虫・むし・オンステージ! 虫・むし・オンステージ!
写真・文: 森上信夫  出版社: フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
いよいよ夏、真っ盛り。虫たちのアツいステージを見逃すな!!!
りおらんらんさん 40代・ママ

表情がみえる
虫の写真絵本です。 虫って表情がみえ…

100まんびきのねこ」 ママの声

100まんびきのねこ 作・絵:ワンダ・ガアグ
訳:石井 桃子
出版社:福音館書店
本体価格:\1,000+税
発行日:1961年1月1日
ISBN:9784834000023
評価スコア 4.11
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  • 子どもの本の不思議

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    読み聞かせのお勧めリストには必ず入っている本ですし、石井桃子さんの訳なので、読んでみました。
    本の見返しの部分の猫の絵や、白黒で描かれた本文の絵がとても斬新で素敵でした。
    なるほど、これは読み継がれるのも当たり前だよね、と思っていたら、途中から展開に目が点になってしまいました。

    あんなにたくさんいた猫が、消えてしまった・・・それで、「きっと、みんなでたべっこしてしまったんですよ」「おしいことをしましたねぇ」なんて、のんきな反応でいいの〜?
    でも、大人がショックを受ける程には、子どもはひどいとは思わないみたいですね。
    これが、子どもの本の不思議というところでしょうか。
    自分でも子ども時代に読んでみたかったですね。

    投稿日:2007/06/26

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  • こころのチカラになってくれる本

     初版からすでに80年が過ぎようとしているこの本には、ふしぎなくらい古臭さがありません。それは、作者の平和主義や幸福の捉え方などが、読み手に考える余地を残したまま提示されているからなのだと思うのです。

     この話に出てくるおじいさんは、かなり情けない。寂しいから「ねこをいっぴき」飼いましょう、という先見の明も、「こんなにたくさんのねこに ごはんは やれませんよ」という現実を見る目も、おばあさんのものです。おじいさんは従うだけ。しかも、「いっぴきほしい」といったおばあさんの希望に反し、自身の優柔不断さから

     100ぴきのねこ
     1000びきのねこ
     100まんびき、1おく 1ちょうひきのねこ

    を、家に連れて帰ってしまうのです。そして、おじいさんおばあさんの決断は、ねこたちにまた、愚かな戦いを呼びます。

     この絵本を読んだとき、子供たちは、一体これからどうなってしまうんだろう、というドキドキ感や、ああ良かった、と結末にホッとしながらも、どこかでちいさな「引っかかり」を感じるだろうと思います。どうして、おじいさんは全部のネコを連れて帰ってしまったんだろう、どうして、ねこたちは戦ってしまったんだろう、どうして、残ったねこは本当はきれいなねこだったんだろう、どうして。答えは、物語の中にはありません。子供たちが自分で「感じる」しかない。

     こういう本こそが、子供のこころのなかに深く入り込み余韻を残し、思考する回路を開き、規範意識を育てたり思慮深さを養ったりするのだと、私は信じます。そして、こういう本を通じて感じたことがやがて、現実の世界にも理不尽な戦いがあることを知った時に、その現実と対峙するための、こころのチカラになってくれると思います。

    投稿日:2007/11/23

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    1
  • 猫好きの我が家にピッタリ

     2匹の猫を飼っているのですが、家族みんな猫好きで服や小物やインテリアにも自然と猫グッズが増えていきます。そんな中で暮らしている子どもたちなので、この絵本の100万匹の猫に親近感をもったらしく、モノクロの絵と、長い文章にもかかわらず3歳前からよく読んでいました。この絵の描写がとても細かくて、猫の一匹一匹の動きや表情が丁寧にかかれているし、動きが本当に猫そのもので大好きです。

