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絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

申の山」 ママの声

申の山 作・絵:川端誠
出版社:文化出版局 文化出版局の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1984年
ISBN:9784579402007
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,825
みんなの声 総数 3
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  • なかなか深いお話です

    昔の伝承を集めて回る、今で言う民族学者のようなことをしていた若者が出逢った、不思議なお話です。

    村の人達はみんなとても優しく接してくれて、喜んでいた若者でしたが、古老が最後に話してくれた話には、よそ者にはとても冷たいという村人達が登場します。
    あれ、話が合わないな・・・と思っていたら・・・

    よそ者といっても捨て子だったのだし、村の年寄りが育てていたのなら、その年寄りの手前、ひどい仕打ちは普通出来ないのではとも思うのですが、人間というのは不思議なものですね。

    後悔と懺悔とはどんなものなのか。
    そんなことを考えさせられるお話でした。

    投稿日:2019/02/12

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  • 骨太作品を聞く力のある高学年に

    • ちうやかなさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子11歳、男の子8歳

    川端氏は落語絵本のイメージが強かったのですが、
    こんな作品もあったのかと改めてじっくり読みました。
    「あほざる」「ばかざる」と呼ばれていじめられていた若者が、
    みんなの役にたちたいと神さまに願い、
    噴火から村を救って山になってしまったという話。
    その「申の山」をいつも見て生活し、
    後悔を抱えて語り継いでいるからこそ、
    村人は旅人にも実に親切でやさしいのですね。
    そこがわからないと「残酷な話」だけで終わってしまうかもしれませんが、
    しっかり聞ける子にはいいと思いました。
    5年生のクラスで読みました。
    楽しい話ではありませんが、静かに聞いてくれました。

    投稿日:2006/12/11

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