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ぼくの犬キング」 ママの声

ぼくの犬キング 作・絵:ウォーバーグ
訳:中村 妙子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1970年
ISBN:9784035321309
評価スコア 4
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  • 人を成長させるのは、喜びだけじゃない

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     ―ジェミーは、おばあちゃんの そばで、キングがいきていたころのことを おもいかえしていました。―

     可愛がっていた犬が死んで、心にポッカリ大きな穴が空いたようになってしまったジェミー。
    深い悲しみに沈むジェミーに、お父さん・お母さん・おばあちゃん・ジョンおじさんと周りの大人が、それぞれのやり方で励まします。

     『しぬってことは、うちにかえるようなものさ。・・・
      いきものがうまれでた、じめんのなかに・・・・・・。』

    キングのからだは、いろいろな草花を育てる黒い土になる―この世界に無駄ものはひとつだってない―と語る言葉の重みが、ずっしりと感じられます。

     愛犬の死を描いた絵本「ずーっとずっとだいすきだよ」(ハンス作)と本書を、ぜひ、読みくらべてみてください。
    【愛するものとのわかれ・命のゆくえ】について考えてみましょう。

    ちなみに、原書のタイトルは、
    「成長のとき(GROWING TIME)」だそうです。

    投稿日:2006/11/05

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