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きつねの子(2) つりばしゆらゆら自信を持っておすすめしたい みんなの声

きつねの子(2) つりばしゆらゆら 作:もりやま みやこ
絵:つちだ よしはる
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1986年03月
ISBN:9784251006981
評価スコア 4.61
評価ランキング 4,066
みんなの声 総数 30
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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21件見つかりました

  • 続きが知りたい

    5歳長女に借りてきました。ちょっと長めですが、絵もたくさんなので長女はあっという間に読んでしまったようです。一人で読みたかったようで、一人で声を出して読んでいました。読んだ後「ドキドキしたー。次は続きあるのかなー」と言っていたので、私も一人で読んでみました。つちださんのつりばしの絵で、もうこちらもドキドキ。こんなつりばし絶対無理ーなんて思いながら読みました。読んでる方が「どうなるの?」とドキドキ。私も長女と同じくまた続きが読みたくなりました!

    投稿日:2013/08/22

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  • まだ見ぬともだちに

    谷間の向こうとこちらを結ぶ吊り橋。
    風に吹き上げられ、縮み上がってしまうとても怖い吊り橋。
    その吊り橋をキツネさんが一生懸命渡ろうとします。
    イノシシさんから、向こう岸にもキツネの女の子が住んでいることを教わったからです。
    「一緒に遊びたい。」
    その気持ちが恐怖心を抑えてくれました。
    今日ははじめの一歩。
    次の日は、もう一歩。
    少しずつ吊り橋を先の方まで進む事ができるようになりました。
    吊り橋の怖さと、憧れへの大冒険。
    緊張感のあるお話ですが、キツネさんはちょうど中央まで進んでいくことができるようになった時、仲間のいる元来た道を戻っていくことにしました。
    次の機会に、吊り橋を渡りきれるのでしょうか。

    投稿日:2012/06/15

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  • 一歩、一歩の歩みが大切

    目の前にある、ゆらゆら揺れるつりばしの向こうに「きつねの女の子がいるよ」と教えてもらったきつねの子『こんすけ』。
    くまの子やうさぎの子には、「もうすこし大きくなったら、わたれるようになるよ…」と言われますが、こんすけは、今、渡りたいと言います。「おおきくなったきつねの女の子より、ちいさいきつねの女の子と遊びたいんだ」と。

    こんすけは、それから毎日、つりばしに行って、つりばしを渡る練習をします。毎日、一歩ずつ…。いけない時は、次の日に休んだ分もプラスして…。

    恐怖心を克服しながら、少しずつでも前に進もうとする勇気、そして確実に前に進んだことへの自信、それが成長につながる事を教えてくれます。

    結果を気にしてしまいがちですが、「今はここまでで十分だよ。こんすけ君、頑張ったね。」と声かけてあげたい気持ちです。

    子供にも、「難しいと思った事でも、少しずつの歩みを続けてごらん。必ず、前に進むはずだよ…・」と教えてあげられる本です。

    続編を読もうと思います。

    投稿日:2010/11/07

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  • 自分で努力するのがいい!

    絵本クラブ対象

    保育園時代に読んであげたのですが、
    小学校の教科書に「きいろいばけつ」がでてきたので、
    再度息子が自分で読んでいました。

    個人的にはこのシリーズの中で一番好きですね。
    自分で克服しようとする姿がとってもかわいらしいです。

    息子は、きいろいばけつ→つりばしゆらゆらと読んだら、
    このきつねの子が会いたいと思っている子に会えるのかなあ?
    というのが気になったようで、この続きが図書館にあると知り、
    早速図書館に続きを借りにいっていました。
    そして、お友達にもきいろいばけつの続きが面白い!というのを教えたかったらしく、この本を小学校にもっていて、みんなと一緒に楽しんだようです。

    投稿日:2009/09/02

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  • 結果重視でなく

    同じシリーズの「きいろいばけつ」が、とてもよかったので、こちらも続けて読んでみました。「きいろいばけつ」同様、ハッピーエンディングではありませんでしたが、にもかからわず、清々しい読後感があり、心の中で、ストーリーが続いていくような感じがしました。

    このお話では、「きいろいばけつ」もそうですが、「ばけつ」や「つりばし」をめぐるシンプルなストーリーに、きつねの子の揺れ動く心情が織り交ぜられ、ストーリー自体よりも、主人公の気持ちに重点が置かれています。絵本を選ぶときに、物語のあらすじ、とりわけ結末に視点が言ってしまいがちですが、このお話のように、経過を大事にしている絵本は、子どもも共感する部分が多いような気がします。

