そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)
世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!
まほうのさんぽみち(評論社)
絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。
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9件見つかりました
5歳の娘に読みました。大好きなレオ・レオニさんの作品ですが、娘には内容が難しかったようでした。 「個性を認める」という大事なテーマを描いているのだと思いますが、このお話はその論点が少しずれているように感じてしまいました。困難を一緒に乗り越えなければならない仲間だからこそ、お互いを思いやり、それなりのがんばりや誠実な気持ちをまず表す必要があるように思います。それはどんな形でもいいのです。フレデリックにはとっておきの「あつめたもの」があったのかもしれませんが、まずはみんなと協力し合うということも、「個性を認める」と同じくらい大事なことなんじゃないかと思います。 他のねずみには持っていない個性を持っているからと言って、仲間が働いているのを見て見ぬふりはどうなのかなと思いました。少し怠慢な態度に見えてしまいました。 私の読み方がまだ浅いのかもしれませんが…。娘がもっと大きくなったら「あなたはどう思う?」と聞いてみたいと思いました。
投稿日:2020/09/18
ちょっとかわったのねずみのはなし、とあるように、主人公のフレデリックは変わっています。 みんながせっせと冬支度をしている中、一人じっとして、おひさまのひかりや、いろ、ことばを集めているのです。 でも、みんなは少しイライラ。 やがて長い冬眠が始まり、フレデリックの集めたものが役に立つ時が来て、みんなに賞賛されるというもの。 みんなと違っていてもいいんだよ、ということを言いたい絵本なんだとは思いますが、個性を発揮させる場面が私は少し違うかなと感じてしまいました。 現実世界では、フレデリックのようなことをしていたら、冬眠中に食べ物を分けてもらえるのかな?と意地悪なことを思ってしまいました。 そして子供には理解が難しいですね。
投稿日:2020/09/05
賛否両論ありそうな物語です。 みんな一緒でなくていいということを言いたいのだと思いますが、みんなと一緒に働くことが軽んじられているような・・・。 絵はおしゃれだし、フレデリックは詩人のようです。 勝手な想像ですが、村上春樹さんを好きな人が好みそうだと思いました。
投稿日:2018/03/19
目に見える物だけでなく、光や色やことばを大切にするフレデリックに共感する人もいれば、他のねずみがせっせと働いているにも関わらず、じっと動かないフレデリックに眉をひそめる人もいるでしょう。 4才の息子はどう思ったか、聞いてみたい気もしますが、読み聞かせの感想をあれこれ尋ねるのは避けたいので、そっと本を閉じました。 でも息子はもっと分かりやすい本が好きなようで、それ以来この本を読んでとリクエストしてくる事がありません。 哲学的な絵本なので、どちらかというと大人が読んだ方が色々深みを感じるのかも?
投稿日:2015/08/25
皆がせっせと働いている間も フレデリックは何もせず・・・。 でも、最後にはそんなフレデリックの話が 皆の役にたって褒められるという・・・。 人それぞれだとは思うけど・・・。 例えば、フレデリックなりに一生懸命なにかを していたけど、なかなかそれが他人に理解されず、 でも最後には理解してもらえて。。。 って話なら良かったけど 皆が働いている横でごろごろしてて、 それでもいいんだよって話に感じて どうかなと思いました。 子供たちの反応もイマイチでした。
投稿日:2011/12/12
私は勝手に、この『フレデリック』と『おんがくねずみ ジェラルディン』、 『マシューのゆめ』はレオニの芸術三部作だと思っています。 それは単に、質ではなくて内容が芸術に関するものを扱っているからです。 この本では、人が満足を感じるには、食欲や物欲などで満たされる物質的満足 と文化的なことに対する精神的な満足があるということを、レオニは言いたい のではないかと思いました。時として、人は、その文化的な満足(精神的満足 にのみ癒されることがあると。 フレデリックが芸術肌であることは、とてもよく分かったのですが、どうも 読み手の私の想像力が足りないからでしょうか? 残念ながら、いまいち、 フレデリックが想像を促す太陽の光とか色とか、そして詩のすばらしさが 私自身には伝わらず、共感することが出来ませんでした。 特に詩がこの話のキーになっているような気がして、何度も読んで想像力を 働かせてみたのですが、駄目でした。 なので、レオニのメッセージは捉えられた気がしますが、共感を伴えなかった ので、この評価にしました。
投稿日:2011/12/10
ちょっと私には理解できませんでした。 詩人は働かなくてもよいのでしょうか? そういう才能に長けた人もいるので それはそれで人を感動させて食べていけるわけではありますけど…。 みんなが食べ物や暖かくするためのものを運んでいるのに じっとしているのが、ちょっと…。 働かざるもの食うべからず。 働いて、人と人の中でもまれて、いろいろ辛い事も乗り越えて 人は成長すると思っているので、 ミュージシャンは世俗と離れたところで生活しているようなのに どうして人を感動させる曲が作れるのだろうと常々不思議だったので なんか不思議な絵本だな、という気持ちです。
投稿日:2011/12/09
オランダの絵本作家レオ・レオニさんの絵本。 有名な方なので名前はもちろん知っていましたが、実際に絵本を読むのは初めて。眠そうなねずみの表紙がいつも気になっていたので、図書館で借りてきました。 5匹のねずみの冬支度。みんなせっせと食料を集めて働きます。 でも、フレデリックだけはじっとして動こうとしない。 フレデリックが集めたものは、冬に楽しい時間をもたらしてくれるものだったのです。 とうもろこしに木の実、小麦やわらを集める4匹のねずみ。 お日様の光や色、言葉を集めるフレデリック。 どちらが偉いわけでもなく、どちらも必要な存在。 きっと5匹はこれで上手にバランスがとれているのですね。 読んだ後、周りの人に優しくしたいなと感じるような絵本でした。
投稿日:2011/08/23
4歳の娘が「スイミー」を読んで理解できたので、だったらこちらも、と図書館で借りて読んでみました。でも娘は????。理解できなかったようです。 私自身もあまりすんなりと受け入れられるストーリーではありませんでした。読み聞かせするにはフレデリックの詩の部分が長すぎるし。 娘がもっと大きくなって、個性と社会の常識のハザマで悩むようになったら、自分で手にとって読んでほしいです。
投稿日:2009/09/05
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