「The Little Prince 星の王子さま」 ふつうだと思う みんなの声

小説「星の王子さま」は、何度読み返しても、その時の年齢、その時の気持ち、などによって、新しい発見のある、素晴らしい本です。

この絵本は、絵は美しく、英語対訳となっています。
小説よりの抜粋ですが、もう全部読んだ人が、改めて眺めて小説を思い出したいとき、また、まだ小説を読んでいない人へのきっかけに、いいかなと思いました。

昔読んだことのある本で、その時すごくいろいろ考えて感銘を受けた気がするんだけど、こんなお話だったっけ？と全く違うお話を読んでいる気持ちになりました。
文庫本と絵本の違いももちろんあると思うけれど、６歳の子に読んで聞かせたので、全体的に？？となり、よくわからないしおもしろくない。というのが感想でした。
もう少し大きくなってから、また読んであげたいです。

「星の王子さま」はこれまでに何度か読んだ事がありますが、不思議な雰囲気を持った世界観なので、分かったような、よく分からないような…という印象でした。
前回読んでから十数年ぶりに、絵本版のこちらを手にしたのですが、絵がとても美しく、原作の持つあの空気感が失われていないように感じました。
星の王子さまが大好きだという方にも満足出来るのではないでしょうか。
でもお話しを端折りすぎているので「え、何の話をしているの？」と戸惑う事が多々ありました。
「星の王子さま」を初めて読む人や、私のように久しぶりに手に取る人にはあまり向いていないかもしれません。
「星の王子さま」好きな人に向けて書かれたビジュアルブックといった印象です。

子供の頃、星の王子様を読んだときは、ちょっと難しくてよく理解できていませんでした。大人になってから、再び読んで、目ではなく心で見ることも大切なことなんだということを学びました。イラストもとても綺麗でした。日本語と英語が同時に読めるので、英語の勉強にもなると思います。

絵が美しく、見ているだけで心が落ち着くような、そんな絵本です。星の王子さま、有名なのでなんとなくは知っていますが、ちゃんと原作を読んだことはないのですが、今回この絵本を読んでみてこれを機に読んでみようかなと思いました。
この絵本を読んでいると、自分が大人になって忘れてしまった大事なことに気づくというか、 自分が子どもと接していて、最短の時間で目的を達しようとしていた事に気づくというか、なんだか不思議な感覚になりました。

絵はとてもきれいです。
でも、どうしても抜粋、のところが残念というか、これではストーリーがよくわからないです。

英語のお勉強のためにはこれでいいのかもしれませんが、せっかくきれいな絵で再販するのであれば、全編読める方がいいかなと思いました。
私は、英語の勉強に使うよりも、この絵で「星の王子さま」を全部読んでみたいと思いました。

『星の王子さま』は、ストーリーを追うのではなく、奥に隠されたメッセージを読み取らなければ「？」で終わってしまう物語なので、小学生低学年ぐらいだと、あまり面白いと思わないかもしれません。
それを、あえて名場面のみを抜粋して絵本化しているのですが、英語教育に重きをいているのだとしても、『星の王子さま』ではないほうが、子供の興味をひきような気がします。

個人的には、サンテグジュペリの味のある個性的な絵がありきの物語だと思っているので、別の方の描いた王子さまに抵抗がありました。
（葉さんの絵自体はとても好きで愛読しているものもあるのですが。。。）

賛否が分かれるかなと思いました。

英語と日本語の両方で。
どちらで読み聞かせしても両方読み聞かせしても。
うちの場合はどうしても日本語ばかりになってしまいます。たまーに英語で。
１ページ当たりの文章は少ないですが、ページ数はまあまあある印象。
英語教育に力を入れているご家庭ではいいのかな？

レビューコンテストでこの絵本の存在を知りました。

買った人が読むのではなく、ダウンロードできる音声付きなのですね。日本と英語と両方のバージョンがあるとのこと、英語の読み聞かせも結構市民権を得ているのでしょうか。

全編ではなく、名場面を絵本化したもののようです。小さな子には理解が難しい内容だと思っていたのですが、他方で小さいうちから名作に触れるというのも意味があるのかもしれませんね。