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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

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でんしゃがはしる」 ママの声

でんしゃがはしる 作・絵:山本 忠敬
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:2016年02月01日
ISBN:9784834082487
評価スコア 4.38
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みんなの声 総数 7
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  • 読み手も知識が必要

    巻末で、この絵本が絵やキャプションの誤りで再刊が保留となっていた経緯が語られています。それでも優れた作品を世に埋もれさせたくないという出版社の思いが伝わってきて、改めて福音館書店さんを応援したくなりました。
    ただ、この絵本を子供に読んであげる場合は、読み手側に知識が必要だなと思います。「りったいこうさ?」「こくてつでんしゃ?」「めかません?」「きゃくしゃく?」と質問攻めにされる上、純粋な子供は絵本に記載された古い情報をそのまま吸収してしまいます。
    電車に詳しくて、この絵本の時代設定はかなり昔だという事を理解している子供なら、現代の山手線と比較しながら読めて楽しいかもしれません。

    投稿日:2016/05/30

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  • 無念です。

    今はなき緑一色の山手線が、
    品川駅からぐるっと1周、外回りする様子を描いた本です。
    あくまで主役は山手線。
    登場するのは、途中山手線と接続する電車のみ。
    余計な感情も書き手の押しつけも一切なし。
    ただ作者の鉄道愛だけがふつふつと伝わってきます。
    1978年に描かれたため、
    周りの風景は40年ほど前の東京の街並み。
    そして登場する電車や新幹線は、
    今は走っていない形式の車両ばかり。
    ちょっと懐かしい雰囲気に、大人たちは郷愁をそそられますが、
    息子は、東京駅や上野駅などで、
    現在との共通点を探して楽しんでいました。

    山本忠敬さんの乗り物絵本は、親子とも大好きですが、
    この本にだけはずっと出会えずにいました。
    後書きを読むと、
    出版された当時、キャプションや挿絵のミスを指摘する声が多々あり、
    お蔵入りになってしまっていたのだそう。
    このたび山本忠敬さんの生誕100年を記念して
    特別復刊されたそうです。

    こんなに素晴らしい本を、
    鉄道オタクのつまらぬ指摘などでお蔵入りにしてしまうなんて、
    なんてもったいないことでしょう。
    鉄道が大好きだった息子は現在6歳。
    現在は鉄道を卒業し、飛行機やロケットに興味を持ち始めました。
    息子が1歳〜4歳のころこの本があれば、どんなに喜んだかしれません。
    本当に残念なことです。
    現在、電車好きのお子さんをお持ちのお母さん方、
    ぜひぜひ手に取ってご覧ください。
    本当の電車好きならば、
    かわいらしいポップな電車絵本より、断然こちら。
    夢中になること間違いなしです。
    今はただ、多くの電車好きの親子がこの本を楽しむことで、
    私たち親子の無念を晴らしてもらえればと、ただ願うのみ。

    投稿日:2016/05/19

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  • 驚きました!

    電車好きな息子のために、あまり考えずに手にした絵本でしたが、昔の山手線と山手線から見える電車を描いたお話でした。

    私も見たことのない旧式の電車がたくさん載っていて驚きました!

    息子は見たことのない電車に興味津々な様子でした。

    投稿日:2020/12/21

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  • 懐かしい山手線の一周の旅

    山本先生の絵本はたくさん読んでいます。こちらも年季入っている感じですがシンプルで読みやすいです。
    下に停車駅が書いてあり、他の電車と会えるのでワクワクします。
    わが町にも馴染みのある電車も載っており、次男も楽しそうに見ていました。写真のほうが子供には馴染み深かったりしますが、電車が好きなのは一緒ですね。

    投稿日:2019/08/05

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  • この絵本を手に、山手線一周の旅へ

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子16歳

    今手元にあるのは、「特別復刻版」として2016年に出版された
    「こどものとも」の復刻版です。
    詳しいことは本書の編集部からの後書きを読んでください。
    この後書きを読んでも、鉄道には詳しくない自分には、どこがどう違っているのかわかりませんが、
    違っていることがわかっていてもいい作品だから、こういう形で復刻します。という注意書きをあえて記載した福音館の編集部の方々の、絵本に対する想いに感動しました。

    この作品が最初に発表されたのは1978年です。その当時の山手線の周りの鉄道の動きが生き生きと描かれています。
    各ページの下の方には山手線の駅名が載っていて、1ページめくるごとに一緒に電車に乗っているような気持ちになります。

    この絵本を手に、見えてくる景色の違いを探しながら山手線一周の旅に出てみるのもいいかもしれません。

    投稿日:2016/05/23

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  • がたんがたん

    今では見られない風景とともに山手線を一周する電車が描いてあります

    図鑑や電車が好きな一歳半の娘
    難しい文章はまだ分からないので
    ひたすら膝に乗せて揺らしながら
    がたんがたん がたんがたん
    と読み聞かせるのですが
    細かい描写が面白くて
    頁をめくったり戻したり
    終わった後もなんどもこの本を読みたがります

    投稿日:2016/03/01

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  • 祝100周年

    山本さんのファンなので100周年でこのほんが復刻されてすごくうれしいです。ずっと探していたので。電車が立体交差したりする面白さがつまっています。田舎に住んでいるので馴染みが無いのですが、山本さんらしい優しい視線が溢れています。実際は違う電車などがあるようですが、本当のことを知らない私には何も思いませんでした。当時の電車の音が聞こえてきそうです。

    投稿日:2016/02/24

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