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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

オレ、カエルやめるや」 ママの声

オレ、カエルやめるや 文:デヴ・ペティ
絵:マイク・ボルト
訳:小林 賢太郎
出版社:マイクロマガジン社
税込価格:\1,760
発行日:2017年11月25日
ISBN:9784896376760
評価スコア 4.45
評価ランキング 10,938
みんなの声 総数 70
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50件見つかりました

  • 会話が弾む本

    この本を読んだ時、そういえば私も子供の頃猫になりたかった記憶が蘇ってきました。猫っていつも寝ているし食べて寝て遊んで・・・。本当に羨ましかったです。

    子供にも何になりたいか聞くと、うちの子も猫になりたい、と言っていました。猫ならいつも家でゴロゴロできるから、学校にもいかなくていいし・・。と言っていました。

    まさか私と同じ動物だったとは驚きでしたが、確かに猫は学校で勉強をしなくても家でごろごろしていれば良いだけだし、確かに羨ましいなって思います。

    この絵本を読んでいると、なんだか結局最後には他の物になるよりも、自分のままでいる方が良いかも・・・って思うようになりますね。なんだかこのカエルも最後にはやっぱりカエルになりたいって言っていましたし。でもちょっと笑ってしまいました。だって元々カエルなのに・・・。

    またこの絵本の絵がとにかく素敵で、さすが外国の本ってかんじでとても可愛らしかったです。色使いも表情も可愛らしくて見ているだけで楽しくなりました。子供と何になるか色々と楽しみながら会話が盛り上がる、そんな素敵な1冊だと思います。

    投稿日:2017/12/21

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  • カエルもなかなか悪くない

    濡れているし、ヌルヌルしてるし、虫ばかり食べるし…といった理由から、カエルに嫌気がさし、他の生き物になりたいと言うカエルの子。
    それに対して、お父さんカエルは「お前はカエルだから無理!」と一蹴するのですが、カエルの子はなかなか諦められません。
    でも意外な人からの言葉で、カエルの子は考えを改めます。
    自分の欠点だと思っていた部分が、まさか役立っていたなんて!
    ユニークな視点が楽しい一冊です。

    投稿日:2017/12/21

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  • テンポがいい

    テンポが良くて、深く考えず楽しく読めました。
    息子も、カエル親子のやりとりを楽しんでいました。
    もう8歳なので、親カエルよりの意見の息子。カエルなんだからうさぎにはなれないよね〜みたいな。
    でも、もっと小さい子だと感じかた、感想が異なるのかもしれません。
    幼児から小学生くらいまで色んな年代の子が楽しめる気がします。

    投稿日:2017/12/24

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  • おもしろい。

    • まおずままさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子10歳、女の子6歳

    カエルがカエルをやめたがっているなんて!カエルの子供とお父さんのやりとりに、思わずふふっと笑ってしまいました。
    理由が「なんかぬれててヌルヌルしてるし、ムシばっかり食べるのは(おいしいけど)なんかいやになった。」なんて中途半端なもの。
    でも、こんな気持ち、ちょっと分かるかも。

    下の娘が、ちょっと前まで将来の夢は「ネコがいいかなぁ・・・。いやウサギがいいかも・・・!」なんて真剣に言っていたのをふと思い出しました。

    カエルはカエルで良かったんですね!

    投稿日:2017/12/20

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  • 微笑ましいカエル、カエルで良かった!

    しょっぱなから、オレ、ネコになる、なんて小さなカエルが言うのが可笑しくて、息子は大笑いしました。

    子供は、なりたいものが具体的なので、人間なら仮面ライダーになる、という気持ちなのでしょう。大人になっても、他人様をみて、ああなりたいとか、あの人だったらいいなぁ、なんて思ったりします。

    だから、小さなカエルがじゃあ、ウサギ、ブタ…となりたいものが出てくるのはよくわかります。
    小さなカエルに、カエルはカエルにしかなれないよ、とお父さんは教えますが、思いがけない動物に、迫力を持ってカエルで良かったところを教わる場面は印象的で、カエルのみならず読み手も、あぁ、この子、カエルでよかった!と思えてきます。

    自分の良さを気づいてね、自分を大事にしてね、と教えるよりも、わかりやすく、楽しく、この絵本が教えてくれました。


    ものすごく大事なメッセージが込められた絵本なのに、コミカルな絵や手書きの切れのあるセリフが和ませてくれます。
    中でも、カエルの親子がほおばる、虫のサンドイッチパンの縁から、虫の脚などが出ているのが笑えます。

    見開きの始めと終わりの挿し絵で、カエルの心が変わっていたのも面白いです。カエルで良かった、と納得したカエルは、変わらず幸せそうなネコやウサギたちと一緒に跳び跳ねようと笑っていたのが心に残りました。

    良い読後感でした。

    投稿日:2017/12/16

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  • サバサバ、すっきり

    タイトルや挿絵の雰囲気から、ナンセンスなギャグえほんかと思いましたが、意外にも深いテーマで奥が深い内容でした。
    こういった内容のおはなしは、説教くさくなりがちですが、こちらは、サバサバしていて嫌な感じが全然しませんでした。
    すっきり読めて気持ちが良かったです。

    投稿日:2017/12/15

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  • 唯一無二の存在

    カエルの子供が他の生き物になりたがって、それを優しく諭すお父さんカエル。そのやり取りが心に響きます。ラストも素敵。
    大人に当てはめても、ついつい隣の芝生が青く、他人を羨ましく思うことが度々。他人を羨ましく思うことよりも、自分の強みを見つめ直し、自分を肯定することから新しい1歩を踏み出して!って背中を押してもらった気持ちになりました。

    投稿日:2017/12/16

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  • 面白かったです!

    タイトルにびっくりして試し読みで読ませていただきました。
    よく、〜になりたい、〜になってみたい、という絵本はあるけど、やめたいという方向性の絵本は珍しいような気がして、カエルをやめて何になるんだろうとワクワクしながら読みました。
    どうして辞めたいのか、どうして〇〇になりたいのか、と理由も丁寧に説明してあって、絵もおしゃれでとても面白かったです。

    投稿日:2017/12/15

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  • 自分らしく生きよう

    カエルになるのをやめたいカエルくん。
    うさぎになろうとしたり、ぶたになろうとしたり・・お父さんに提案をします。

    でもわかります。私たち人間も同じこと考えます。かくいう私も・・つい人と比べて「あの人みたいになりたい」「こんな自分が嫌い」なんて考えてしまったことあります。

    カエルくんもぬるぬるする体や、虫ばかり食べている事・・他人を羨む気持ちが止められません。それをコミカルに親子の会話を描いてありとても共感が持てました。

    でも最後は、「カエルだから」という単純明快な答えで言ってのけるお父さん。
    そこがすっきりさっぱり!気持ちいいです。

    そうです!カエルだから。

    でもオオカミさんの登場で、そんなカエルくんにもすごいところがあると気づかされます。オオカミにも決して食べられることのない!

    自分らしく・・・
    みんな違ってみんないいですね。

    投稿日:2017/12/13

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  • 他者への羨望

    可愛らしい話でした。カエルをやめるというより、他のものになりたいという願望ですよね。子供は勿論なこと、大人だって、XXちゃんはいいなぁ―という気持ち、ありますよね? それを若さから言っちゃう話でした。でも、最後に自分が自分であることに良さを見つけられて、一件落着してよかった。結構大事なことを書いているのに、サラッと楽しく読めるところがとてもよかったです。

    投稿日:2017/12/08

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