「サンタさんやめて！」 ママの声

１歳前くらいに見せたしかけ絵本です。
大胆な色彩の絵が飛び出してくるのが楽しかったのか、当時はよくせがまれました。
物語を楽しむというより、飛び出す絵に夢中になっていた様子です。
飛び出す絵を見せるだけでも十分楽しめますが、シンプルな物語もクリスマスらしくほのぼのしていて和みます。

最初にこの題名を見たときは、どんな本なんだろうと言うのが、最初の感想でした。
内容は、サンタさんが子供たちのプレゼントの発注で忙しくて、クリスマスツリーを用意するのを忘れてしまい、急いでもみの木を探すのですが、きつねが住んでいたりして、サンタさんはなかなかクリスマスツリーになるような木が見つかりません。
トボトボおうちに帰ると、森のみんなが素敵なクリスマスツリーを用意していてくれると言うお話です。
私はすごく感動しました。

クリスマスグッズ一式が入っている箱に一緒に入れていて、クリスマスシーズンに出して、息子と一緒に毎年読むのが恒例の絵本の１つです。

本自体が三角形でとてもユニークです。しかけ絵本で、いろいろな動物たちが、「やめて！」といい、迫力があります。読み聞かせするときも「やめて！」という台詞を言うのが楽しいです。最後のページの大きなクリスマスツリーを見開きにして立てて飾っても素敵です。

ロバートサブダさんのしかけ絵本ですっかり大好きになった大日本絵画の絵本の中の1冊です。
この仕掛け絵本も仕掛けが素敵なだけではなく，ストーリーも素敵でした。
まだ1歳過ぎの息子にはクリスマスが何のこっちゃ…ですが、もう少し大きくなってクリスマスを楽しみに待てる年頃になったら改めて一緒に読みたいな〜とおもえる、ココロがぬくぬくする絵本です。