「夢の川」 みんなの声

「夢の川」というタイトルと表紙のイラストに惹かれて図書館から
借りてきました。思ったような内容ではなく、少し絵が暗いのか、あんまり好みではなかったのが残念でした。私は、毎日を忙しくなく過ごしているなあと思いました。

都会の高層ビルのような部屋にいる女の子。窓の外に見える川をみながら、想像の旅にでます。川の景色はどんどんかわって、いろんな風景があらわれます。川はどこから流れきたのか、など思いをはせます。美しいイラストに誘われて、一緒に川をただよっているような不思議な読み心地でした。幻想的な絵本です。

幻想の川を一人の女性が旅していきます。
川の上流を目指しているのかと思ったら、都会から田園を越え、突き進むと大海原で海の中を見おろしたりします。
臨床心理学的な本でもあるような気がしました。
自分自身の今を解放するためには、自分が抱えている障害を越えていかなければならない。
暗示のような、精神分析のような絵と展開です。
自分が川をイメージしたら、どんな川になるのでしょうか。
大人の絵本のように思いました。