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移動するものたち

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タヌキのきょうしつ」 みんなの声

タヌキのきょうしつ 作:山下 明生
絵:長谷川 義史
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:2019年07月10日
ISBN:9784251005533
評価スコア 4.5
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  • 心温まる物語です。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子6歳、女の子2歳

    校庭のコガネモチの根元にすんでいるタヌキたちは、ニンゲンの子どものように勉強がしたくなりました。そこで、夜の教室を借りて授業を始めますが…。たぬきたちの夜の学校を想像すると、微笑ましくなりました。最後の温かな結末にほっとしました。

    投稿日:2022/09/08

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  • なんかひっかかる・・

    タヌキたちも人間たちと同じように勉強し
    人間とタヌキの交流もあり・・という
    とってもほほえましい、前半のお話から
    後半は、戦争に、タヌキたちも巻き込まれていく悲しいお話に・・。
    最後は戦後の復興に、タヌキの子孫たちも、
    「ご相伴」にあずかれて・・。

    可愛く楽しく、でも、戦争の悲惨さも忘れないで・・と
    少々盛りだくさんな気がします。

    そしてなにより気になるのが
    8月15日に関する記載。

    「日本の国が、世界中に謝って、戦争が終わった」
    そうです。

    たしかに敗戦国だから、そうなのかなぁ・・。
    子どものころ「日本は悪いことをしたから、原爆を落とされても仕方なかったのだ」と学校で習いました。
    でも、戦争に至る経緯なんかは、
    日本には日本の言い分もあったのだと、
    自分で調べて知りました。

    あの小学校の先生が言っていたことは
    偏った自虐史だったのだなぁと、結論付けている私にとっては、
    この一文は、ちょっと気になりました。

    きっともう読まないでしょう。

    投稿日:2022/08/09

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  • タヌキから学ぶ

    広島の小学校のお話ということで、ある程度は予測したのですが、のどかなお話の暗転に、気持ちをついていかせるのにちょっと苦労しました。
    勉強の好きなタヌキたちが、小学校の教室で夜間授業を始めたところには、素朴な初等教育の芽生えとタヌキを通しての子どもたちの成長を感じたのですが、時代とともに変わる教育内容を反映した構図となりました。
    そして、戦争、原爆、終戦にまで言及していきます。
    微笑ましい話が、やがて切なくて、悲しみに満ちていき、平和を喜ぶ物語となっていきます。
    小学校低学年の感想文の課題図書となったこの本です。
    子どもたちはどのように、この物語を受けとめるのでしょう。

    投稿日:2021/03/21

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  • 2020年の夏休みの課題図書になった本です。
     対象が小学校低学年となっていて、絵を描いているのは長谷川義史さんですが、絵本というより童話の部類になります。
     しかも、最初はタヌキのお父さんがタヌキにも勉強が必要だと、夜の教室でひそかに勉強するというようなファンタスティックな内容ですが、この作品の舞台が広島ということもあって、かなり重厚な作品になっていきます。
     タヌキたちが学校で勉強している、そんなのどかな時代からそのうち日本は戦争の準備を始めていきます。
     タヌキの子どもたちも夜の校庭で行進の練習をしたりします。
     そして、戦争。ついには広島に原爆が落とされます。
     このページから続く数ページの、長谷川さんの絵はなんともいえない悲しみでいっぱいです。
     この絵を見るだけで、十分この本を手にする価値はあります。

     広島の悲劇と戦後の復興は小学校の低学年ではまだ難しいかもしれません。
     それを作者の山下明生さんは広島市民球場のそばのユニークなおでんやさんとそこに現れるタヌキの子どもたちとのエピソードで、わかりやすく、「平和」ということの尊さを表現しています。
     「平和」とは、タヌキの子どもたちも楽しく勉強ができたり遊んだりできることなのかもしれません。

    投稿日:2021/01/10

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  • 戦争

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子9歳、女の子7歳、女の子3歳

    さわりからこれは戦争の話出るなーって思いました。予想通り戦争の話出てきましたね、って感じでした。
    たぬきたちほど人間も勤勉だといいのですがね(笑)。
    低学年の子はそもそも戦争を知らないって子も多そうなので、戦争と平和について少し考えるきっかけになればいいと思います。

    投稿日:2020/07/12

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  • 最初は昔話のような雰囲気で、タヌキが夜な夜な小学校で、人間のようにお勉強をするお話でした。このまま和やかに終わるのかなと思っていたら、徐々に広島に原子爆弾が投下されたお話になり、平和を愛する街へと移り変わる様子がわかりやすく展開されていきました。低学年の子どもにもわかりやすく、親子で戦争と平和について考えるきっかけとなりました。

    投稿日:2020/07/05

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  • 明治六年のお話から始まりました
    広島県にはじめてできた学校だそうです(本当の話です)

    そこで子ども達が 勉強していたのですが タヌキもクロガネモチの下に住んでいて 人間と同じように 学んでいたというお話しです
    なかなか おもしろくて  タヌキたちも 真面目だったのが かわいくて それを見つけた 教頭先生もいい人です

    そして月日がたち 日本は 戦争を始めたのです
    今日、6月23日は 沖縄の戦争 慰霊の日(75年目です)

    二度と戦争は起こしてはなりません!!  
    戦争を体験した人が 語り部をして私たちに戦争の悲惨さを伝えてくれています。
    でも・・ 体験した方も年をとり 語り部のかたも少なくなりました

    このお話も広島に 原爆が落とされたことが書かれていますが
    戦争は 嫌です!

    このお話は タヌキのきょうしつというお話ですが
    本当のこと(戦争のこと)
    みんなに知ってほしいと書かれたのですね
    長谷川さんの絵はいいですね〜
    山下明生さんのお話に  ピッタリです! 
    皆さん読んでくださいね

    投稿日:2020/06/23

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  • 小学校低学年向けの児童書です。
    山下さんの親しみやすい文章に、長谷川さんのユーモラスな挿絵でスーっと、物語の中に入っていけます。
    今度はどんなお話だろうかと、表紙を見ただけでワクワクしてしまいました。
    読んでいると、熱心に勉強しているたぬきたちが目の前にいるような錯覚が起きてきました。
    少しむかし(昭和の時代)に起きた出来事を広島県にあった「のぼり町小学校」を舞台に描いてくれています。
    重たい話ではないので、これからの子どもたちが
    戦争のこと、広島のこと、原爆のことを考えるきっかけになるといいかなと、思いました。

    この本を手にしたら、裏表紙の葉っぱの手紙まで読んでくださいね。
    パズルみたいで楽しい手紙です。

    投稿日:2019/11/30

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  • 我が子にも読んでほしい1冊。

    親はもちろん、祖父母ですら戦争を知らない世代になってきた現代。
    未来を担う子供達に戦争の悲惨さと平和の尊さ大切さを知っておいてほしいが、そらを身を持って語れる方々は少なくなっているのも現実。
    こちらの児童書は、小学校低学年の子供の戦争への知識の入り口としても良書に感じました。

    投稿日:2019/08/02

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