ちょっと気になったのは消費税のこと。
100円でどんなものが孵るか、いろいろわかって楽しい作品ですが、ここには消費税の分が全く記載されていないんです。
この絵本を読んでくれるような連例の子どもたちが、実際に買い物をするとき、今の世の中はどうしても消費税がかかってきます。
子供向けの絵本の作品の中で、そんな細かいことにこだわるなよ。と思う方もいるかもしれませんが、
レジで仕事をしている人間として、ここはやはり認識として記載されている方がいいような気がしました。
だって、子どもたちが100円で買えるからと、それだけを手にして買い物に来て、消費税のためにそれが買えなかったらかわいそうですもの。
なので、とても面白い作品でしたが、もしもこの絵本を子どもたちに読むときは、私なら、この本には「消費税」のことが抜けているけど、ほんとはお買い物をするとき、100円の商品にも消費税がかかってくるんだよ。という話を作品の前後で説明したいなと思いました。