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100まんびきのねこ自信を持っておすすめしたい みんなの声

100まんびきのねこ 作・絵:ワンダ・ガアグ
訳:石井 桃子
出版社:福音館書店
本体価格:\1,000+税
発行日:1961年1月1日
ISBN:9784834000023
評価スコア 4.11
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みんなの声 総数 73
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • こころのチカラになってくれる本

     初版からすでに80年が過ぎようとしているこの本には、ふしぎなくらい古臭さがありません。それは、作者の平和主義や幸福の捉え方などが、読み手に考える余地を残したまま提示されているからなのだと思うのです。

     この話に出てくるおじいさんは、かなり情けない。寂しいから「ねこをいっぴき」飼いましょう、という先見の明も、「こんなにたくさんのねこに ごはんは やれませんよ」という現実を見る目も、おばあさんのものです。おじいさんは従うだけ。しかも、「いっぴきほしい」といったおばあさんの希望に反し、自身の優柔不断さから

     100ぴきのねこ
     1000びきのねこ
     100まんびき、1おく 1ちょうひきのねこ

    を、家に連れて帰ってしまうのです。そして、おじいさんおばあさんの決断は、ねこたちにまた、愚かな戦いを呼びます。

     この絵本を読んだとき、子供たちは、一体これからどうなってしまうんだろう、というドキドキ感や、ああ良かった、と結末にホッとしながらも、どこかでちいさな「引っかかり」を感じるだろうと思います。どうして、おじいさんは全部のネコを連れて帰ってしまったんだろう、どうして、ねこたちは戦ってしまったんだろう、どうして、残ったねこは本当はきれいなねこだったんだろう、どうして。答えは、物語の中にはありません。子供たちが自分で「感じる」しかない。

     こういう本こそが、子供のこころのなかに深く入り込み余韻を残し、思考する回路を開き、規範意識を育てたり思慮深さを養ったりするのだと、私は信じます。そして、こういう本を通じて感じたことがやがて、現実の世界にも理不尽な戦いがあることを知った時に、その現実と対峙するための、こころのチカラになってくれると思います。

    投稿日:2007/11/23

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  • 猫好きの我が家にピッタリ

     2匹の猫を飼っているのですが、家族みんな猫好きで服や小物やインテリアにも自然と猫グッズが増えていきます。そんな中で暮らしている子どもたちなので、この絵本の100万匹の猫に親近感をもったらしく、モノクロの絵と、長い文章にもかかわらず3歳前からよく読んでいました。この絵の描写がとても細かくて、猫の一匹一匹の動きや表情が丁寧にかかれているし、動きが本当に猫そのもので大好きです。

     100万引きの猫がラストたった一匹になるのは、親としてはちょっと残酷と思ったのですが、子どもはそんなこと気にせず、「よかったね このねこ」とうれしそうでした。

    投稿日:2007/01/11

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  • 愛情

     私は、この絵本を読んだときに、色も白黒で、あまりよい印象はありませんでした。でも、最後に、登場人物のおじいさんとおばあさんがやせっぽっちの猫を、愛情をこめて育てると、その猫は、おじいさんとおばあさんの好みの猫に育ったのです。つまり、愛情を注がれると、どんな猫(人)もかわいく育つのでしょうね?なんだかおくの深い絵本だなと思いました。
     でも子供は何度も読んで、とねだってきます。

    投稿日:2006/03/09

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  • 子どもの頃大好きでした。傑作。

    小1位の頃、はまった記憶がある絵本です。
    小4の娘が最近話題にしていましたが、ウチにはないので読んであげたことなかったなあと思い、ひとまず図書館で借りてきました。
    娘はこの絵本を「科学的に」検証した児童向け書籍で知ったようです。
    読んであげようと思ったら、自分で読み始めたので隣で一緒に読んでみたのですが…

    なんで私、あんなにこの絵本が好きだったんだろうとなんだかおかしく思いました。
    目移りしてあの猫もこの猫もと際限なく抱き上げるおじいさん。猫飼いの目線からすると、合計10匹以上の猫を軽々と抱えあげるなんて有り得んやろうと、妙に現実的な感覚で捉える自分を感じました。
    隣で娘も「草食べさせたの…!?肉食なのに…」などと言っていましたし…
    100万匹の猫たちが姿を消した時、おばあさんが発した言葉「きっとみんなでたべっこしてしまったんですよ」さらりとすごいことをおっしゃっていますが、子どもの頃はここは全く引っ掛からなかったなあ。昔話と同じ。リアルな共食いのシーンなんて想像しませんでした。なんだか魔法のように消えるべくして消え去ったイメージでした。
    どうにも収拾のつかない事態がきれいに収まり、ラストですっかり登場人物たちの願いが叶ったことに安堵していたのかもしれません。そしてまさにそれこそがこの絵本の醍醐味です。