     100万引きの猫がラストたった一匹になるのは、親としてはちょっと残酷と思ったのですが、子どもはそんなこと気にせず、「よかったね このねこ」とうれしそうでした。

    投稿日:2007/01/11

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    1
  • 愛情

     私は、この絵本を読んだときに、色も白黒で、あまりよい印象はありませんでした。でも、最後に、登場人物のおじいさんとおばあさんがやせっぽっちの猫を、愛情をこめて育てると、その猫は、おじいさんとおばあさんの好みの猫に育ったのです。つまり、愛情を注がれると、どんな猫(人)もかわいく育つのでしょうね?なんだかおくの深い絵本だなと思いました。
     でも子供は何度も読んで、とねだってきます。

    投稿日:2006/03/09

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  • 子どもの頃大好きでした。傑作。

    小1位の頃、はまった記憶がある絵本です。
    小4の娘が最近話題にしていましたが、ウチにはないので読んであげたことなかったなあと思い、ひとまず図書館で借りてきました。
    娘はこの絵本を「科学的に」検証した児童向け書籍で知ったようです。
    読んであげようと思ったら、自分で読み始めたので隣で一緒に読んでみたのですが…

    なんで私、あんなにこの絵本が好きだったんだろうとなんだかおかしく思いました。
    目移りしてあの猫もこの猫もと際限なく抱き上げるおじいさん。猫飼いの目線からすると、合計10匹以上の猫を軽々と抱えあげるなんて有り得んやろうと、妙に現実的な感覚で捉える自分を感じました。
    隣で娘も「草食べさせたの…!?肉食なのに…」などと言っていましたし…
    100万匹の猫たちが姿を消した時、おばあさんが発した言葉「きっとみんなでたべっこしてしまったんですよ」さらりとすごいことをおっしゃっていますが、子どもの頃はここは全く引っ掛からなかったなあ。昔話と同じ。リアルな共食いのシーンなんて想像しませんでした。なんだか魔法のように消えるべくして消え去ったイメージでした。
    どうにも収拾のつかない事態がきれいに収まり、ラストですっかり登場人物たちの願いが叶ったことに安堵していたのかもしれません。そしてまさにそれこそがこの絵本の醍醐味です。

    それにしても、幼少時の自分との感覚の差に納得がいかず、娘の感覚に引きずられて物語に集中できなかったのかもと思い、翌日ひとりで改めて読み直してみました。
    そして、ただ一匹残った痩せこけた猫のセリフにふと目が留まりました。末っ子で非力だと思われていた私が、実は力に満ちているのかもしれない、と、深層で感じ励まされたのだと、何の根拠もありませんが、そう思いました。

    今回改めて読み直してみて、子どもの方が物語を読み取る力が優れているというのを改めて感じました。
    ぜひとも子どものうちにこの素晴らしい絵本に出会わせてあげてください。…娘はリアルな猫に対する知識に、この物語を味わうことを少し邪魔されたかな…

    投稿日:2019/11/24

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  • 少し字数が多かったですが、やさしい絵と言葉がじんわりくる絵本でした。ひゃくまんびき、一おく、一ちょうひきってほんとー!?とストーリーにはいろいろびっくりさせられました。子供たちはそんなにびっくりしないことが私はびっくりしました。

    投稿日:2018/12/14

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  • ☆謙虚な姿勢が大切だよ、ということかな☆

    • k7さん
    • 40代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子6歳、男の子2歳

    この本を読んで感じた印象は、人格がある人ほど謙虚なのだよってことを作者は言いたかったのかなあと。

    最後にものかげに隠れていた自称「みっともないねこ」は、おじいさんが猫たちに「いちばんきれいな猫は誰?」の問いに対して、自分をキレイな猫だなんて思わないから名乗り出なかった。
    多くの猫は私が一番キレイな猫だ!と名乗り出てお互いに蹴落としあいの争いが起こり消えていなくなってしまう。最後に残ったのは争いに巻き込まれなかった子猫一匹。

    作者は、世の中は謙虚なものが生き残り、根拠もなく大きくふるまう人は知らず知らずのうちに恨みや妬みをかい(例えば職場や友人関係などの中で)心の争いに巻き込まれて引きずり降ろされるのですよ。と言いたかったのかなあと思いました。

    でもこれを子供に理解させるのは難しい。この先子供が大きくなっって人間関係につまずいたとき、ふとそういえば、あのお話し!と思いだしてくれて、解決のヒントになってくれるときがくるのを願います。

