「おいも！」 みんなの声

さつまいも、美味しいですよね。
ふかし芋・スイートポテト・お芋ご飯など色々な食べ方がありますが、やっぱり焼き芋が食べたい！！
そんなふうに思いました。
秋にもぴったりな、お腹が空く（笑）絵本です。
ほくほく食べる焼き芋、美味しいだろうなーみんなの顔もほくほく笑顔になることでしょうね！！

お芋ほりをしたあとの焼き芋は本当においしいものですよね。その様子が臨場感たっぷりに描かれています！できれば、たき火の中でじわじわと焼きあがっていく様子を実際に子どもに見せてあげたいなと思いました。幼稚園行事や学校行事でないと、なかなかお芋ほりを経験させてあげられないので、その貴重な機会を思いっきり楽しんでもらいたいなと思いました。秋のお芋ほりの時期にまた読んであげたいと思います。

同じ作者さんコンビの「おもち！」や「すいか！」を読んだことがあったので、「おいも！」もあるんだぁと嬉しくなりました。
我が家は、毎年農家さんから直接、箱で届けてもらうほどのさつまいも好きなので、見ているだけで幸せな気分になります。
石津ちひろさんの文章は、リズムが良くて、声に出して読むと気持ちがいいです。
歌いながら読めるんですね。
お話会などでも盛り上がると思います。

石津ちひろさんと村上靖成がコラボした食べ物シリーズは、主役の食べ物の存在感がたっぷりです。
この「おいも」はさつまいもを収穫する感動と、収穫したおいもを食べるまでのわくわく感、食べた幸福感に溢れています。
焼きいもが食べたくなりました。

図書館で季節ものコーナーに目立っていた「おいも！」の絵本。思わず立ち止まってしまう存在感。おいもほりがテーマで、こいぬも一緒にここほれわんわんと応援してくれる楽しい絵本でした。絵が可愛く、読み終えるとおいも食べたいな?と思ってしまいます。お芋掘りの前やおいもの美味しい季節に読んであげたい１冊です。

村上康成さんのおいもの絵に既視感があったのですが、
読んでみると、あ、そっか、文章が石津ちひろさんね、と納得。
いもほりの様子を描いてあります。
畑でのドキドキワクワク、焼き芋を食べた時のおいしさ。
石津ちひろさんの軽快な文章がドラマチックです。
後半は、焼き芋の黄金色が印象的です。
かなり大胆な飛躍ですが、秋空と相まってとても素敵です。
幼稚園児くらいから、いもほりの思い出と一緒に。