「があちゃん」 自信を持っておすすめしたい ママの声

ピンクのあひるのがあちゃんが、おふろの楽しさや気持ちよさをおしえてくれているみたいです。おふろでスッキリして、ふにゃっとなったがあちゃんが、ほほえましいですね。ぽかぽか、ぽこぽこ、ぴかぴかの擬音語がたのしい文章と、カワイイがあちゃんの表情がよかったです。

ぴんくのがあちゃんの絵がとってもかわいいです。
そして、文もとてもテンポ良く、読みやすいです。
かわいい絵とリズミカルな文に癒され、読み聞かせをしていてとても優しい気持ちになれる癒しの1冊です。
子どももそんな優しい雰囲気を感じるのか、ぴんくのがあちゃんが好きなのか、何回も読んで欲しそうにするお気に入りの1冊です。

お風呂のオモチャでお馴染みの黄色いアヒルがありますが、この本の主人公のがあちゃんは色違いのピンク色。鮮やかなピンク色をしたがあちゃんはぱっと目に留まり、赤ちゃんもじーっと本を見てくれます。
どのページのがあちゃんも可愛いのですが、「もぐるのは嫌い」と言ってがあちゃんがお湯の中からぴょこんと飛び出るページが特に可愛らしくて好きです。があちゃんがお風呂に入ってぴかぴかになると、読んでいるこちらまでお風呂の湯気を浴びたような、ポカポカと温かい気持ちになります。
この本をとおして、子供にお風呂の楽しさが伝わると良いなと思います。

小さい子のいる家庭のお風呂に一つはありそうなアヒルの人形。そんなアヒルが主人公です。アヒルがお湯がかけられたり泡だらけになったりするだけで、とくに動いたりしないのですが、なぜか生きているように感じます。とてもかわいらしいです。
おうちにアヒルのおもちゃがある子は特に親しみやすいと思います。

乳児・小さい子向けおはなし会用にセレクト。
おもちゃのアヒル、があちゃん。
もちろん、愛らしいお風呂アイテムです。
があちゃんのお風呂タイムの様子を描きますが、
ほら、思わず楽しくなってきそうな光景です。
お湯につかって、洗って、流して、タオルで拭いて。
お風呂タイムに、があちゃんと一緒ね、と会話が弾みそうです。
擬人化していないのですが、なんだか愛おしい存在感です。
素敵なお風呂絵本だと思います。

ピンク色のアヒルちゃんがとっても可愛いです。
最初から最後までリズミカルな文章で、息子が２才だった時ぜんぶ覚えていて、お風呂のたびに自分の動き（泡で体を洗ったり、タオルで体を拭いたり）にあわせて面白そうに暗唱していました。
たまにおふろを嫌がったときも、「があちゃんがあがあこんにちは、いっしょにおふろにはいろうか。」と私が言うと喜んで「入る！」と言ったものです。
お風呂に入ったアヒルちゃん、ほかほか湯気が出ていて本当に気持ち良さそうです。

【事務局注：このレビューは、「があちゃん」こどものとも０.１.２　2006年05月号　に寄せられたものです。】