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ヒョウのハチ」 みんなの声

ヒョウのハチ 文:門田隆将
絵:松成 真理子
出版社:小学館 小学館の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2018年07月13日
ISBN:9784097267867
評価スコア 4.22
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みんなの声 総数 8
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  • 悲しい

    事前にあらすじを知っていたものの、それでもハチの最期は悲しくて悲しくて涙がこみあげてきました。ハチがみなしごになったのも、日本に来ることになったのも、こんな哀しい最期を迎えることになったのも全て愚かな人間のせい。本物のハチを知らない私ですら辛いのですから、ハチと共に過ごした兵隊さん達はどんなに辛かったことでしょう。松成 真理子さんが描く、綺麗な目をしたハチが本当に可愛くて、いつまでも心に残ります。

    投稿日:2023/07/13

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  • 戦時中のヒョウと兵隊さんの実話

    戦時中のヒョウと兵隊さんの実話です。中国で子どものヒョウを捕獲似した日本の兵隊が、そのヒョウをかわいがり育てました。その後、上野動物園に引き取られることになったヒョウですが、戦争の都合で毒殺されることに。この悲劇からも、野生動物と人間の関係、人間の身勝手さを考えさせられます。

    投稿日:2021/10/08

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  • 実際のお話

    表紙のかわいいヒョウの赤ちゃんが気になり、手に取りました。
    太平洋戦争中、ヒョウ退治をした時に取り残されたひょうの赤ちゃんを育てた兵隊さんたちのお話です。
    実際あったお話というのが、心にズシンときます。
    読みながら、「かわいそうなぞう」を思い出しました。
    戦争は、動物にもたくさんの影響を与えたと思うと、人間の身勝手さが悲しいです。

    投稿日:2020/11/07

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  • 実話絵本

    日本兵と猛獣のヒョウとの間に、こんな友情物語があったことを知りませんでした。
    終戦前の上野動物園で殺された動物たちの中に、このヒョウがいたことも知りませんでした。
    図書で紹介されたその実話を先に読んでいたので、正直この絵本には深みが乏しいと感じます。
    どれだけのドラマがあったか、この絵本が事実を知る導入になれば良いなと思います。

    投稿日:2020/01/14

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  • 戦争の悲劇と、種を超えた愛情

    戦争中に部隊に帯同していた野生の豹「ハチ」の数奇な運命の物語。
    児童書の物は読んだのですが
    今回は絵本を読んでみました。

    これは実際にあったお話なので
    資料の写真が残されています。
    絵本の絵が、その写真をとてもよく再現していて
    涙が出そうでした。

    かわいそうなぞうが、非常事態を理由に殺されてしまったのと同じように
    この「ハチ」も殺されてしまうのですが
    このお話の良いところは「かわいそうなお話」だけで終わらないところだと思います。
    ハチを愛していた人たちが
    ハチのことを語り継ぎ、その姿もはく製として残され
    戦争の悲惨さを今なお伝え続けている・・。

    死んでもなお生き続ける思い出と愛情。
    温かい心になる一冊です。

    投稿日:2019/02/01

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  • 心に響きました。

    動物好きな5歳の娘と一緒に読みました。
    まだ「戦争」という言葉は難しい年齢ではありますが、純粋に動物が殺されてしまうのは悲しいと涙して聞いてくれました。
    ただ、この本にはその後のことが書いてあり、今現在もハチははく製となって今でも大切にされているんだと知ると少しほっとしたようでした。
    私も知らなかったお話でした。改めて戦争で犠牲になった動物について考える機会となりました。

    投稿日:2019/01/20

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  • 実話です

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子7歳、女の子6歳

    ヒョウを助け、育てる。中国で働く日本兵の実話を絵本にしたものでした。
    戦争の中、このまま一緒にはいられないと、日本の上野動物園に移動したヒョウですが、戦争に負け始めた日本は動物園にいる猛獣たちを殺していきます。戦争の時の悲しい事実を伝えてくれます。

    投稿日:2019/01/14

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  • 戦争について知る

    戦時中、中国にヒョウがいたというのは驚きでした。
    そして子供をこっそり部隊で飼っていたとは。
    家族のいる故郷を離れ、戦争という緊張した状態の中で、動物がそばにいることは癒しだったに違いありません。
    それなのに、まさか上野動物園に行くことになるとは・・・

    「戦争」、「上野動物園」というキーワードで何かを感じ取った息子は、象の花子のことを思い出したようです。
    同じような運命をたどったハチのことを可哀想に思ったようでした。

    上野動物園だけにスポットライトを当てると、ただ「死なせた」話になりがちですが、動物達の来歴に着目することで、より深く、戦争によって運命が変えられてしまった人達の悲しみを知ることが出来るのかもしれないと思いました。

    投稿日:2018/11/30

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