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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

さかな1ぴきなまのまま」 パパの声

さかな1ぴきなまのまま 作・絵:さのようこ
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1978年
ISBN:9784577003251
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,107
みんなの声 総数 16
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  • あとがきも読んでみてください。

    ねこなら、さかなは生で食べそうなものです。じゃあ、このねこは普段さかなを焼いて食べるのか?読む前ならこんな疑問も湧きそうです。
    猫好きの目からしても、決して可愛いとは言えない主人公のねこが、友達を探しに出掛けた先で、これまた一歩後退りしてしまいなへびと出遭います。
    でも、「友達になろう」と言われてなれるものでもありません。ただただ心持ちの落ち着かないまま、本編は終わってしまった感はありましたが、“1ぴきなまのまま”の意味には納得しました。
    それから是非、あとがきも読んでみてください。佐野洋子さんの幼少の頃のエピソードを読むことで、より良くこの作品が理解できると思います。
    息子にあとがきまで読み聞かせすると、鼻頭に熱いものが込み上げて来るような高揚感がありました。そして、人と人が友達になったきっかけの不思議を、自分の経験の中で、思いを廻らせてみました。
    僕の中では、すごく心に引っかかる作品のひとつになりました。

    投稿日:2010/11/09

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