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リベックじいさんのなしの木自信を持っておすすめしたい みんなの声

リベックじいさんのなしの木 作:テオドール・フォンターネ
絵:ナニー・ホグロギアン
訳:藤本 朝巳
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2006年05月
ISBN:9784001108859
評価スコア 4.54
評価ランキング 6,890
みんなの声 総数 12
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  • 素敵なおじいさん。

    木版画で描かれた素朴で美しいイラストが、リベックじいさんの最後が近づく物寂しさの気配を感じさせますが、反面、リベックじいさんの穏やかな人生を語るにも相応しくも感じます。
    微妙に異なったかたちをした無骨ななしの実1つ1つもよい味わいを醸し出していました。
    自分のいなくなった後までを考えていたリベックじいさんは、素敵な人ですね。
    息子さんが自分と違ってケチ・・・これは親としては切なさもあったのではないでしょうか。
    親は親、子は娘で、同じ人格でもないしそれぞれ個なので仕方なくもありますが。
    同じ親としては、どこか何か思うこともありました。

    投稿日:2020/10/28

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  • 美しくてオシャレな版画絵

    叙事詩をもとに作られた絵本ということです。
    おはなしも素敵なのですが、何よりも惹かれたのが版画で描かれた、美しくておしゃれな挿し絵でした。
    リベックじいさんのハット姿や毛布、子どもたちのコートやスカーフなどなど、どれをとってもオシャレで、うっとりと見とれてしまうほどです。やさしい色使いのなしもとっても美味しそうで、見返し部分のたくさん並んだなしも本当に素敵。
    部屋に飾っておきたいほどの、お気に入りの絵本です。

    投稿日:2014/12/01

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  • 優しいリベックじいさん

    息子がけちんぼなのがちょっと気になりますが、優しいリベックじいさ

    んには頭が下がります。版画絵本が綺麗で魅入ってしまいました。

    息子は、きっとリベックじいさんにみんなに優しいのではなく自分には

    特別に優しくしてほしかったし、なにより息子が一番好きだと態度で示

    してほしかったのではないのかなあって思ったりした私がいました!

    投稿日:2011/12/26

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  •  「ルッピン伯爵領とその周辺地域の民話伝承」を下敷きに書かれたドイツのハーフェルラントという土地を舞台にした美しい叙事詩です。

     1889年に雑誌に発表され、この詩がきっかけで、伝説の梨の木の話は世に広く知られるようになったそうです。
     (この話のものと思われる梨の木は今も村の教会にあるそうですが、実は1911年に嵐で倒れてしまい、新たな木を植えたとか、・・・。)
     1969年、ホグロギアンさんの版画でこの絵本がアメリカから出版され、面白い事にドイツ語版は1971年ホグロギアンさんの手によるこの版画絵本を知り刊行されたそうです。
     とにかくリベックじいさんの人柄がにじみ出ている良い表情です。
     そして梨の木も美しい。

     ストーリーは、寛容で愛に溢れた梨好きのおじいさんリベックが、自分がこの世を去った後も、その梨を人々が味わい楽しむことが出来るよう、素敵な心遣いを最後にしていったというお話。

     とにかく詩文が美しい。
     秋にたわわに実った梨の様子を“あたりいちめんに ひかりかがやいた・・”という一文が好きです。

     息子の心根の狭さを見越したリベックじいさんの思慮深さに唸ってしまいました。
     いえ、おじいさんはもっと後の世の人々まで思いを馳せ、こんなプレゼントをしてくれたのでしょうね。
     それくらい器の大きな人物に思えます。

     とにかく詩文も版画も素敵な作品です。

    投稿日:2011/09/21

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  • 親の深い思い

    たまたま同じ日に読んだ本が、このホント「ヨッケリなしをとっといで」というなしがタイトルにつくお話でした。

    「ヨッケリなしをとっといで」はおもしろいお話、こちらはしっとりとしたお話でした。息子は前者の方がお気に入りでした。

    息子がどんな性格なのかを知っていて、後々まで考えて行動するおじいさんの姿が印象的でした。

    親の背を見て育つといいますが、そうとばかりはいかないこともありそうですね。親の深い思いが伝わってきます。

    版画であるところが味わい深かったです。

    投稿日:2009/10/27

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  • 優しいおじいさん

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    版画の温かみとこの絵本に流れる優しさと強さがとても合っています。
    色合いは地味ですが、他にはない穏やかな色合いです。
    文章は叙情詩だそうで、風がながれるようにお話が進んでいきます。
    とても心地よいです。

    子どもが自分では手に取らない本でしょうから、大人が薦めてあげたいと思います。

    投稿日:2009/02/13

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  • 静かな雰囲気の中に芯の通った絵本

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    絵本講座で紹介してもらいました。
    版画の絵が、異国の雰囲気をよく出していて、全体的に静かな感じの漂う絵本です。

    子どもたちに優しく庭の梨の実を分け与えていたリベックじいさんが、自分が亡くなった後も、子どもたちがちゃんと梨をもらえるように考えているところが素晴らしいです。
    でも、それだけではなくて、講師の先生によると、梨を独り占めするであろう息子の行動を読み、先手を打つことで、息子を厳しく諌める姿が描かれているそうです。
    私達は、そこまで自分の子どもに厳しく向き合うことができるのか、強く問いかけてくる絵本です。

    投稿日:2007/02/18

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  • 自分がいなくなっても・・

    • ねーねーさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子11歳、女の子10歳

    ある村にリベックじいさんが住んでいて、おじいさんの屋敷には
    なしの木が1本あります。秋になるとなしがたくさんなります。
    なしをもいで、村の子供たちにくばってあげました。

    年をとってきたおじいさん。天国にめされる日も近いと感じていました。自分が死んだらなしを一個一緒に埋めておくれと頼みます。そしてその日はやってきて、子供たちは悲しみました。
    また秋がきました。おじいさんの息子はケチでなしをとられないように柵をしてしまいます。
    3年後おじいさんと一緒に埋めたなしの若木が育ち、さらに何年か後その木はたくさんの実をつけました。
    村の子供たちはまたリベックじいさんのなしを食べる事が出来ました。

    自然の恵みを皆に分け与えていたリベックじいさん。
    自分がいなくなってしまったらけちな息子は一人占めしてしまうだろうと、先をみこして一緒にうめてと頼んだおじいさん。
    やさしさがあふれているおじいさんの顔。子供たちになしを渡す時、子供も愛しい、自然に感謝しなしも愛しいと感じているのだと思う。
    自分がいなくなった後の事も考えて・・なんて私には想像しにくい。年を重ねていくとそれくらい大きな気持ちを持てる様になるのかなぁ。

    投稿日:2006/10/07

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