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子リスのアール」 ママの声

子リスのアール 作・絵:ドン・フリーマン
訳:山下 明生
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2006年11月
ISBN:9784776402053
評価スコア 4.18
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  • 躍動感のあるイラスト

    『くまのコールテン』の作者、ドン・フリーマンの作品ということで興味を持ちました。
    女の子ジルに可愛がられている子リスのアール。あんまり甘やかされているので、アールのお母さんは自立できないと心配するのですが、ジルがくれた赤いスカーフのおかげで助けられたアールは、たくさんの美味しいどんぐりを自分で手に入れることができたのです。
    モノトーンに赤だけのシンプルなイラストなのに、躍動感があり、表情も可愛くて魅了されました。

    投稿日:2022/11/02

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  • 一人立ちへ向けて

    版画でしょうか。
    モノトーンの絵の中で、赤いスカーフが目をひきますね。
    子リスのアール、一人立ちへの第一歩です。
    最初から上手くいくはずはありませんが、それでも頑張る姿が健気でしたね。
    目の前にたくさんのドングリが落ちていても、自分が食べるぶんだけを持って帰る。
    そんな、謙虚さも好感が持てました。

    投稿日:2014/05/21

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  • 自分の力で生きて行くということ

    3歳の息子に読んでやりました。

    お母さんリスが子リスに、一人でどんぐりを見つけてこさせます。子リスは仲良しの人間の女の子ジルの助けを借りてしまいますが、お母さんは認めてくれません。かわいい子には旅をさせよという言葉をそのまま実践したような話です。

    お母さんはジルの親切が気に入りませんが、子リスのアールがどんぐりを見つけられたのは間接的にジルのおかげでした。この点では、アールはお母さんが想像した以上に自分でその方法を工夫して、一人で生きるという課題を克服したのです。

    ちょっとハラハラする危険な場面もあり、自立心が少しずつ芽生えてくる年齢の子供にぴったりの内容です。

    投稿日:2011/05/25

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  • 表紙は地味だけど中身はとってもいい!

    子リスのアールは、人間のジルという女の子とお友達。
    どんぐりを捜しているアールに、
    ジルはどんぐりや、くるみわりき、
    赤いスカーフをプレゼントします。

    でもアールはお母さんに怒られてしまいます。
    自力で何にもできないダメなリスにしたくないママの気持ちに答えて
    アールもなんとか自力でどんぐりを探そうとします。

    そして赤いスカーフを巻いてどんぐりを捜しにいったアール。
    最後にはこの赤いスカーフのおかげで、
    素敵などんぐりを見つけることができます!

    ママの愛情も、ジルとの友情も大切にして、
    きちんと最終目的も果たせたアールのお話。
    読み終わった後はアールの達成感が伝わってきます!

    投稿日:2011/03/19

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  • やっぱりやさしい

     『くまのコールテンくん』でおなじみのドン・フリーマンさんが、亡

    くなってから見つかった幻の絵本です。「40年の時をこえて…」とい

    う、帯に惹かれて手にとりました。

     カラフルな絵本が多い中、黒と赤のみで描かれた世界がすてきでし

    た。筆致はなんでしょう?ドライポイントのような、とても味がありま

    す。

     

     はいいろリスのお母さんは、子リスのアールにいいました。
     
    「ねえ、アール。そろそろおまえも、外にでて、じぶんの手でどんぐり

    を見つけることを、おぼえるときだよ」
     
     でも、どこにいけば、ドングリが手にはいるのでしょう。



     自立のおはなしです。自然界で生きるためお母さんリスは、あえて厳

    しい導きをします。とってもかわいがってくれる人間の女の子のジルの

    好意によろこんでいるアールに、「せかい一だめなリスになりたいのか

    い、おまえは」ときつい一言。ドングリをもとめて、アールの愛らしい

    冒険がはじまります。

     ドングリを持ち帰ったアールにかけたたお母さんリスのことば。

     ジルの家へアールが届けたもの。
     
     最後のページの「アールは、のじぶんのためのドングリを、ひとつだ

    けとりました。」の一行は、私たち人間へのメッセージだと思いまし

    た。


     

     7歳の息子によみました。はじめ「このお母さん、きびしくない?」

    といっていましたが、お母さんが、アールのとってきたドングリを食べ

    るシーンのひとことで、「お母さんはやっぱりやさしい。」といってい

    ました。


     私たち人間の子育てについて、今一度考えさせられる一冊でした。

    投稿日:2009/06/02

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  • 助けてもらってもいいよ

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    お母さんから「自分の手でドングリを見つけることを、おぼえるときだよ」といわれます。
    親切な友だちからドングリをもらってきますが、お母さんはとてもおこります。
    最初から完璧にできるはずありません。
    頭ごなしに叱るお母さんの姿に反省しました。

