いろいろたべもの(偕成社)
シルエットから食べものをあててね!『おせち』が大好評の作者の最新刊!
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
並び替え
5件見つかりました
目に見えないくらい小さな魔女だから、可愛いお話だろうと扉を開いたら、心は凍りついてしまいました。 人や動物の頭に入って恐ろしい指令を出すピッキは、悪魔そのものなのかもしれません。 悪い事の方が、自分の力を確認しやすいからでしょう。 大きな混乱を巻き起こしたピッキが、最後に飛び込んだのは一番強い魔女の頭の中。 とんでもない結末まで、緊張は高まり続けでした。 文中に書かれてはいましたが、決して妖精なんかじゃありません。
投稿日:2021/10/09
小さな小さな魔女ピッキの姿を、お話の中で見つけることはできませんでした。でも、確かにいるのです。犬の頭の中に入り込んで、その考えや動きを指示して、悪いことをしている人たちに気づかせようとします。王さまの頭の中にも入り込みました。ひどいことをしている王さまに対しては、恐ろしい仕打ちが待っていました。 もしかしたら、悪いことをしている人の頭の中に入っていくかもしれませんよ。でも、ピッキの姿を、ちょこっとでもいいから見てみたかったなぁ。 絵の表現の仕方が、日本とは違う雰囲気が漂ってきました。
投稿日:2015/02/26
この本の主役であるピッキは最後まで絵本の中に絵としては登場しません。小さすぎて絵には描けないのです。 ピッキは小さすぎて魔女の仲間に入れません。しかも魔女らしくするのが苦手。魔法も使えるかわかりません。でも、自分の力を試したくて手始めに犬の鼻から頭の中に入ります、頭の中に入り込んで”気持ち”となって犬のことを操るのです。気持ちや考えは頭の中にたくさんあるから小さくて小さくて、見えないのです。犬の次は見せ物の熊、そして自信をつけてついに、人間の子供に。そして、その子供を通して悪い王様を国から追い出してしまうのです。 最後は天使だったのかしら?という結末になっています。 人の気持ちや考えは、本当に魔女のよう。その一つがかわり、みんなの力を合わせただけで大きな力になると言いたいのでしょうか?それとも?? いろいろな意味に取れるので読んだ後子供たちと一緒に話し合いを持つことができるかもしれません。
投稿日:2009/12/09
小さすぎて姿の見えない魔女のピッキ。 絵本でもまったくその姿を描かれていません。 これは、作者がピッキを人間の本質として書いているのだと思います。 ピッキは、冷酷な面もあり、正義感もあります。 人間の心はやはり両方を持っているからです。 ピッキが正義の道を行く時、人間の心の変化を描いています。 平和を掴み取ろうとした時、人間は自分の心の魔女の存在に気が付いたのだと思います。 もう決して魔女に操られない強さを感じます。
投稿日:2007/04/18
大きな本なので子供が喜びそうだなと思いました。でもお話しは暗くて怖いものでした。単純に読むと「独裁政治はいけない」というものですが、このようなテーマが絵本にふさわしいのかなと感じました。もしかしたら別のメッセージがあるのかもしれませんが、私には読み取れませんでした。本の大きさは子供向きですが、内容は大人向きというちょっとちぐはぐな印象をもってしましました
投稿日:2007/03/15
※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。
はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの / だるまさんが
ぐりとぐら / はらぺこあおむし / バムとケロ / こびとづかん / はじめてのおつかい / そらまめくん / 谷川俊太郎 / ちいさなちいさな王様 / いないいないばあ / いやいやえん / スイミー / 飛び出す絵本
楽しいともっと好きになる ディズニー知育絵本フェア
100名様に絵本プレゼント「みんなのよみきかせ絵本大賞」
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
詳細検索