宮沢賢治の絵本 貝の火 宮沢賢治の絵本 貝の火
作: 宮沢 賢治 絵: おくはら ゆめ  出版社: 三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
親子のひばりは、沢山おじきをして申しました。 「これは貝の火という宝珠でございます。 王さまのお伝言ではあなた様のお手入れ次第で、この珠はどんなにでも立派になる

ロバのシルベスターとまほうの小石」 パパの声

ロバのシルベスターとまほうの小石 作・絵:ウィリアム・スタイグ
訳:せた ていじ
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
本体価格:\1,300+税
発行日:2006年02月
ISBN:9784566008359
評価スコア 4.67
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  • 人生について知るということ

     アメリカに「コールデコット賞」という有名な絵本の賞があります。
     これは、アメリカ図書館協会が,アメリカで出版された絵本の中でその年のもっともすぐれた作品に贈る賞で、1937年に創設されています。
     賞の名前は,19世紀の絵本画家,ランドルフ・J・コールデコットからとられています。
     ウィリアム・スタイグ作のこの絵本は1970年にコールデコット賞を受賞しています。
     受賞の際のスタイグさんのスピーチが巻末に収められています。
     そのスピーチの中でスタイグさんはこんなことを話されています。
     「児童文学をふくむ芸術は(中略)謎を謎としたままで人生について知ることを助けてくれます。(中略)そして不思議だと思うことは、人生に敬意を払うことにつながります」と。

     絵本の主人公は、変わった色の小石をあつめるのが大好きなロバのシルベスターくん。
     ある日、彼は小さな、魔法の小石を見つけるのですが、まちがって、自分が石になる魔法をかけてしまいます。
     家に帰らないシルベスターくんを心配してお父さんもお母さんも、村の動物たちも一生懸命探すのですが、まさかシルベスターくんが小石になっていると思いませんから、見つけることができません。
     季節がめぐって、新しい春になりました。シルベスターくんの両親は悲しみから抜け出そうと、ピクニックにでかけます。
     そこには小石にかわったシルベスターくんがいます。
     さあ、お父さんお母さんはシルベスターくんに会えるでしょうか。

     絵本にはどんな魔法もありません。
     最後に誰もがよかったと思えることこそが大事なことではないでしょうか。
     スタイグさんはそんなことを描きたかったような気がします。

    投稿日:2019/04/14

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  • 子どもがいなくなったとき両親は

    院内学級での読み聞かせ。
    こじんまりして静かに聞いてもらえたのですが、自分としては苦戦。
    センテンスが長いのと、カタカナ。そして、文章が女性文。何度もつっかえてしまったり読み間違いをしてしまったり読み終えてから反省しきり。
    自分の苦手をむき出しにしてしまいました。
    とはいえ、話は親としてとても考えさせられる内容でした。
    子どもが行方不明になったら親はどうなるのだろうか? 
    ダンカン夫婦の苦しみ、あきらめ、でも忘れられない子どもへの思いが切々と伝わってきます。
    子どもが帰ってきた時、二人の思いは言い尽くせないほどだったでしょう。
    この絵本では、シルベスターが帰ってきます。聞いている子どもたちは、ダンカン夫婦のつらさまでは思い至らないかもしれません。
    親も、自分の子が行方不明になったら(?)などと思い至らないかと思います。
    でも、現実社会では、悲しい事件が後をたちません。
    子どもには、自分がいないと親はこれほど悲しいんだということを少し感じて欲しいと思いました。
    話は戻りますが、この絵本はあわてず、ゆったりとしみじみと読む本だと思いました。

    投稿日:2009/04/30

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  • 話の展開が絶妙

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    1970年のコールデコット賞受賞作品。
    ウィリアム・スタイグは、シュレックの原作者です。

    お話は、ロバの子シルベスターが、願いのかなう魔法の小石を手に入れたところから始まります。

    ところが、腹をすかせたライオンが現われたときに、シルベスターはたまげて、「ぼくはいわになりたい」と岩になってしまったのです。
    元に戻れる方法は、誰かが魔法の小石を見つけ、となりの岩よ、ロバになれ、と言ってくれることだけです。

    この設定って、どう見ても元に戻れないはずです。
    息子ともども、予測のつかない展開に期待が膨らみ、一気に読んだ感じです。

    家族愛について、大いに考えさせられる絵本です。
    普段のさりげない毎日こそが、幸せだと言えるのだと再認識させられた気がします。

    文章が長くテンポ感がないので、読みにくい感じがしますが、そこは話の展開の素晴らしさが十分にカバーしてくれると思います。
    絵も素朴で素敵ですので、年長くらいから楽しめます。

    投稿日:2008/03/15

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  • 希望の縁の落とし穴

    • ジョバンニさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子5歳、女の子2歳

    子供の頃、「魔法が使えたらなぁ」とよく考えたものでした。その時の思いは、「魔法が使えれば全ての夢が叶う」でした。
    石を集める趣味のシルベスターも、魔法が叶えられる「真っ赤な魔法の小石」を手に入れます。しかし、…………。
    魔法に対し夢を抱いている子供には、ちょっとショックな展開ですが、何でも夢が叶えられる「魔法」よりも大切なことを知る上で、良い絵本だと思います。お勧めします。
    読み聞かせる大人にとっては、「世の中そんなに甘くはない!」と言う啓示のようでドッキリものです。

    投稿日:2004/02/23

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