    投稿日:2018/01/30

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  • ねこを飼いたいのはいいけれど…

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    おじいさんとおばあさんがねこを飼おうとします。
    ねこを飼いたいのはいいけれど、このねこの数の多さにはびっくりです。
    そしてどのこもかわいいから選べないというのも分かる気がします。でもさすがにこの数は…ねえ?
    おばあさんに指摘されるまでエサのことは全く考えていなかったおじいさん、いいですね(笑)。ねこのかわいさの前にやられてしまったのね。
    このたくさんのねこたちがどうなったかというところではちょっと「えっ!?」となりましたが、子供は気にする様子はありませんでした。大人のほうが反応してしまうかな。

    投稿日:2016/07/04

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  • ブラック

    ねこが100万匹も登場するなんて、ネコ好きにはたまらないお話だな〜なんて呑気に読んでいたら、途中からの展開に驚愕させられます。
    スズキコージさんを彷彿とさせるような、ちょっと不気味な絵と、ぞっとするブラックなお話。
    万人受けする内容ではありませんが、何だか気になって何度も読み返してしまいます。

    投稿日:2016/06/06

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  • いろんな解釈ができる

    • なつえさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳

    長く読み継がれてきている…と知って、図書館で借りてきました。

    自分でぱらぱらとめくっていた娘は、黒一色の絵を見てひるんでいました。
    怖がりで、『暗い=怖い』と感じる娘の抵抗を取り去ろうと、「ねこちゃんがいっぱい出てくる絵本読もうよ」と明るく誘い掛け、明るい気持ちで読み聞かせしました。

    …というのも私自身、表紙を見て、中身を見て「怖い」と思ってしまいました。
    読み聞かせするべきかどうか悩んで、ここで皆さんのレビューを読んだり他のサイトの感想などを読んで、「こういうのもありかなあ」と読み聞かせしてみることにしました。

    絵は暗いものの、描かれているものは明るい表情や風景。ねこを次々拾っていく話はユニーク。楽しい雰囲気で読みました。だけどラストは…どう読もうか迷いました。

    そこで私なりに、こう考えてみました。
    実はこれは、おじいさんとおばあさんが誰かに語った作り話。
    拾ってきた(みすぼらしい)ねこを、例えば遊びにきた孫に「なんでもっとかわいい猫を拾ってこなかったの?」と指摘されて、「ばかいっちゃあ、いけないよ!この猫をひろってきたのにはこんな理由があったんだよ。いいかい…」と話し始める。

    幼い子供でもこれだけ大量の猫がでてきたら作り話だとわかる。
    聞き手が「嘘だあ!じゃあその一ちょうひきの猫は今どこにいるのさ?」と言い、にんまり笑ったおじいさんが「それがね、食べっこしちゃったのさ」とオチをつけるような。

    聞き手の子どもが「うそだあ〜!きゃはは」と笑うのが想像できる。

    いける。これなら楽しい雰囲気で読める!と、最後まで楽しく読み聞かせしました。
    (あくまで私の頭の中での話で、実際には本文に忠実に読みました。)

    読み聞かせた結果、娘はもう一度とは言いませんでした。
    私も意見もなにも言わず、さらっと読み終えて図書館に返しました。

    読んだことがないと手に取りづらい絵本に思えたので、読み聞かせしてよかったと思います。
    何年後かに、娘が図書館等でこの絵本を見つけたとき、「読んだことがある」と気づいて手に取ってくれたら…この絵本について意見を語り合いたいなと思いました。



    他の方も書かれていましたが、何度も繰り返される長い長い言葉「とても としをとった おじいさん(おばあさん)」や、「ひゃっぴきの ねこ、せんびきの ねこ、ひゃくまんびき、一おく、一ちょうひきの ねこ」というのには正直…。原文に忠実に訳されているのでしょうか。素人考えで恐縮ですが、読みながら必要ないなあと思ってしまいました。(だいいち題名は『ひゃくまんびきのねこ』ですもんね?)

    投稿日:2016/03/30

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