この計画はひみつです」 みんなの声

この計画はひみつです 文:ジョナ・ウィンター
絵:ジャネット・ウィンター
訳:さくま ゆみこ
出版社:鈴木出版 鈴木出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2018年06月
ISBN:9784790253563
評価スコア 4.32
評価ランキング 20,800
みんなの声 総数 18
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  • だれもが知っている、その前のお話。

    • よし99さん
    • 50代
    • じいじ・ばあば
    • 大阪府
    • 女の子0歳

    ノンフィクション絵本。ただただ事実が絵と文章でかかれているだけです。
    この本の先に起きたことはだれもが知っています。それだけに、読んでいくうちに背筋のゾクゾクが増していきました。こんなふうに進められているなんて知らなかった…。
    それと、原爆が話題になる時「アメリカ」とひとくくりにしてしまいますが、そうではないのですね。
    子どもに伝えないといけないお話ですが、先に大人が読むのがいいでしょうね。悲劇を繰り返さないためにはまず大人が知る必要がある、そんな絵本だと思います。

    投稿日:2024/05/01

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  • 原爆ができるまで

    原爆の恐ろしさを
    原爆投下後の惨状を中心に描いている絵本はあるものの
    この切り口は、とても斬新です。

    原爆が開発され
    実験され
    そして、実戦で使われるまでの
    秘密裏のミッションの様子が
    淡々と描かれています。

    最後に投下され、
    作戦は成功し、
    その後は・・・

    ただ真っ黒なページが
    たくさんのことを物語ります。

    すごい本です・・。

    たくさんの人に読んでほしいと思う本です・・。

    投稿日:2022/11/27

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  • 私はこの本のタイトルを見た時、いったいどんな計画だろうかとひじょうに気になりました。だからこの本はとても関心がありました。これは何よりも戦争について、しっかり考えさせてくれます。私は戦争を知らない世代ですが、戦争についてはひじょうに関心があります。この本は原子爆弾の開発について書かれていますが、あらためて戦争の問題は実に奥深いと思います。これは何度も読みたくなる本です。

    投稿日:2022/08/04

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  • 『THE SECRET PROJECT』が原題。
    アメリカによる原子爆弾の開発のエピソードです。
    ニューメキシコ州の辺ぴな砂漠地帯に、
    私立学校を立ち退きさせてできた研究施設。
    何重にも秘密裏に行われた様子が描かれています。
    なぞの科学者たちの存在、粛々と進んでいった実験。
    その先には、広島と長崎が存在します。
    最後の漆黒のページが重いです。
    小学校高学年くらいから、この事実を受け止めたいですね。

    投稿日:2020/09/19

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  • 知らなかったこと

    原爆に関する子ども向けの本は何冊か読みました。
    その多くが、原爆を落とされた広島や長崎の市井の人々の悲劇を描いたものでした。
    どれもこれも涙なしには読めず、それはもう胸が痛みました。
    原爆は絶対にいけないと強く思うものばかりでした。

    この本は、アメリカで原爆を作った科学者の話でした。
    こんなふうに作られたのだなと知ることができた。
    挿絵も文章にも、恐ろしく嫌な空気を感じます。
    知らなかったことを知れた。
    知ってよかったとは思う。

    でも、原爆は絶対いけないんだ!という気持ちになるのは、
    子どもにストレートに伝わるのは、
    やはり被害にあった人々を描いた本。
    息子には、先にそういう本を読ませたい。
    この本は、そのあとでいい。
    知識として読む本かなと思う。

    投稿日:2019/10/02

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  • ワクワクしながら読み始めましたが、

    ドキドキするタイトルで、面白い絵本なのだろうなぁとワクワクしながら読み始めましたが、予想とは全く違いました。
    極秘に開発された原爆のお話です。
    静かでまっくろな画面は、かなり恐ろしかったです。
    子供よりも大人向けかも。。。高学年の読み聞かせなどには使えるかもしれません。

    投稿日:2019/07/05

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  • 読み終えた後の沈黙

    タイトルを聞いた時には「秘密だって!何だろう?」とワクワクしていた子供達も、読み進めるうちに、何かただならぬ事が起きる予感がしたらしく、少し緊張した様子に変わっていきました。
    最後の真っ黒なページを見つめて絶句している子供達に、補足説明のページをかいつまんで話しました。
    胸の詰まるような悲しみが伝わってくる原爆絵本とは違って、この本は登場する人物の感情が一切描かれていないのが、尚更不気味で、恐ろしさを感じさせます。

    投稿日:2019/03/08

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  • 不気味

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    絵本ナビで紹介されていたので読んでみました。

    う〜ん、小さい子にはわかりにくいかもしれません。

    でも、世の中って案外こんな風に
    秘密裏でいろいろ計画されて
    いいことも悪いことも行われているんですよね。
    原爆という恐ろしいものも科学者からしたら
    未知のものを研究する面白いものなのかも
    と感じさせられ、不気味でした。

    小学校高学年の子とかは
    この話の怖さがわかるかもしれませんね。

    投稿日:2019/02/15

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  • あの話でなければと願いながら…

    いったい何を作っているのか、明かされないまま、物語は進んでいきます。私は、あの原子力爆弾のことではなければいいが…と願いながら読みすすめました。きっと、何か、人類を幸せにしてくれるとてもハッピーな発明品だと願いながら。でも、やっぱり。読後は、改めて、あの爆弾は何のために作られたのか…という、疑問でいっぱいになりました。

    投稿日:2019/02/08

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  • 恐ろしい計画が秘密裏に行われていたのですね。
    学校でもたしかに原爆投下で戦争が早く終わったと教わりました。
    ガシェット参加された科学者はほんとうの科学者だったのでしょうか?
    名前を変えたりすること自体、少し変だなと感じてしまいます。
    そうしたむかしのことをきちんと整理してこれからどうしていくべきなのかを問う絵本だと感じました。
    子ども、大人に関係なく真剣に向き合うべき大切な課題ですね。

    投稿日:2019/02/01

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