さいとうしのぶさんのあたたかくって、優しいイラストがまずこの絵本の魅力の一つ。
毎日の何気ない風景が絵本をめくると広がっていて、なんだか自分の小さな頃を思い出させるような懐かしさもあります。
ゆげ に着目して、ゆげのある風景が沢山広がっていて・・
そして、何気なく生活しているけれどゆげのある風景ってなんだか心もあったかで幸せな気持ちに包まれることに気づきます。
思わず香りをかいでみたくなるようなページも。
やっぱりみんなでお鍋を囲んだり、お風呂につかったり・・
幸せな気分がいっぱい。
でも最後のオチも少しユニークでくすっと笑ってしまいます。
確かにここもゆげ!
好きです。さいとうしのぶさんの絵本。