「ジョーンとあひる」 みんなの声

主人公のジョーンとおとうさん。
ストーリーが本当に我が家のことかと思うようです。
うちも休日に近くの神社のあひるのところにいくのですが、
もっとえさが欲しいあひるが、があがあ娘の手元まで寄っていって大騒ぎ。
娘もストーリーが自分の実体験と同じなのでとても楽しいらしく、
とてもお気に入りの絵本になりました。
実体験と重なる絵本は子供にとって本当に親近感があるんだなあと感じた絵本でした。

おとうさんと一緒ってところにとても好感がもてます。毎日会社で忙しいおとうさんが、日曜日の午後に息子のジョーンと公園に出かけ３羽のあひるたちに餌をやるところに、幸せな家庭を想像できます。おとうさんの子育て参加に称賛します。ジョーンも楽しみにおとうさんとの
ひと時をしていると思います。３羽のあひるとのかかわりもとても気持ちを穏やかに和ませてくれます。最後に、おとうさんとのティﾀｲﾑにもこちらまで、ほっとします。こんな素敵な時間をもつべきでした。

ジョーとお父さんは毎週日曜

お昼から公園へ行きます。

公園の池にいる3羽のあひるたちに

餌をやりに行くのです。

紙袋の中に白いパン1かけ、

茶色いパン1かけ、スポンジケーキ1かけです。

このなんとなく読んでいたパンの種類が

アヒルの色と一緒だあとから気づきました．

白いあひるには白いパン・・・

そうか、いろんな種類持って行ったのは

みんなで分けるためじゃなく

それぞれ専用だったのかな・・・

餌をもらったあひるたちは

まだ食べたくてがあ！があ！があ！と

鳴き続けます。

袋を逆さにして空っぽだと教えると

泣き止んだので家に戻りました。

毎週あげているので

すごくしつけされてますね、素晴らしい。

餌やりに毎週付き合ってくれるお父さんが

すてきだなと思いました。

ジョーンとお父さんは、池のあひるにパンくずのご飯ををあげます。
なんとなく春に読みたくなる絵本です。
賑やかな鳥たちの声、ジョーンとお父さんとのやりとり、父と息子の何気ない日常、とても微笑ましい絵本です。

毎週日曜日にジョーンはお父さんと一緒に公園に行きます。
ジョーンとお父さん、服装も髪型もそっくりで微笑ましいです。
公園からうちへ帰る場面の絵が好きです。紙袋を頭にかぶっておどけている（のかな？）ジョーンと、そんなジョーンを見ているお父さんの表情が、何だかあたたかくてほのぼのします。
わがやでも、休日は私と下の子がお留守番で、夫と上の子がよくふたりで出かけたりしています。こんなふうに楽しく過ごしているのかな。ちょっぴり妬いてしまうような、羨ましいような気持ちがします。

ジョーンとお父さんが池に行ってあひるにパンなどをあげて
帰宅する、
話としてはごくごくありふれた風景なんですが、
お父さんと一緒に、の部分がとても素敵です。
あひると触れ合う、ゆったりとした時間の流れがいいです。
多少トラブル発生でも、お父さんがいれば安心。
あひるたちも聞き分けがいいですね。
文章には書かれていない、絵から読み取るサブストーリーもありますね。
そしてやはり、ラストのシーンが素敵。
こんな時間がなかなか取れないお父さん、
だったらこの絵本でゆったりと過ごすひと時はいかがでしょうか。

長女は生き物が大好きで、えさをあげたりだっこしたり、できることなら一日中やっていたいタイプ。
ジョーンのように家の近くに仲良しのあひるがいる池なんてあったら、雨でもいきたがるだろうなあ。
言葉はしゃべれなくても、人間と動物の気持ちは通じるんだってことがよくわかるお話でした。