新刊
きみの話を聞かせて しろさめ作品集

きみの話を聞かせて しろさめ作品集(小学館集英社プロダクション)

全編透明水彩画で描かれたイラスト作品に、描き下ろしのショートコミックを大幅に加えた、待望の作品集!

  • 泣ける
  • かわいい
話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

きんのねこ」 みんなの声

きんのねこ 作:八百板 洋子
絵:平子真理
出版社:福音館書店
税込価格:\429
発行日:2006年11月
評価スコア 4.61
評価ランキング 4,083
みんなの声 総数 22
「きんのねこ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

22件見つかりました

  • 慎ましやかであれ。

    • 橘朔夜さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    よくあるお話ですよね。
    貧乏な老夫婦と欲張りなお隣さん。
    貧乏だけれど心が綺麗だから、金色の猫が「なんでも願いを叶えよう」と言ったけれど、その時欲しいモノを正直に答えました。
    金色の猫は大変感動して、この老夫婦を幸せにしてあげます。

    かたや、欲張りなお隣の夫婦はあまりの欲深さの為に猫にひどい目に遭わされてしまうわけで…。

    欲張りなお隣さんの結果は仕方無いとは思っていても、やっぱり人は心清らかに過ごしていくべきだなと思わせる本です。

    投稿日:2008/07/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • ミステリアスなねこ

    勧善懲悪といいましょうか・・・
    正直で欲のない人と強欲でイジワルな人と
    その人となりに合った報いが必ずくるもんだという
    ベラルーシの民話はとても子どもにも分かりやすかったのではないかと思います。

    白樺の精(?)のきんのねこのミステリアスな雰囲気と隣の強欲な夫婦の顔つきがいかにもイジワルなのがやけに印象深かったです。

    投稿日:2008/01/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • 欲張ってはいけない

    昔話によくありそうな設定。
    欲張ってはいけない。
    正直であることが一番と。
    ただこのお話の面白いところは、
    正直者のおじいさんが、3度も白樺の木を切りにいこうとするところでしょうかあ。
    息子的には、最初の2回目までは、まあまあ。。。と思ったようです。
    でも3回目のときは、またか!と思ったようです。
    粉、塩、キャベツといった願いの品は、
    ネコがいうようにすごい質素。
    でも息子的には、3回も願いにいくという行動がびっくりだったようです。
    でもそれがこのお話の味噌ですかね。
    必要最低限のものを、その時々でお願いする。
    というのに、おじいさんたちの慎ましさを感じました。

    挿絵もまたすごい魅力的でした。
    おじいさんたちと会っているときは、すごい神秘的でありながらなんともいえない気品あふれるネコ。
    そして、隣人に対して怒るネコの迫力。
    そのあたりも見所ではないかと思います♪

    投稿日:2007/10/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • ベラルーシの民話。

    「金の斧と銀の斧」「おむすびころりん」なんかを思い出すお話でした。
    正直者は得をする、と言ったところでしょうか。
    長女はお話をそのまま受け入れるタイプ。
    次女は納得いかないことがあると、「なんで」「どれが」と質問攻めです。
    この、不思議なお話を読み終わったときは、いつも以上に質問攻めでした・・・。
    欲張ったり、威張ったりしては行けないという教訓がテーマ前本でした。

    投稿日:2007/09/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • 気高いねこ

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    ベラルーシの昔話です。
    初めて読むお話ですが、懐かしい様な気がするのは、多分お話の展開がスムーズで、それが心地よいからでしょう。
    次男は表紙の猫をみて、「金色だからスーパー猫だ」と言っていましたが、本当にその通り。それに気高さがプラスされて、神々しいばかりの猫になっています。
    きんのねこは、“なんでも願いをかなえてくれる猫”ではなくて、“自分をきちんと向き合っている人を認める猫”です。
    そこを取り違えて欲望を満たそうとすれば、見事なしっぺ返しが待っています。
    ちょっと『金の斧 銀の斧』を思い出させるようなお話でした。

    投稿日:2007/05/27

    参考になりました
    感謝
    0
  •  人間のありかた

     子育てと絵本という講習会で、先生が紹介していた本です。読み聞かせてもらって、慎ましく正直に生きる北の森の老夫婦の姿が強く印象に残りました。お話もすてきなのですが、それを一層引き立ててくれる絵の迫力というか、とてもきれいな白樺林がとても大好きです。是非手にとってみたいと思い、図書館で見つけました。主人と一緒に講習会を聞いていたので、「あの絵本よかったよな」と言っていた主人に子どもたちより先に読んでみてと渡してしまいました。

     なんでも願い事をかなえてやろうと言う金の猫に、生きていくために必要だからと最低限必要なものしか頼まない姿や、度々白樺を切りにきて申し訳がないという、おじいさんの気持ちが贅沢なくらしに慣れている自分の生き方を見直すきっかけになりました。

    投稿日:2007/05/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • 知的なねこの表情

    ねこの表情がとても知的に感じられました。
    お話を読んでいると猫は神様?!かしらと思いました。
    子供たちも真剣に聞き入っていて、最後に財をうしなった人の表情など、登場人物の顔の表情がとっても絵本の内容にあっているところがとてもいいと思いました。

    投稿日:2007/02/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • むかしから、いい人と悪い人の話はありましたが、これもその一つです。きんのねこのうつくしく、「めをかっとみひらいて・・」という表現など、ねこのもつ力を感じます。説明しなくても、子供はなにが悪くてなにがいいのか、ちゃあんとわかるようなお話です。たべてもたべても減らない食料は、とても呼んでいてもほっとした物語でした。我が家にもこんなねこがきてほしいなあ。

    投稿日:2007/02/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • 金の猫に会ってみたい

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    森の近くで暮らしている老夫婦。
    作物が獲れなかったある年、とうとう食べるパンもなくなってしまいました。
    森の白樺を切って売り、パンの粉を買おうとすると
    白樺のかげから金色の猫が現れました。
    「木を切らないでください。どんな願いごとでもかなえてあげます」
    おじいさんは「粉を買いたい」と言うと・・。
    ベラルーシの昔話だそうです。
    どんな願いでもかなえてくれるというのに、
    おじいさんの頼みごとは本当に生活に必要なものばかり。
    後半は日本の昔話によくあるように欲張りなお隣さんが登場します。
    典型的な昔話のつくりで安心して楽しめます。
    息子はすくっと立ち上がっている金の猫の神秘的な姿が
    とても気にいったようで、「金の猫に会ってみたい」と
    何度も読んでいました。
    老夫婦のつつましい生活がとても気持ちよく温かい気持ちになりました。

    投稿日:2006/12/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • きんのねこ

    • はるしゅうさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、男の子4歳

    おじいさんとおばあさんが明日食べるものもなく困って、白樺を切ってお金に換えようと白樺を切りに行くと金色のきつねが現れてこの白樺は切らないで。と言われその代わりに何でも願いをかなえてあげると言われました。おじいさんはパンの粉と塩と野菜が欲しいと言いました。家に帰ると、たくさんのパンの粉と塩と野菜がありました。
    その話を隣のお金持ちの奥さんに話すと、奥さんは旦那に話すと、欲張って大きなお屋敷をくれと言いました。すると金色のきつねは怒って今あるお屋敷をなくしてしまい、代わりに粗末な小屋になっていました。
    人間欲張ってはいけないというお話でした。
    子供たちにそういう思いが伝わればいいなあと思います。

    投稿日:2006/11/16

    参考になりました
    感謝
    0

22件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(22人)

絵本の評価(4.61)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット