「ぼくのとうきょうえきたんけん」 ママの声

電車の大好きな息子に読みました。
ちょっと古い型の電車で現在とは違う車両もありますが、
そこがまた面白いようで、息子も
「あっ！こっちのは古い型ので、こっちのは新しい型だよ」
「これは今と同じ！」など、電車を見て楽しんでいました。

私自身東京駅に詳しくないので、
東京ステーションホテルがある、とか
「ハトバス」のツアーで
ヘリコプターに乗れるコースや
相撲を観に行くコースの紹介などがあって
面白かったです。
話の主人公の「ぼく」もお父さんと
駅から出ているディズニーランド行きのバスに
約１時間乗って行く
という話でまとまっていました。

息子も「あ〜おもしろかった〜。また読もう！」
と言っていましたし、
内容が濃いので何度も読むと
新しい発見ができそうな本でした。
また、息子をつれていつか
東京駅探検に行きたくなりました。

今の電車や、今の東京駅ともまた違ってしまっていると
思いますが、東京駅のことがよくわかって楽しい絵本です。
電車好きにはたまらないと思います。
夫（電車好き）も、なんだかんだ言いながら楽しく眺めて
いました。

「ぼく」は朝、東京駅までおとうさんと中央線に乗って
やってきておひるの１２時３０分まではひとりで東京駅を
探検します。そんなに長い間探検ってすごいなあって思い
ますけれど、きっとあっという間の時間なのでしょうね。

広い広い東京駅を
ひとりで探検するボクのお話。

赤レンガの丸の内口から始まって、
はとバス乗り場、在来線ホーム、
地下の総武快速線、などなど、
いろんな場所が紹介されています。

地下へ降りるときはなんだかひんやりした感じがした、等
ボクの目線での感想も書かれていて、
そうそう！わかるよそれ！って感じ（笑）。

なんと新幹線のホームにまで探検に出ています。
入場券買ったのかな？！（笑）

この本を読んで、東京駅を探検したくなった４歳の息子。
今は東京駅も改装されていて、全くこの本と同じではないけれど、
是非東京駅探検の計画を立ててあげようと思いました。

私も東京駅に興味があって主人公と一緒に東京駅を探検してみたいなと思ったのでこの絵本を選びました。主人公は実に鋭い観察力を持っているのでとても楽しく東京駅を探検している気分が味わえました。色々な乗り物が集結している東京駅は本当に魅力に溢れていました。電車の種類も細かく描かれているので乗物に興味が出てきた時には本当にお勧めできる絵本だと思いました。実際に東京駅に行きたくなってしまいました。