    私たち親も、子どもとの日常生活の中で、結果だけを重視してしまうあまり、その過程において、十分にほめてあげることを時として忘れてしまいますが、この絵本を読んで、たとえ、つりばしを渡り切れなくても、最初は一歩も進めなかったのが、最後には真ん中まで来れた、という成果を認めてあげて、そこまでの努力と勇気を称えてあげられるようになりたいな、と思いました。

    また、子どもだからこそ、「今は、真ん中まで来れただけでいいや」と満足もでき、「いつかつり橋の向こうまで行ってみたい」という希望も持ち続けられるのではないかな?とも思いました。大人は、自分自身で、ゴールを設定したり、限界をつくってしまったりします。「橋の反対側まで行ってこそ意義がある」とか、「来年は、もう○歳だから、再挑戦は無理だ」とか・・・。でも、子どもは、楽しみを先にとっておける心のゆとりがあり、無限の可能性も秘めているのですね。そんなことを感じながら、このお話を読みました。

    投稿日:2009/02/01

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  • がんばれきつねの子

    純粋なきつねのこシリーズ大好きです。
    読んでいると、親の私が子供の純粋な心にふれ、とても癒されます。
    その中でも、きつねのこがんばれーと応援したくなるのがこの本です。
    毎日すこしずつ、すこしずつ頑張って前へ進んでいくきつねのこ。
    本当にいいお話です。

    投稿日:2008/09/28

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  • 勇気

    つり橋の向こう側にいるキツネの女の子に会いに行こうとするキツネの男の子のお話です。

    ゆらゆらと揺れるつり橋の向こうに行きたくて、毎日一歩ずつつり橋を渡る練習をするキツネの子。
    そんな下向きで一生懸命な姿に感動しました。

    そして、どんどん膨らんでいくキツネの女の子への想いが可愛らしく描かれていて好きです。
    勇気を出して頑張ろうとするキツネの子に、ついつい応援したくなってしまいます。

    子どもの頃に読んで感動したオススメの一冊です☆

    投稿日:2008/09/16

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  • 応援したくなりました

    テレビ絵本を見てから気になっていたきつねのこシリーズです。つりばしの向こうにきつねの女の子がいると聞いたきつねの男の子は、毎日つりばしを少しずつ渡ってみることにします。

    子どもの心の中には、怖くても挑戦したい気持ちがあります。すぐにやってしまう子もいれば、初めからあきらめてやらない子もいます。堅実に少しずつ挑戦していく子も。きつねの子は、堅実派です。

    少しずつだけれど、その間に確実に心も成長していくのを感じました。子どもの日常の機微をうまく描き出しているお話だと思います。

    つちだよしはるの優しい絵がきつねの子の気持ちをうまく表現していると思います。

    いつかつりばしを全部渡って、きつねの女の子に会える日がくるといいなあと、読みながら応援したくなりました。

    かわいくも心温まるお話だと思います。

    投稿日:2008/01/04

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  • 5歳の息子が、読み終えたときこんなことを言いました。「この本は途中で終わっている。続きを読みたい。だって、きつねの女の子にまだ会っていないもん。橋だって、きちんと渡っていないもん。」と。裏表紙の緑の絵の中でも、きつねの女の子にあえたという証がほしいのか、探していました。

     あとがきを読んでやり、読み手が、合えるように応援する、合えるといいねという気持ちを育てたいという作者の配慮は、まだ息子にはわかりませんでした。「この本、つまらん。」と不満げな(^.^)。
     私は、まんまと作者の希望どおりの感想を言ったなとおもいました。余韻を残しながら、読み終えるのはまだむずかしいことなんでしょう。でも、いつか本は、創造できる空間であることもしってほしいなあと思います。

     気持ちを本当に素直に、そして考えさせられた本でした。文字が多かったわりに、内容がしっかりつかめたのだとおもいます。

    投稿日:2007/10/19

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  • こんすけの勇気。

     つちだよしはるさんの絵が大好きで、そろそろ絵本から童話への橋渡しをしてくれる作品を探そうと思いこの絵本に出会いました。もちろん、絵も大好きなのですが、このこんすけくんの気持ちが、幼い子の勇気やまだ見ぬ友達への思いを本当によく表現していて、読み終わった後兄は「フー」と力が抜けたようでした。こんすけの気持ちになって、味わえるすばらしい絵本だと思います。

     その絵本には続編があるみたいで、そちらも是非手にとって読んでみたいです。また、このこんすけくんは数冊他にも出ているのでそちらも楽しみです。

    投稿日:2007/10/10

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