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虔十公園林」 その他の方の声

虔十公園林 作:宮沢 賢治
絵:伊藤 亘
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1987年
ISBN:9784039633002
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,321
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  • ほんとうのしあわせ

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     読みながら、複雑な気持の高まりを覚えました。世の中いつも、周囲に合わせないと前に進めない息苦しさをはらんでいる、と感じるものですから。虔十のひととなりに、ひかれていくことが辛く、本当はどこかうれしいのでした。
     「ああまったくたれがかしこく、たれがかしこくないかはわかりません」という文章にうなずきます。どうして人はと、考えたくなる話なのです。宮沢賢治という底知れないひとを、もっと知りたいと思える話なのです。ほんとうのしあわせを、私たちはこころから話し合って、考えなければいけないと。まるで仏様のお話のようでした。感謝

    投稿日:2014/06/12

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  • いつも 木や鳥を見てわらっている虔十 子供らにも馬鹿にされているのですが
    杉の苗を植えたいと言うのです、 お父さんは虔十の言うとおりにさせてやります
    この親心は、さすがです。 人は虔十は馬鹿だとわらっていましたが
    親は いつまでも子供の味方である 
    このことに感動しました
    虔十は大切に杉して枝払いをしたり育てますが・・・・
    チフスになって死んでしまうのです。 
    思い半ばであったかもしれませんが、お父さんは、この杉の林は誰にも売らず、虔十の形見を守るのです
    杉林は子供たちの遊び場になり、学校の公園のようになるのです
    これは 虔十の望んでいた事かもしれません。
    緑の森は 人の心をいやしてくれます
    このことを 虔十は、一番良く知っていて、杉苗を野原に植えたいと思ったのかもしれません

    伊藤 亘氏の絵が 「紙彫」で虔十の人の良さを伝えてくれますし
    子供たちがなにより 楽しそうに遊んでいるのがいいです

    人は、自分のできることを 何か一つでも残せたら幸せですね

    虔十がお月様の下で寝そべって眺めている絵が良いですね!

    投稿日:2010/09/08

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