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きつねのでんわボックス 絵本版」 みんなの声

きつねのでんわボックス 絵本版 作:戸田 和代
絵:たかす かずみ
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2006年07月
ISBN:9784323013701
評価スコア 4.81
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みんなの声 総数 36
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36件見つかりました

  • 涙なしには読めない

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子6歳、男の子5歳

    これは子供のためというよりも、親(特に母親)ための絵本ですね。
    子供を亡くした母きつねの思い。想像するだけでもう…。

    そんなときに出会った人間の男の子。離れた町で入院しているお母さんに、毎日電話をかけに電話ボックスにやってくる男の子。
    きっと、凍えそうだった胸には、温かい灯火になったでしょう。

    母子の思いが、不思議な”魔法”となって、奇跡を呼びます。
    親であれば、涙なしには読めないかもしれません。

    投稿日:2013/08/26

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  • こどもの感想

    • あっちゃんさん
    • 40代
    • パパ
    • 滋賀県
    • 女の子13歳、女の子8歳、

    『こぎつねが死んでしまったのに、お母さんは、男の子のために変身して電話ボックスになったところが感動した。』と娘が言っていました。夏の感想文用で本を買ってあげたのですが、母の子を思う気持ち・失った悲しみ・愛の深さまでは判らないまでも感じたようです。

    投稿日:2013/08/03

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  • 自分の子供を思って切なくなりました

    きつね親子がいて、元気に暮らしています。子供を生んだときにお父さん狐は死んだけど、親子二人で、、、でも、ある日、寒気がしている子狐が死んでしまいます。偶然見かけた男の子のおしりに尻尾がはえているような気がした母狐は毎日その子を見守ります。入院中のお母さんへの電話の内容を聞きながら。でもある日、電話ボックスが使えなくなり、母狐が男の子のために、やっと一度だけ、電話ボックスに化けられます。お母さんのふりをしてしゃべって、、、でもその子は引っ越すことが分かります。がっくりした母狐を今度は電話ボックスが光ってなぐさめます。

    最後は明るく終わりますが、もし自分の子がいなくなったら、、、と想像するだけで泣けそうになりました。すごく切ないお話です。人間には良いけど、母としてはつい狐に感情移入してしまったので寂しい気分です。狐にも新しい出会いがありますように。

    投稿日:2012/10/28

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  • 絵がとっても綺麗

    ウチの子は、童話「きつねのでんわボックス」より絵本版のこちらの方が読みやすかったようです。大人的には、童話の方が良かったかな。と思いましたが、まず絵本で楽しむ・・・というのもお勧めですね。絵本版は、絵がとっても綺麗です。

    キツネであれ、人間であれ、子供を亡くした母の悲しい気持ちが、痛いほど胸に突き刺さります。ぜひ、親子で読んでみてください。

    投稿日:2012/07/24

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  • せつない・・・

    読みながら親が泣いてしまう系の最たる一冊ではないでしょうか。

    子どもに先だ立たれ、寂しさを抱えながらふとみた電話ボックスの幼子が、わが子と重なる・・・
    なんだか展開とともに、狐のお母さんの心と読む側の心がシンクロしてきてしまうんですね。この手の本には本当に弱いです。
    ただ、この本のすごいところは、寂しいきもちを断ち切って
    前に進んでいくラストにあると思います。

    案の定読み終えた私の顔を覗き込んだ娘でした・・。
    涙の確認だそうです・・^_^;

    投稿日:2011/08/05

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  • 初めて娘が涙した絵本。

    この絵本、2歳の誕生日に義母に貰ったのですが、なかなか内容が難しかったため、4歳になった今まで本棚にしまっておいた絵本です。

    子ぎつねを病気で亡くした母ぎつねが、毎夕電話ボックスに通う男の子との出会いを通して、死の悲しみを乗り越えるお話です。

    自分の子供を亡くした悲しみというのは、想像がつかないくらいの悲しみだと思いますが、もし自分が母ぎつねの立場だったら・・・と、自分と母ぎつねを重ね合わせずにはいられませんでした。母ぎつねの子ぎつねを思う、深い愛情が痛いほど伝わってきます。
    子ぎつねが死んでしまったのが可哀想で、娘は目に涙を溜めていました。4歳の娘でも感情移入してしまうくらい、優しい絵と温かみのある丁寧な文章で綴られています。読み終わった後、甘えん坊の娘がいつも以上に甘えてきました。
    「死」というのは、直面して初めてその厳しさを知るもの。絵本を通して、命について少しでも感じるものがあればと思います。

