「ちかてつのふしぎ」 ママの声

そう、誰でも疑問に思う地下鉄の謎、車両を地下に運ぶ方法が解説してあります。
な、なるほど、こういう手順なのですね。
観音開きのワイド画面での解説に、納得です。
ただ、東京の地下鉄を例にとって解説してあるので、
東京の鉄道に馴染みのない人には、ややとっつきにくいかもしれません。
でも、それだけに、東京の入り組んだ地下鉄の魅力もたっぷり実感できると思います。
地下鉄、やっぱりすごいです。

電車が大好きな息子がとても楽しく読んでいました。
でも、残念ながら内容はあまりわかっていなさそうでした…

大人からすると「へー、そうだったんだ！」と驚くことがたくさん書かれていて、とても興味深い絵本でした。
地下鉄の奥深さを感じさせていただきました。

地下鉄がどんな風に地下に張り巡らされているのか。
どんな風につくられていくのかが分かる、面白い本です。

絵が割とリアルタッチだけど可愛いですし、内容は分かりやすいけれどしっかり紹介されています。
乗り物好きの子なら、食い入るように見てしまいそうですね。

まだ３歳なので地下鉄のしくみなどはよくわからないとは思うのですが、電車好きの息子はこの本を気に入ったようです。途中でのぞみや山手線がちらっと出てきたりするのもいいのかもしれません。深く掘られた地下鉄の線路の絵などは、大人が見ても、地下鉄ってすごいなーと感心します。幼稚園くらいの方がたのしめるかな。

わが家にとって地下鉄は、わりと身近な乗り物なので、あまり深く考えたことなかったですが、こうやってみると、なんかすごいことになってます！
もともと完成しているまちの下に、造っていったのだから、尚更すごい！
さらっと描いていますが、考えたひとも、造ったひとも、本当にすごいです。
地上を走らない、オール地下の地下鉄って、こんな風に搬入されるのですね。
その入口ってどこにあるんだろう？
生で見てみたいです！
地下鉄の歴史が意外と長くてビックリしました。

主に大江戸線をとりあげた一冊です。

山手線の新型車両やスカイツリー、オリンピックなど、タイムリーだなぁと思わせるイラストや記述があり、楽しく拝見しました。

東京都の地面の下を縦横無尽に走り回る様子が、なんだかスパゲッティみたいでちょっぴり面白かったです。