ずいぶん前に評判になり、ずっと読んでみたいと思いつつ、なかなか出合うチャンスがなくて、こんなに遅くなってしまいました(汗)。
先日、生協のチラシで見つけ、遅ればせながら購入しました。
届いてすぐに、まずは一人で読みました。
じ〜ん。
読んでいる傍から、心がフツフツと燃えるような、感動を味わいました。
想像以上に、素敵な絵本でした。(今年出会った絵本の中で1番かな?!)
ソフィーとルリユールおじさんの、静かで温かな交流。
本物のパリを歩いてるような気分になれる、いせさんの描く街並み。
木の美しさ。少女の愛らしさ。
ルリユールという聞き慣れない職業。
おじさんと、思い出の中の父親の丁寧な仕事ぶり。
そして、やっとできあがった、世界でひとつだけのソフィーの本!
昨夜、次女にもやっと読んであげました。
美しい絵を堪能し、おじさんとソフィーが、それぞれ好きなことを話してるのを笑い、生まれ変わったソフィーの本を「よかったね♪」と喜んでいました。
現代っ子ウケする、ゲラゲラ笑ったり、ハラハラドキドキしたりするような絵本ではありませんが、静かで美しくじんわりと感動できる、このような良質な絵本との出会いも大切にしてほしいと思います。