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絵・文: 川浦 良枝  出版社: 白泉社 白泉社の特集ページがあります!
お正月、節分、夏祭り...季節に縁のある遊びに触れながら、親子で楽しめる日本の行事をご紹介。

おきなぐさ・いちょうの実」 その他の方の声

おきなぐさ・いちょうの実 作:宮沢 賢治
絵:たかしたかこ
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
本体価格:\1,600+税
発行日:1992年
ISBN:9784039635006
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 4
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  • 美しくて哀しくて笑って泣く童話です

    • doruさん
    • 40代
    • その他の方
    • 兵庫県
    • 姪10歳

    賢治は凄いと思いました。銀河鉄道の夜でもそうだけど物語にどこか死の予兆をいれながら、物語を哀しいようで澄明な文章で書いていると思いました。
    このおきなぐさ・いちょうの実もそうです。
    おきなぐさは花になっている間の表現は素晴らしいです。「まるで燃えあがってまっ赤な時もあります」って普通の作家だとここまで書けないと思います。賢治の心の奥には美しい無意識という井戸があって、それを壊れさせないように、詩や童話の物語に注ぎ込んでいるのだと思います。
    いちょうの実も、いちょうのおっかさんから離れるいちょうの子供たちの心情を書いています。でもどこか哀しいような嬉しいような期待と不安と死の予兆みたいなものを感じるのですよね。
    賢治は私の大好きな作家で、美しくて哀しくて笑いたいのだけど泣いてしまうような物語が多いので、小学生の低学年ではまだこの感覚わからないのだと思います。上級生になってから一人で読んだら賢治のよさがわかると思います。

    投稿日:2010/08/10

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  • 賢治の美しい表現に魅せられて!

    たかしたかこさんの繊細な絵と賢治の言葉の表現がマッチしていて引きこまれていきます。

    うずのしゅげはおきなぐさと呼ばれています。私は知らなかったのです。絵本でおきなぐさの事教えてもらいました。

    なかなか愛らしい花ですね! 
    いつも花の下を通る蟻は、「黒く見える時もあるけれど、まるで燃え上がって真っ赤な時もあります。 そして仲間の誰かが病気になった時銀の糸をほんの少し貰って来て静かに身体をさすってやります。」こんなふうに自然の助けを受けて生きているのに感動しました。

    ひばりにもあいました。

    春が終わりおきなぐさは、ふさふさした銀色の房にかわって
    「ひばりさん さようなら」
    うずのしゅげの銀毛は風に乗って飛んでいくのです。
    たんぽぽの綿毛を想像しました。

    賢治は、二つのうずのしゅげのたましいが天の方へいって変光星になったと締めくくっています。

    人間も死んでしまったら、星になるのだと、私も思った事があるので、賢治の気持ちがよくわかるように思いました。

    いちょうの実のお話はいちょうの木のお母さんと実の子供たちとの細やかなお話ですね。お母さんの木かわいそうだなあ〜
    別れの時の悲しさが身にしみこむようでした。
    しんみりとした いいおはなしでした。
    繊細な絵が きれいでした。

    投稿日:2006/11/18

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