    投稿日:2009/11/05

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  • 子どもを想うお母さんの気持ち。

    • 蒼良さん
    • 20代
    • せんせい
    • 兵庫県

    表紙の絵がすごくかわいくて優しくて、
    一体どんな話なんだろうとワクワクしながら読みました。

    最初はきつねの母子の日常をほのぼのと描かれていて
    それだけでも癒されそうでした。
    だけど、子どものきつねが亡くなってしまって…。

    そんな時、人間の子どもと
    わが子を重ね合わせるお母さんきつね。

    物語自体もとっても優しくて
    最後には「いい話やわぁ」と思わず呟いてしまうのですが
    そのお話を更に引き立てる、たかすさんの絵が
    とってもいいなぁって思いました。
    それぞれのページを部屋に飾りたくなるくらい。
    とても素敵な絵で心が和むような気がする絵本です。

    投稿日:2009/10/24

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  • こどもが うれしいと おやは うれしい

     こぎつねを失った母ぎつね。
     泣いて泣いて、喪失感で一杯のある日、遠くにぽつんと見える小さなあかり。
     近づいてみると、電話ボックス。
     ボックスの中に人間の男の子。 
     亡くなったわが子とオーバーラップし、目に映ります。
     それから、毎夜電話ボックスにあかりがともるころ、
     遠くで療養中の母親に電話をかけに来る男の子の様子をながめます。
     ある夜、電話ボックスにあかりも無く、取り外されることを知った母ぎつねは……。
     
     前半、可愛らしいこぎつねと母ぎつねの 幸せそうな様子に心があたたまります。
     “子どもがうれしいと、親はうれしい”というフレーズが頭に残っていました。
     男の子が母親と話す「かあさん、あいたいな……」の言葉を聞いた母ぎつねが、こぎつねに答えるように「ええ、かあさんもよ。」と心の中で囁くシーンが、泣けました。
     電話ボックスに姿を変え、男の子と会話する所は何とも切なくて、我が息子は、神妙な顔で聞いていました。
     男の子との出会いが、母ぎつねを癒し、再び生きる前向きさを取り戻していく終盤も素晴らしい。
     母ぎつねが受話器を取り、こぎつねに話しかけるシーンは、希望が見えてきます。
     最終ページも美しい終わり方だと思います。

     涙涙で、絵がにじんで見えますが、優しい色使いと、霞がかかったような淡い(パステル?)画法は、このファンタジックなストーリーを引き立たせてくれています。
    「泣かせられてしまった〜。」と息子は、ニコリ。
     お子さんだけではなく、お母さんにお薦めしたい一冊です。

    投稿日:2009/09/19

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  • 母きつねのせつないきもち

    • スマッシュさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子7歳、女の子5歳

    子きつねを亡くした母きつねの気持ちがすごく伝わってきます。
    電話ボックスに来る男の子を自分の子きつねのように思い、
    見守っている姿は、泣けてきます。
    母きつねの温かく子供を包み込む愛情は、読んでいる子供達の心にも届き、胸を熱くさせ、親子の愛情というものをじんわりと感じさせてくれました。

    投稿日:2009/08/03

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  • 美しい

    • なびころさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳0ヶ月

    とにかく美しい表紙にうっとりしました。背景と主人公が一体化している様子も素晴らしいし、夕焼けをとてもロマンチックに描いているのも息をのみました。心を揺さぶるクライマックスも素晴らしかったです。母が抱く子への思いの大きさを再確認出来る絵本でした。光の温かさをとても上手に表現している絵も心に残りました。生きる希望や勇気を与えてくれる絵本です。

    投稿日:2009/05/29

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