    それにしても、幼少時の自分との感覚の差に納得がいかず、娘の感覚に引きずられて物語に集中できなかったのかもと思い、翌日ひとりで改めて読み直してみました。
    そして、ただ一匹残った痩せこけた猫のセリフにふと目が留まりました。末っ子で非力だと思われていた私が、実は力に満ちているのかもしれない、と、深層で感じ励まされたのだと、何の根拠もありませんが、そう思いました。

    今回改めて読み直してみて、子どもの方が物語を読み取る力が優れているというのを改めて感じました。
    ぜひとも子どものうちにこの素晴らしい絵本に出会わせてあげてください。…娘はリアルな猫に対する知識に、この物語を味わうことを少し邪魔されたかな…

    投稿日:2019/11/24

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  • 絵が素敵

    4歳次女が幼稚園で借りてきました。ページを開くとモノクロの世界。白と黒で描かれてる世界が素敵です。

    猫をほしがるおばあさんに、おじいさんは1匹だけを選べず、100万匹の猫を連れて帰るのですが、「1番きれいなのは?」というとみんなが手を挙げ・・・。でも、最後に1匹だけ残った猫は…。謙虚さの美しさのようなものをこの絵本から感じました。良かったです。

    投稿日:2014/01/18

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  • ワンダ ガアグは、アメリカの作家。見開きの絵がおしゃれだなあ。
    この絵本が白黒なのはいい。いろんな色の猫が出てきて、こんな猫かなって、自分で想像しながら、読み進めていくことができるから。
    猫たちが、けんかを始めて、食べっこしてしまったのには、ドキッとした。そして一匹だけ生き残った、やせこけた猫。無欲の勝利。
    この猫とおじいさんとおばあさんの幸せそうな絵がまたいい。

    投稿日:2013/11/28

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  • むかしあるところに・・・
    昔話のはじまりにひきこまれました
    石井ももこさんの訳もいいですね

    絵が白黒でレトロなところもねこがひゃくまんびきの描き方もすごいな〜

    おじいいさんとおばあさんの人柄がいいんです
    おじいいさんのおひとよしさ おばあさんのいさぎよさ 現実をしっかり考えているところ すきですね〜
     
    おじいいさんが 百万びきのねこを連れて帰ったときのおばあさんのいった言葉
    なるほど  賢いおばあさんですね

    百万匹のねこたちは みんな自分がいちばんきれいと主張するところ
    そして争ってみんな食べ合うなんて このおろかさ
    人間の愚かさを比喩しているのかも

    争いの嫌いな おじいさん、おばあさん

    オチが良いですね
       
    一匹のほねとかわばかりに やせこけた ねこが草に隠れていたんです
    このネコがなぜ 食べ合わなかったのか?
       
    作者のいいたかったことをこのネコが話してくれているようです

    おじいさんとおばあさんの幸せそうなラスト 好きです。
     ホッこりします

    そこに おばあさんの 編み物の毛糸玉で戯れるねこ おじいいさん
    なんとしあわせな平和な光景でしょう

    表紙と見開きの絵、なんて ステキなんでしょう!

    読み聞かせてあげたいお話しです

    投稿日:2013/03/14

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  • 猫は肉食なのです。
    100万びきの猫が争い始めたら、なんだか壮絶な光景が繰り広げられるのでしょう。
    おじいさん、おばあさんが犠牲ならなくて良かったと思ったほどです。
    1匹の猫を選ぶつもりで遠くまで出かけたおじいさんが、選びきれなくて連れ帰った100万びきの猫。
    ブラックユーモアが入っていますが、リズム感があって子どもウケしそうなお話です。

    投稿日:2013/03/10

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  • かわいいようなこわいような(笑)

    古典で名作、とは知っていたのですが、読んだことがなかったので
    どんな絵本か知りませんでした。
    こんなに強烈な絵本だったのかー(笑)。
    猫好きとしてはねこでいっぱいになっているおか、たまりません。
    ぞろぞろぞろぞろついてくるねこも、たまりません。
    最後に残ったみっともないねこ・・もしかして?と考えると
    ちょっとこわい気もしますが、まさかね(笑)。痩せてるのだしね(笑)。
    娘も猫好きですので、一緒に大喜びしながら読みました。

    投稿日:2012/02/19

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  • 逃げるが勝ち!

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    猫が飼いたい老夫婦のうちに
    百万びき、−おく、−ちょうひきの猫がやってきました。
    本当は美しい猫一匹でよかったのに可愛さ、哀れさの気持ちで
    おじいさんが引き連れてきてしまったのです。

    しかしあまりにも多すぎ、これだけの猫に餌をあげるとなると
    我が家は崩壊する。そこで解決作は
    「猫たちで一匹を決める」
    しかしそれは悲劇を呼びます。
    猫同士が戦い、食い合いをするのです。
    あー、なんてことを。

    一匹もいなくなったかと思ったが隅のほうに隠れていた
    貧弱なみっともない猫がいました。
    戦って息残ったのではなく
    戦わずに生き残ったのです。

    それから老夫婦と猫は幸せに暮らします。・・・が
    なんだかさっきの猫の食い合いの衝撃が
    頭から離れずめでたしとは思えませんでした。

    投稿日:2011/05/15

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