「たぬきのひみつ」 ママの声

高熱が出て、水分しか取らなかった
幼稚園を休んでいた息子が
絵本を読んでと消え入りそうな声で言うので
短めなお話ならいいかなとこの話を読みました。

そうすると、たぬきや他の動物の秘密が出てきて、
最初ぼんやり見ていた息子も
次第にニヤニヤ、
最後らへんには普段の声で「ええ〜」
ってキャラキャラ笑っていました。

読み終えると、美味しそうな絵を見て
お腹がすいたのか
バナナを１本食べることができ、
そこからは一気に瞳に力が入り、
元気になりました。

1年生の子達に読み聞かせをしました。
はじめての読み聞かせの、1冊目でしたが、子ども達の反応もよくて、文章も短く、読みやすかったです。

いろいろな動物達がひみつを教えてくれるのですが、ページをめくる前に子供たち「何だと思う？」って聞くと、子どもらしい、いろいろな発想が出てきて、楽しいです。誰一人、正解は出なかったけど、ページをめくった後の子ども達の「えー！」「外れたー」と反応する姿も可愛かったです。

たぬきやりす、いろいろな動物が出てきて、みんな「意外な秘密」を教えてくれます。
その「秘密」がとてもおもしろくて、息子と娘が「えー！」、「嘘だー！」と大盛り上がりをしていました。
ユーモアがあって、とてもおもしろい絵本でした。

たぬきのひみつ、とはなんとも気になるタイトルですね。
たぬきのおへそは実はたこ焼。
リスのしっぽはエビフライ。
えっ、アヒルのくちばしはカステラ！？
みんな次々に暴露していきますが、たねきのもうひとつのひみつにはみんな敵わなかったようです。

「きょうのごはん」や「おさかないちば」など、加藤休ミさんの絵本が大好きです。
特に食べ物のイラストが好きなのですが、思いがけず、こちらの絵本でも、美味しそうなものと出会えました。
「誰にも言っちゃいけないよ」と言われ、ドキドキしながらページをめくると…
たぬきのお腹には、とんでもないひみつがありました。
でもそれだけではありません。
リスのしっぽ。
アヒルのくちばし。
コアラの鼻などなど、他のいろんな動物にもひみつがあったのです。
小さいサイズの本ですが、楽しさは大きいです。

「だれにも言っちゃいけないよ。」なんて言われたら、知りたい気持ちが増しますよね（笑）。
「たぬきのひみつ」という題名ですが、リスのしっぽは？コアラのはなは？と、動物たちの秘密が書かれた絵本で面白いです。
何だろう〜と思った方は、ぜひ読んでみてください。

シュールで面白い。
でも、イラストが割と写実的なので一瞬、ぎょっとする。
たぬきのおなかが、なんか変なことになっている…と。

なんだ、たこやきか〜。
…って、「なんだ」ってのも変だな。
いやいや、そんなにたこやきを大盤振る舞いしちゃって、いいんですか。
あ、そうですか、なら、私にも一つくださいな！
ぽんぽん出てくるシーンで、子供もうけていました。

ありえないことなんですが、加藤休ミさんが描くと、なんだかほんとに見えてくる、そんな絵本でした。
それぞれの動物の「秘密」の部分の出し方がすごくいいんですよー。
個人的にはアヒルのくちばしがよかったです。
カステラのパフパフ感がおいしそうでした。
ページをめくるタイミングをよく練習してから子どもたちに読みたいです。
3，4歳くらいから小学校低学年くらいまで楽しめそうです。