「The Little Prince 星の王子さま」 ママの声

　このお話は、やさしい文章で書かれていますが、奥の深い物語です。「かんじんなことは、目にみえない」は、有名なメッセージですね。
　お話にぴったりの、透明感のある絵がよかったです。青と黄色が印象的でした。
　お話の最後は、悲しいけれど、美しい、、、。じっくりページをめくって味わいたいです。

　日本語と英語の音声は、ＢＧＭがついて、会話文がいきいきしておもしろかったです。小さな子は、音声を聴きながら絵を見ると、楽しめそうです

『星の王子さま』が簡潔にまとめられていますが、お話の世界観はそのままです。

私と王子さまとの出会い、星に残してきたバラのこと、地球に来てからのこと、王子さまが初めて感じた無力感と、気づいた本当に大切なもの…。
別れのシーンは、やっぱり切ない。
王子さまの選択に、やりきれない思いがわいてきます。

あまりにも馴染みのあるお話なので、読む人によっては、自分の中のイメージと違ってくる部分も出てくるかもしれませんが、その先入観を横に置いて楽しんでほしいと思いました。
だって、葉祥明さんの絵は、本当に美しくて儚くて、このお話に似合っているから…。

ちいさな子には、はじめての『星の王子さま』として。
英文がついているので、英語を勉強し始めた人の教材としてもいいですね。

『星の王子さま』のお話が、日本語と英語で読める絵本です。
しかも英語は音声で聞けるようになっていて、目だけでなく、耳でも楽しめる新しいタイプの絵本ですね。

葉祥明さんのイラストがとても美しかったです。
特に、どこまでも広がる空の青と、宇宙の深い濃紺が心に沁みました。

お話は短いですが、この作品の良さが出ていて、原作の本を読むきっかけになる絵本だと思います。

「かんじんなことは、目に見えない」、キツネの言葉が胸に響きました。
その他にも、心にずっと置いておきたい大事な言葉がたくさんありました。

せつないお話ですが、美しい文章と透き通るような絵に癒されました。
ゆっくりと時間をかけて鑑賞したい絵本です。

英語と日本語の両方で。
どちらで読み聞かせしても両方読み聞かせしても。
うちの場合はどうしても日本語ばかりになってしまいます。たまーに英語で。
１ページ当たりの文章は少ないですが、ページ数はまあまあある印象。
英語教育に力を入れているご家庭ではいいのかな？

星の王子様のお話のイメージにとてもあっているように思いました。自分の中で夜のイメージがつよかったけれど、こんな青空でもあうんだなとおもいます。本としては読み聞かせということでCDがついていますが、個人的にはそういうのが苦手なので必要ないかなと思います。贈り物としていいのかもしれません。値段も少し高めですし。絵やポストカードなどもあるといいですね。名作もいろいろな絵でみると印象がかわっておもしろいです。

レビューコンテストでこの絵本の存在を知りました。

買った人が読むのではなく、ダウンロードできる音声付きなのですね。日本と英語と両方のバージョンがあるとのこと、英語の読み聞かせも結構市民権を得ているのでしょうか。

全編ではなく、名場面を絵本化したもののようです。小さな子には理解が難しい内容だと思っていたのですが、他方で小さいうちから名作に触れるというのも意味があるのかもしれませんね。