「てんぐのはうちわ」 みんなの声

子どもの頃に読んだおはなしで、人（天狗）をだまして、ばちがあって、
ちょっとかわいそうだなと思いました。
雷が大の苦手なので、かみなりたちと太鼓をたたくなんて、絶対に嫌でしたから。

でも、あんな不思議なうちわを手に入れたら、いたずらをしたくなる気持ちはわかります。

子どもの頃読んだおはなしに、再会できるととても嬉しいです。
長さんの絵が新鮮で、子どもの時とはまた違った雰囲気で読むことが出来ました。

てんぐからはうちわをだまし取ったもんたの、やりたい放題のお話です。
だまされた天狗の仕返しも気になりますが、はうちわを使ったもんたの悪行も気になりました。
でも、お話のオチはいたってシンプル過ぎて、面白さから離れてしまった感があります。

にっぽん昔話はTVでよく見ていたので
ある程度知っている自信はあったのですが、
この話は知りませんでした。

でも、鼻が伸びて、欄干に括り付けられるって
他でも聞いたことがあるような…
民話ってなにかしら似ているものなのでしょうね。

でも、主人公が前向きで、
雲の上でも楽しく生きているんだから
たくましいし、民話ならではのおおらかさがありますね。