9月の読み聞かせで、1年生に読んであげました。
いきなり、れいちゃんと公園でけんか別れをしてきた、怒りのりっちゃんの姿から物語はスタート。
公園の落ち葉のベッドで、れいちゃんとの楽しかった思い出を回想しながら寝てしまったところへ、
ペットのナッツ(犬)が家に戻ろうと呼びにきます。
そして家に帰ると、そこにはやきいもの準備をするおじいちゃんと、れいちゃんの姿が・・・。
微妙な空気の中、半分こしたほくほくのやきいものおいしさに包まれて、
「涙」と「ごめんね」が自然に二人からあふれ出ます。
「おいしい」という自然と口から溢れでてしまう言葉のように、素直に・・・。
子供達も、静かにしっかりお話を聞いてくれました。
この絵本を選んだ理由は、全体的に暖色でまとめられていて、季節に合うこと。
絵もくっきり見やすかったこと。
1年生の生活も半分くらいまできたところで、お友達との仲も深まり、
仲良しだからこそけんかもする時期であること。
低学年への秋の読み聞かせにぴったりな絵本だと思います。(所要時間6分程度)
女の子たちが主人公のお話だったので、
余った時間もう一冊は男の子向けに「あかにんじゃ」を読みました。ちょうど10分に収まりましたよ(^^)