    友だちや周りの人たちに助けてもらっていいのです。
    そうやって、前に進んでいくのだと思います。

    最後はお母さんにも認めてもらってほっとしました。
    赤いスカーフを返すところが、アールの成長を感じます。
    子どもたちは共感しながら読めると思います。

    投稿日:2009/02/13

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  • どんぐり採り修行

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子14歳、男の子12歳

    愛らしい子リスの表紙が印象的です。
    子リスのアールは、秋のある朝、お母さんから、そろそろ自分でどんぐりを見つけなさい、
    といわれます。
    でも、途方にくれたアールは、人間の女の子のお友達ジルに相談しようとしますが・・・。
    一種の一人立ちストーリー。
    そこは、意外な展開が待ち受けています。
    モノクロの絵に、唯一赤いスカーフだけが赤。
    これが後半効いてきます。
    お母さんの訓示や、ジルの優しさも共感できますが、
    手助けしすぎてもいけない、子育てって難しいなあ、と改めて実感しました。
    でも、純真なアールの行動が嬉しいです。
    どんぐりの季節に、楽しみたい絵本だと思います。

    投稿日:2008/08/29

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  • ドングリをさがしに・・

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子8歳

    「そろそろ自分でドングリを探すことを覚えなさい」と
    お母さんに言われたリスのアール。
    友達のジルにくるみとくるみ割りき・赤いスカーフをもらったところ
    お母さんに怒られてしまいました。
    どこへ行ったらドングリが手に入るのでしょう?
    アールは夜中にドングリを探しに外へ出ました・・・。
    「ちょっと言っておきたいことがあるの」というお母さんリスの言葉。
    「アールは悪いことしてないのになんで怒られるの〜」と
    息子はチラチラ私のほうを見ながら言っていました。
    確かに・・。でも、母の立場からはなんだかわかるなあ。
    子どもに自分の力でなんとかさせたいという親心ですよ!
    アールはドングリを自分の力で手に入れますが、
    その行動は危なっかしくてハラハラドキドキ。
    アールのお母さんはその行動を実際、目にしなくてよかったかも(笑)
    きっと日頃の息子もこんな調子なのかな。
    結果オーライで子どもの成長を見守ることも大事だと思いました。
    そうやって一つずつわかっていくこともあるんでしょうね。
    息子はアールになって、私は母の立場で楽しめた作品でした。
    モノクロですが、物足りなさは感じずにお話しを楽しめました。

    投稿日:2008/01/16

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  • かわいい子には・・・

    全体的にモノクロ調の絵で描かれてますが
    子リスのアールの首に巻かれた赤いマフラーが真っ赤。
    このコントラストな雰囲気が目にとまって、借りてきました。

    子リスのアールのおかあさんは、「そろそろ自分でどんぐりを取ってきたら?」
    と、うながしました。
    でも、これまで自分でどんぐりを取ったことがない
    アールは、どこにどんぐりがあるのかわかりません。
    お友達のところに聞きに行くと、そのお友達は
    どんぐりとクルミ割りの道具をプレゼントしました。
    あ〜あ、これじゃ〜アールのためにならないよね〜
    お母さんもそう思ったのでしょう。
    案の定、しかられてしまいました。

    “かわいい子には旅をさせよ”とよく言いますが
    そのことわざをそっくりそのままにしたようなお話しで
    私もウンウンうなずきっぱなし!!

    アールは、ちゃんとどんぐりを取って来ることができるのかな?
    ちゃんと自立できるのかな??

    小さなリスアールの、初めてのどんぐり探しの
    ちょっとした冒険のお話し。
    子どもたちは意外な方法?
    で、どんぐりを収穫できたところがおもしろかったようで
    気に入った様子でした。

    投稿日:2007/03/13

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  • 視線はドングリ

    • たくゆうとさん
    • 30代
    • ママ
    • 沖縄県
    • 男の子9歳、男の子7歳

    絵が白黒が主でマフラーと雄牛の目だけが赤というあまり出合ったことの無い絵本でした。子供達に読む前にパラパラとめくったのですが色が3色しか使われていないせいでしょうか「暗い本?」と思いながら子供達に読みました。子リスのアールはお母さんに自分でドングリを取ってくるように言われドングリのある場所ナラの木へ・・・・そこには雄牛がいるのですがアールにはドングリしか目に入ってなくて・・・かわいい子リスの冒険!最初の印象とは違って楽しめた絵本でした。

    投稿日:2007/02/18

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