん!

     いつの間にやら、巣穴の中に一緒に入り狐一家を応援している気持ちになっていました。

     巻末の“訳者から__空想対話・・・”も三農場主のネーミングにダールさんも訳者(柳瀬尚紀)さんも苦労された裏話がまた愉快でした。

     読んであげるなら低学年から、一人読みなら中学年からかなと思います。

    投稿日:2011/03/10

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